InterBEE 2015 音響機材まとめレポート ②

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InterBEE 2015 音響機材まとめレポート ①に続いて後半編です。

前回のInterBEE 2015 音響機材まとめレポート ①はこちら

https://info.shimamura.co.jp/digital/event_info/2015/11/73831

ZOOM / ズーム

発売から品切れ状態のフィールドレコーダー「 F8 」。
ZOOM史上最高品位プリアンプ、そして独立のリミッターを搭載した8チャンネルのマイク入力を装備しています。また、カメラとの親和性も高く、超高精度なTCXOを内蔵し正確なタイムコード送るBNCコネクター、BWF互換WAV、DSLRカメラにマウントするアダプタなど映像用途を意識したレコーダーとなっています。

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また、フィールドレコーダーとしては初のBluetoothによるワイヤレスコントロールが可能で、専用iOSアプリ『F8 Control』を使うことで、録音などの基本操作のほかに、各チャンネルミキサーとして使用できます。さらに、ファイル名のリネームやメタデータといった本体では入力が困難なこともiPhoneあるいはiPadの入力方法で管理することができます。

ニュース記事:プロ仕様のフィールドレコーダー ZOOM F8

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2009年11月に発売され爆発的な人気となった同社初のモバイル動画レコーダー「Q3」から6年。音にこだわった動画を撮りたいユーザーからの支持を集めるハンディビデオレコーダーQシリーズの新機種「 Q4n 」が先行展示されておりました。
マイク部分が動かせるようになったことで、用途に応じて2パターンの集音方式から選べるようになっています。

ニュース記事:ZOOM(ズーム)の人気ハンディーレコーダーQ4の後継機種「Q4n」登場!

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iZotope / アイゾトープ

高い注目を集めるマスタリングソフトウエア「 Ozone7 」。
角がとれたアナログ独特のサウンドミックスまで仕上げることが可能になり、さらにDAWに必要不可欠のプラグインとして確立しています。

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ちょうど、江夏 正晃氏によるセミナーが実施されておりました。
江夏氏は、OZONEを使って移動時間の2時間で55曲をマスタリングしたそうです。すごいですね‥。それほど簡単に行えるということをお話されておりました。

OZONEはプリセットが豊富としても有名です。プラグインの中にはプリセットが多いだけでコレどういう時使うの?という経験をした方も多いと思います。OZONEはその一つ一つプリセットの完成度が高い。下手にいじってしまうよりむしろプリセットだけで仕上げた方が良い出来になる楽曲も珍しくありません。まさに、ミックス初心者からプロユースまで使えるプラグインです。

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セミナーでは、新プラグインの紹介、新機能「Codec Preview」やIRCアルゴリズム「IRC IV」、音圧の調整方法を丁寧にわかりやすく説明されておりました。

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SPL / エスピーエル

ドイツのアウトボードメーカーSPLからは「 Crimson 」の下位機種にあたる「 Creon 」が展示されておりました。

「 Crimson 」と同じ24bit/192kHz対応のUSBオーディオインターフェースで、カラーはホワイトとブラックをラインナップ。

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「 Crimson 」よりもチャンネル数、モニターセレクター、アーティストモニター機能などがなくなり、よりシンプルになっています。SPLのハイクオリティなマイクプリアンプは2系統搭載。iOSデバイスによる録音にも対応しています。

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InterBEE 2015の音響機材の中でも注目されていたのがマスタリング用チューブコンプレッサー「 IRON 」。

Passeq などで採用されている独自開発したハンドメイドの120Vテクノロジーのオペアンプ採用し、他社とは一線を画する高いダイナミックレンジを確保。また、サイドチェインEQやオーディオフィルター、時間で切り換えするユニークなオートバイパス機能などが搭載しています。

最大の注目はRectifierで、異なる真空管回路のバイアス電圧を6種類切り替えることで、それぞれの全く異なるかかり具合になるとのこと。真空管のグリッドにかかる電圧を3段階に調整可能なチューブバイアスと合わせることでさまざまな効果が得られます。
ブラックとレッドカラーの2ラインナップで発売予定。ハイエンドのアウトボードでカラーが選べるのは珍しいですね。

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AKG / エーケージー,アーカーゲー

こちらはAKGマイクコーナー。

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AKG からは「 C214 」の上位機種にあたる「 C314 」が展示されておりました。

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コンサートやレコーディングで定番の「 C414 XLS 」と同一のダイヤフラムを搭載し、写真では見えにくいですが同デュアル・ダイヤフラム構成。近接効果の影響を最小限に抑制しフラットかつクリアな音質です。オーバーロードを知らせるLEDがマイクに搭載しているのが面白いですね。指向性はカーディオイド、スーパーカーディオイド、無指向性、双指向性の4段階から切り替え可能です。

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ハンドボーカルマイク「 D5 C 」とスイッチ付き「 D5 CS 」も発表。
現在発売されている「 D5 」は指向性がスーパーカーディオイドですが、こちらはカーディオイド。マイク正面から多少ずれても音質・音量が大きく変化しないので、激しい動きの伴うライブに最適です。

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わずか1Uラックサイズの大きさで音響システムが構築できたらいいですよね。そんなオートマチックミキサー「 DMM8 U 」「DMM 14U」が初展示。
レベル調整やダッキング、ノイズ検知などのオートミキシング機能やHF/LF EQ、ローカットフィルター、リミッター、コンプ、ディレイを搭載。グラフィック・イコライザーも備え1台で音響システムを完結できます。

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信号レベルもLEDで視覚的に確認可能で、設定は最大6つまで保存できます。
背面のUSB端子では、PCでの録音/再生が行え、また最大10台までカスケード接続することもできます。

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Steinberg / スタインバーグ

スタインバーグコーナーでは、発売から好評のモニタースピーカー HSシリーズ や、人気オーディオインターフェイスが展示されておりました。

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こちらは、先日発売されたばかりの「 UR22mk2 」。
上位機種「 UR242 」で搭載されていたループバック機能、iPad接続などが追加されています。

ニュース記事:人気オーディオインターフェイスが配信用にループバック備えてリリース Steinberg UR22mk2

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YAMAHA / ヤマハ

密閉ダイナミック型の「 HPH-MT7 」「 HPH-MT7W 」も展示。

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口径φ40mmドライバーユニット採用し、99dB SPL/mWの音圧レベル確保。カラーは、グレイ・ブラックとホワイトの2色展開です。

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内部パーツを比べると「 HPH-MT220 」の下位機種にあたるそうですが、ただ、後に発売されたこともありバランスはかなり整っているとのこと。
音質仕様以外にもイヤーパッドが円形になっている違いなどがありますが、耐久性や音量を判断するとライブ時のモニタリング基本的には「 HPH-MT7 シリーズ」、音楽制作やレコーディングには「 HPH-MT220 」がそれぞれ向いていると言えそうです。

ニュース記事:プロフェッショナルな音楽制作やレコーディング、ライブ SR に最適なスタジオモニター・ヘッドホンヤマハ HPH-MT7、HPH-MT7W

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こちらも新製品。パワードミキサー「 EMX-2 」です。

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EMXシリーズ の中で最も軽量で、重さが約半分の4.2kgです。また、新たにHi-Z 入力を装備したことでエレアコなどを接続できますので、ちょっとした講演会やミニライブにはピッタリです。
ライブで嫌なハウリングですが、フィードバックサプレッサーが搭載されたことも嬉しいですね。

ニュース記事:軽快に持ち運びできるコンパクト設計パワードミキサー YAMAHA EMX-2

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先月発売されたバンドパス方式を採用した「 DXS18 」。

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最大136dB SPLという驚異的な数字で、爆音を出すことができます。しかも、2台以上の組み合わせることができるカーディオイドモード搭載。ステージ側に回り込む低音を減し、ステージモニター環境を向上させながら、観客席側の音圧も増大させることが可能です。

ニュース記事:YAMAHA DXS18 クラス最高レベルの最大136dB SPLを実現したパワードサブウーファー

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デジタル・ミキシング・コンソール TFシリーズも展示。

大きいデジタルミキサーって操作が難しそうに見えますが、こちらはとても簡単に扱うことができます。PAの知識がなくてもサポートしてくれる機能がたくさんついているので、正直、音響に長けたスタッフがいない環境でもおすすめできます。例えば、使用するマイクのメーカーを選び、ボーカルなどプレイヤー環境を選択するだけで最適に調整してくれたり、タッチパネル操作で行えるので直感的に操作することが可能です。

ニュース記事:新世代の小型デジタルコンソール YAMAHA TFシリーズ

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dbx / ディービーエックス

dbxからは簡易PAシステムに重宝するPAサプレッサー&小型ミキサー「 goRack 」が発表です。

まず、ミキサーとパワードアンプの間に設置することで音響調整として(PAプロセッサー)使用できます。
一番左のボタンの「MUTE」は、音をとっさに消したい時に便利です。「ANTI-FEEDBACK」は、ハウリング・サプレッサー機能で、音楽かスピーチ、あるいは音楽とスピーチ両方のプリセット選ぶことで音質への影響を最小限に抑えながらハウリングを除去できます。
「COMPRESSOR」は、dbxの得意とするところ。世界的に評価が高いコンプで音量バランスを整えることができます。ひとつ飛ばして、一番右のボタン「EQ」は、31バンド・グラフィック・イコライザーです。プリセットから全16種類用意され最終的な音質調整が行えます。

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PAプロセッサーとしてだけでなく、コンパクトミキサーとして使用できます。

XLRとシールド(TRSフォーン)の両方に対応した入力コンボジャックを2系統装備、ラインとマイクのレベルを切り替えられるので、マイクや楽器を直接接続することができます。
ミニ・ステレオのAUX端子も入力できるので、ポータブル音楽プレイヤーなど接続すればBGMを流すことも。このAUX端子は入力信号に基づいて新たな低域信号を合成するサブハーモニック・シンセサイザーを掛けることができるので、重低音を利かせたいDJなどのイベントにも最適ですね。

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そして、ついにdbx 900シリーズを継承した、VPRアライアンス規格の500モジュールが国内で登場。

左から、サブハーモニック・シンセサイザー「 dbx 510 」、ステージ定番のdbx 160Aをベースに設計したコンプレッサー/リミッター「 dbx 560A 」、ディエッサー「 dbx 520 」、プリアンプ「 dbx 580 」です。
この他、パラメトリック・イコライザー「 dbx 530 」と、モジュールを8つまで収納できる「PowerRack8」が発売を控えています。

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チューブ・マイクプリアンプ/チャンネルストリップ「 676 」も初披露。

真空管 12AU7Aを搭載し、250Vの陽極電圧で駆動。ミッドレンジのスイープ可能な3バンドのパラメトリックEQ、コンプレッサー/リミッターを装備し、GAINとPOST TUBE ATTENUATIONを調整することで、クリーンな音質から太く温かみのある音質まで作ることができます。
前面には楽器入力可能な高インピーダンス(500Ω)入力、背面にはエフェクター用にインサート端子や、サイドチェインも装備しています。

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こちらは、ライブハウスや飲食店、ホールや劇場などの固定設備用として定評のあるデジタル・マルチプロセッサー DriveRack シリーズの新機種「 VENU360 」。

「 DriveRack VENU360 」は、DriveRack 260 の進化モデルで処理機能や入力数を追加しています。スピーカーやパワーアンプのモデル名や構成を選択するだけで、クロスオーバー、EQ、リミッターや出力ディレイ、極性などを最適な値に自動で設定。また、会場に適した音質補正を自動的に行うオートEQ機能を搭載したことにより、オプションのRTAマイクロホンを使用して音場を分析することで最適なスピーカーの出力レベルと周波数特性を瞬時に判断し、補正が可能です。

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携帯端末やコンピューターを使用してワイヤレスで制御するアプリも用意されております。
会場を歩いて実際の音を確かめながらサウンドをワイヤレスで調節、レベルメーターなども表示されるためとても便利になっています。

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Mackie / マッキー

Mackieコーナーには「 ProFX v2 シリーズ 」が各モデル展示。

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ProFX v2 シリーズは、ライブサウンド向けに開発された超低ノイズのVITAマイクプリアンプ搭載し、16種類のエフェクターを内蔵、メインもしくはモニター用の音響調整としてグラフィック・イコライザーを全モデルに採用しているライブ向けミキサーです。「PROFX4V2」以外のモデルにはUSBオーディオインターフェイスが搭載しているので、ライブレコーディング、BGM再生といったことがMACやPCで行えます。

ニュース記事:プロフェッショナル・エフェクトミキサー Mackie ProFX v2 シリーズ

下画像は、ラインナップの中で一番大きい30チャンネルモデルの「 ProFX30v2 」。

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下画像は、ラインナップの中で一番小さい4チャンネルモデルの「 PROFX4V2 」。

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こちらは、今年夏に発売され大変人気の低価格帯コンパクトミキサー「 MIXシリーズ 」(下画像は「MIX12FX」)と、来年、発売を予定している「 CRBT シリーズ 」(下画像は「 CR5BT 」)です。

ニュース記事:Mackieがコストパフォーマンスに優れたMIXシリーズコンパクトミキサー3機種を発表

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「 CRBT シリーズ 」は、スタジオモニターと同じくらいの音質を実現した「CRシリーズ」を、Bluetoothに対応させたモデル。
音楽制作と音楽鑑賞用にスピーカーを2つ揃えるのは、費用はもちろん設置場所も困ったりします。もちろん、携帯音楽プレイヤーをミキサーでまとめて出力すれば両立できますが、もっと手軽にワイヤレスで再生したい。音楽聞くのにコンピューターをわざわざ付けたくない。そんな方にぴったりなスピーカーです。

下画像は、「 MIX8 」と「 CR4BT 」。

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下画像は、「 MIX5 」と「 CR3 」。こちらのスピーカーはワイヤードモデル。

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こちらも、来年発売予定のオールインワン・PAシステム「 REACH 」。

ホームページでみる画像ですと、とても大きいイメージがあったのですが、実物見ると意外とコンパクト。
「 REACH 」は、ドライバーユニットを垂直アレイ構造に配列しているため、一つのスピーカーから幅広いエリアに音を届けることができます。また、マイクやギター、キーボードを直接入力できる6チャンネルのミキサーを搭載し、リバーブ、ディレイなどの16種類のエフェクターを内蔵しているため、これ一台で多目的に使用することができます。

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ATV / エーティーブイ

今、もっとも注目が集まるメーカーといえば‥ローランド株式会社の創業者、梯氏が設立したATV株式会社。
以前紹介させていただいた新製品発表会の製品がInter BEEで展示しておりました。

イベント記事:あの梯郁太郎氏が設立した「ATV 株式会社」新製品発表会レポート

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こちらは音声、映像を切り替えることができる4チャンネル・ビデオミキサー「 A-PRO-4 」。
SDIやHDMI入力に対応し、出力はSDI、HDMIのほかUSB3.0/2.0を装備。YouTubeやUSTREAMなどのライブストリーミングによる動画配信を行うことが可能です。映像フォーマットは480i、720p、1080i、1080p、2K(2048×1080)まで対応します。

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「 MS-8 」は8チャンネルのラック型ビデオスイッチャー。
入力はSDI、HDMI、RGB、VIDEOに対応し、標準フォンのオーディオ入力も装備。こちらもオーディオ/ビデオを出力できるUSB端子が設けられ、skypeなどコミュニケーションサービスを利用すればビデオ会議に使用できるとのこと。

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SDI⇒HDMI、HDMI⇒SDI、SDI⇔HDMIの変換に対応するビデオコンバーターも各種展示。

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ROLAND / ローランド

ローランドブースでは、M-5000CやV-1200HDが展示されておりましたが、その中でも一際賑わいをみせていたのが、InterBEEに合わせて発表された「 V-1HD 」。

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「 V-1HD 」は、重さ約1.2kgというプロ映像機器の中では超軽量なフルHD対応映像スイッチャー。
HDMIの入力に絞ったことでポータブル性を実現し、場所をとらず持ち運びも容易です。もちろん、RGBやコンポジットといったアナログ信号を受けたい場合はスキャンコンバーター VC-1-SC を使用することで可能になります。

この筐体の中にピクチャーinピクチャーやスプリットなどの2画面、クロマキーやルミキーによる合成、30種類のワイプなど、豊富なエフェクトや機能を搭載。音に合わせて映像を自動で切り替えるBPM SYNCなどクラブDJシーンなどで活用できる機能も。

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入力は4ポート、出力はメインとプレビューの2ポートを装備。プレビューはメイン画面を出力することもできます。
会場では「 GoPro HERO4 」と繋いで試せるようになっていて、ZOOM Q4 とも繋げてテストしましたが、問題なく動作しました。
本体でフルコントロールできますが、パソコンやiPadにUSB接続し専用アプリを用いることで視覚的にコントロールすることもできます。

ニュース記事:Roland V-1HD 発表!持ち運べる大きさの映像スイッチャー/ミキサー

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メーカー(ブランド)ごとに見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
Inter BEE 2015 レポートは終了ですが、最後に一緒に同行した島村楽器デジタル音響機器の御意見番こと郡山店スタッフ阿部によるInterBEE 2015で注目した製品の紹介です。

デジタル楽器アドバイザー
阿部はInterBEE のここに注目した

イベントホールで行われていたラインアレイのスピーカー比較や、danteやMADIといったネットワーク系などInterBEEらしいSR機器の中でグッときたのはこちら。

  • Soundcraft Realtime Rack

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去年のNAMMショーで発表されていましたが、最近ますます充実しているUADプラグインをsoundcraftのデジタルミキサーViシリーズで使用できるという代物。

SSLのDUENDE、t.cのPOWERCORE、そしてUAのAPOLLOと、どうしてDSPパワー系のラックはかっこ良いのでしょうか。ヒビノ社のブースにあったということでいよいよ発売が近いのでしょうが、‥聞きそびれました。
DIGICOとWAVESのDIGIGRIDといい、プラグインメーカーによるSR用ネットワークオーディオの参入は今後もトレンドになりそうです。

SR機器も良いですが、楽器演奏者総宅録愛好化を目指し日々店頭に立つものとしては、録音関係も気になるところ。

マイクならAKGのC314が宅録定番になるオーラ満々だったことと、モニタースピーカーならEVE AudioのSC203のオレンジ色のインシュレーターのカワイさに惹かれましたが、お客様で悩んでいる方が多いマスタリングくくりで紹介致しましょう。

よく言われることですが、CDが売れないのは、CDというコンテンツが時代に合わないから。逆にネット上には誰でも音楽を公開し、聴くことができる素晴らしい可能性が拡がってます!
音楽やる上で良い時代かもという最近の空気感。
だからこそ個人でもミックス/マスタリングしっかりやって品質を上げないと。ということでまずはすでに人気ソフトの最新版

  • iZotope OZONE 7 Advance

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個人的にOZONE 6で相当音質が良くなった印象でしたが、7はVintage系のダイナミクス&EQに加え、ようやくcodec preview機能が加わりました。

アナログ感(奥行き)の付加はPSPやWAVESやUAD2プラグインの数々で、オーディオ形式変換後どうなるかチェックはSONOXのCodec toolboxで出来ることはできましたがそこはOZONE。他に何も要らないとばかりに、簡単に(プリセットで)いい結果をもたらすツールとして無敵に近づいた印象です。

なかなか近隣の島村楽器に置いてないでしょうが扱ってますよ?ということでこういうのも一応。

  • ANTELOPE Orion Studio

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マスタークロックといえばAntelope。
マスタリングならPURE2なんでしょうが(写真を取り忘れたので)最近パートごとのステムミックスでマスタリングを行うの流行ってますよねということでD-SubやADATでマルチアウトなOrion Studioを。

個人的な経験上、ケーブルより電源より出音が一番変わるのはマスタークロックの導入だと思いますが、その最高峰が入っていて高音質のDAC搭載なら安く感じてきませんでしょうか?しかもとんでもない高級感。

ここから(同じく写真を取り忘れた)RADIALの真空管サミングミキサーSpace Heaterやら、(同じく写真を取り忘れた)SPLのIRONやらを通せば悪くならないわけがない。

皆様のお問い合わせをお待ちしております。

その他調音や吸音パネルに面白いものが多かったですが、紹介し切れません!また機会があれば紹介させて頂きます!

以上がInter BEE 2015に出展された主な新製品の音響機材でした。

また来年も開催予定ですので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

来年の開催日は2016年11月16日(水)~11月18日(金)の予定です。

Inter BEE 公式サイト
http://www.inter-bee.com/ja/

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