ZOOM(ズーム)がアナログミキサーの直感的な操作性とデジタルミキサーの利便性を融合した12チャンネルのライブミキサー&レコーダー「LiveTrak L12next」を発売します。
- アナログライクな60mmフェーダー&3ノブ構成で、GAIN/EQ/PANなど主要パラメータを直感的にコントロール
- 12トラック+ステレオの14トラック同時録音と32bitフロート対応マスタートラックで、ライブも制作も高音質収録
- 5系統のパーソナルミックスと高品位マイクプリ(EIN -128 dBu/+70 dB)で、ステージモニター環境も本格対応

特徴
LiveTrak L12nextは、アナログミキサーのような60mmフェーダーと専用ノブによる直感的な操作性と、シーンメモリやマルチトラック録音、USBオーディオ・インターフェース機能といったデジタルならではの柔軟さを1台に統合したライブミキサー&レコーダーです。
12チャンネル入力と5系統のパーソナルモニター出力、14トラック同時録音、32bitフロート・マスタートラック、EIN -128 dBu/最大+70 dBの高品位マイクプリなどを搭載し、ライブPA、リハーサル録音、スタジオ制作、ライブ配信まで幅広い用途をカバーします。ステージ・スタジオ・自宅のどの現場でも、ミキサー、レコーダー、オーディオインターフェースをまとめてまかなえるオールインワンなデジタルミキサーです。

デジタルの利便性とアナログの操作性を両立したハイブリッド設計

LiveTrak L12nextの最大の特徴は、アナログミキサーのようなスピーディで視覚的にわかりやすい操作性と、デジタルミキサーならではのシーンメモリや多機能処理を同時に実現している点です。
各チャンネルストリップには60mmストロークのフェーダーと3つのチャンネルノブを搭載し、「チャンネルノブ選択キー」によってGAIN、コンプレッサー、3バンドEQ(LOW/MID/HIGH)、PAN、エフェクトセンドなどの主要パラメータを瞬時に割り当て可能。アナログ卓のように「触った場所がそのまま音に反映される」感覚を維持しながら、最大10種類のミキサー設定をシーンメモリとして保存・呼び出しできるため、イベントの転換や同一セットの再現が格段にスムーズになります。
ノブ周囲のLEDインジケーターにより暗い現場でも設定値を一目で確認でき、ライブハウスや小規模PA現場など、時間と視認性が重要なシーンで真価を発揮します。

高品位マイクプリと多彩なサウンドメイク機能
入力段には、EIN -128 dBuという超低ノイズフロアと最大+70 dBのゲインを持つ高品位マイクプリを搭載し、繊細なボーカルからダイナミックレンジの広い楽器までノイズを抑えてクリーンに収音できます。
1~2chにはギターなどを直結できるHi-Zスイッチ、3~8chには大きな入力を適正レベルまで下げるPADスイッチを用意し、マイクからライン、エレキギター/ベースまで幅広いソースに対応。1~4ch/5~8chのグループごとに+48Vファンタム電源を供給でき、コンデンサーマイクも安心して使用できます。
さらに、各チャンネルにはコンプレッサーと3バンドEQ、ローカットフィルター、16種類のセンドリターン・エフェクトを装備し、現場で求められる基本的なサウンドメイクを本体だけで完結可能。加えて、マスター出力にはレベルオーバーを抑えつつ音圧を稼げるマスターコンプを搭載しており、2ミックスにまとまりと迫力を与えながらクリッピングも防ぎやすくなっています。

14トラック同時録音と32bitフロート・マスターによる堅牢な収録環境
レコーダー部は、24bit/96 kHzまで対応する高解像度なレコーディング機能を内蔵し、12トラック分の各チャンネルとステレオミックスを加えた合計14トラックを同時録音できます。
録音状況や各種設定はOLEDディスプレイにわかりやすく表示され、ライブ中の確認や設定変更もスムーズです。録音後は、ミックスダウンやオーバーダビング、特定区間のみを録り直すパンチイン/パンチアウト録音に対応し、簡易的なマルチトラックスタジオとしても活躍します。
さらにマスタートラックの録音形式として32bitフロートを選択できるため、ミックス時に複数トラックの音量が重なっても、マスター側のクリップを気にせず余裕を持ってレベル設計が可能です。これにマスターコンプの組み合わせることで、音割れを回避しつつ、マスタリングに迫る力強い音圧を現場レベルで実現しやすくなっています。

5系統パーソナルミックスとUSBオーディオでライブ配信にも最適
L12nextは、5系統の独立したモニターアウトを備え、各演奏者に対して個別のパーソナルミックスを送ることができます。
イヤモニやヘッドホン向けには「ステレオ」、モニタースピーカー向けには「モノラル」の出力モードをワンタッチで切り替え可能で、ステージ構成や接続機器に応じて柔軟に対応できます。5系統のうち1系統はPAオペレーター用のヘッドホン出力としても活用でき、マスター出力だけでなく各メンバーのモニターミックスを手元で切り替えてチェック可能です。

さらに、Windows/Mac/iOS対応の14イン/4アウトUSBオーディオ・インターフェース機能を搭載し、DAWへのマルチトラック録音やライブ配信のオーディオハブとしても使用できます。ライブ配信を行いながら本体への同時録音が行えるため、配信用のミックスとアーカイブ用のマルチトラックを同時に確保したいケースにもマッチします。BluetoothアダプタBTA-1(別売)と専用アプリ「L12next Control」を組み合わせれば、iPadからのリモート操作も可能で、客席側やブースからのミックス調整にも対応します。


ラックマウント対応

別売ラックマウント・アダプタ(RKL-12)を使用すれば、『L12next』を一般的な標準ラックにマウント可能になります。スタジオやライブシステムのラックへスマートに組み込むことができます。
主な仕様
- 製品の仕様やデザイン、動作環境などは予告なく変更することがあります。
- 12チャンネル(モノラル×8/ステレオ×2)のデジタルミキサー
- EIN -128 dBu、最大入力ゲイン+70 dBの高品位なマイクプリアンプ
- 個別のミックスバランスで、ヘッドフォンまたはスピーカーに出力できる5系統のモニターアウト
- Hi-Zスイッチ(1〜2ch)、PADスイッチ(3〜8ch)、ファンタム電源(1〜4ch/5〜8ch)、MUTE/SOLOスイッチ装備
- コンプレッサー、3バンドEQ、ローカット、16種類のセンドリターン・エフェクト
- マスター出力のレベルオーバーを防いで音圧を稼ぐマスターコンプ
- 最大10種類のミキサー設定を保存できるシーンメモリ
- 最高24bit/96kHzの音質で、12トラック+ステレオミックスをmicroSDカードに記録
- オーバーダビング、パンチイン/アウト録音に対応
- モニターヘッドフォンに直接声を届けられるトークバックマイク内蔵
- Win/Mac/iOSで動作する、14イン/4アウトのUSBオーディオ・インターフェース機能*(ライブ配信しながら本体への同時録音が可能)
- 別売Bluetooth アダプタ(BTA-1) と専用アプリ『L12next Control』で、iPadからリモート操作
- 記録メディアにmicroSDHC/microSDXCカードを採用(最大1TB対応/別売)
- 外形寸法/質量:445 (W) x 285 (D) x 73 (H) mm / 2.4 kg(本体のみ)
- 付属品:ACアダプタ(AD-19)
- Lightning端子搭載のiPhone/iPadへの接続は、Lightning to USB 3 カメラアダプタが別途必要
発売日
2025年12月下旬
販売価格・ご購入はこちら
| 品名 | 販売価格 | リンク |
|---|---|---|
| LiveTrak L12next JANコード:4515260030415 | ¥84,899(税込) | オンラインストア |
- 価格は予告なく変更となる場合がございます。実際の販売価格はオンラインストアの表示価格および最寄りの店舗でご確認ください。





