AlphaThetaがSerato Studio初の専用MIDI Padコントローラーで直感的な制作を実現する音楽制作用MIDI Padコントローラー「SLAB」を発売します。
- Serato Studioと高い親和性を持つ専用設計で、接続するだけで直感的なビートメイクが始められる
- OLEDディスプレイ＋タッチセンスエンコーダー＋ロングタッチストリップで、手元だけで細かな音作りが完結
- STEMS LEVELや汎用MIDIモード対応により、音楽制作からDJプレイまで幅広いワークフローを一台でカバー
SLAB
「SLAB」は、Serato社のビートメイク向け音楽制作ソフトウェア「Serato Studio」の創造性を最大限に引き出すために共同開発された専用MIDI Padコントローラーです。PC/Macに接続するだけでSerato Studioを無償利用でき、16パッド、OLEDディスプレイ、タッチセンス対応エンコーダー、ロングストローク型タッチストリップなどを備えた直感的なインターフェースにより、サンプリングからドラムシーケンス、エフェクト操作までシームレスにコントロールできます。
さらに、STEMS LEVEL機能によるパートごとの音量コントロールや、Serato Sample／Serato DJ Pro、各種DAW対応の汎用MIDIモードを搭載。A4サイズ以下の薄型ボディで、自宅からカフェ、ライブ現場まで、どこでも本格的なビートメイク＆パフォーマンス環境を構築できます。
Serato Studioと一体化した直感的ワークフロー
SLABはSerato Studioの操作に最適化された専用設計により、マウスやキーボードに頼らない直感的なワークフローを実現します。PLAY／REC／SEEKといった制作の基本操作はすべてトランスポート部に集約されており、再生・録音・移動の流れをスムーズにつなげることができます。特に多機能ダイヤルは、ブラウズとSEEKの両方に対応しており、サンプル素材や楽曲の中から欲しいポイントを素早くスクロールしながら探し出せるのが大きな強みです。サンプリングにかかる時間を大幅に短縮しながら、細かなニュアンスにこだわった素材選びが行えます。接続すればすぐにSerato Studioが利用できるため、ソフトの準備に煩わされることなく、思いついたアイデアをそのままビートへ落とし込むことが可能です。
そもそもSerato Studioとは？
Serato Studioは、DJとビートメイカーのために設計されたビートメイキング特化型DAWで、アイデア出しから完成音源の書き出しまでをスピーディーに行えるのが最大の特徴です。強力な「Serato Stems」により、既存曲からボーカル／メロディ／ベース／ドラムをワンクリックで分離し、リアルタイムに組み替えたりサンプリングしたりできます。さらに、Play In KeyやAuto Chordといった音楽理論アシスト機能、BPM／キー自動同期、シーンベースの楽曲構築などにより、作編曲経験がないDJでも迷わずトラックメイクに踏み出せます。豊富なサウンドパックやエフェクト、録音機能、サードパーティープラグイン対応も備えており、ビート制作とDJエディット（イントロ延長、リドラム、マッシュアップ作成など）を一つの環境で完結できる、DJフレンドリーな制作ソフトです。SLABは、このSerato Studioのワークフローをハードウェア側から直感的に操るための専用コントローラーとして開発されています。
Focus Controlと表示デバイスによる手元完結の音作り
SLABの多機能ダイヤルには「Focus Control」機能が搭載されており、マウスポインタを合わせたパラメーターをそのままハードウェア側から操作できます。事前の複雑なMIDIマッピングは不要で、ソフト音源やサードパーティー製エフェクトのノブを画面上で選ぶだけで、その時点で“フォーカス”しているパラメーターがSLABの操作対象となります。これにより、画面上の細かなパラメーター調整も、ハードウェアのノブを回す感覚でコントロールでき、マウス操作中心の制作に比べて圧倒的にスピーディーで音楽的なワークフローが実現します。上部のOLEDディスプレイはパラメーター名や値、ソフトとの連携状態を視認しやすく表示し、暗いスタジオ環境でも視認性を確保。4つのタッチセンス対応エンコーダーに触れるだけでアサイン状況を確認できるため、EQ／STEMS／エフェクト／各種パラメーターの切り替えも迷わず行えます。
高感度パッドとPad FXで“叩いて作る”ビートメイク
16個のパッドはベロシティとアフタータッチに対応した高感度仕様で、指先の力加減や押し込みの深さをそのまま強弱やエフェクトの変化に反映できます。ドラムパターン制作やサンプルトリガーが“打楽器を叩く”感覚で行えるため、マウスでステップ入力するのとは異なるグルーヴ感のあるビートメイクが可能です。4つのパッドモードボタンにより、ドラムパッド、キーボード的な演奏、サンプルトリガー、Pad FXといったモード切り替えもスムーズ。特にPad FXモードでは、縦一列のパッドに4種類のエフェクトをアサインし、最大4つを同時に重ねがけできます。演奏しながらリアルタイムにエフェクトを足し引きできるため、ビルドアップやブレイクの盛り上げ、ローファイ質感の付加などをライブ的にコントロール可能です。パッド左側のアプリコントロール部には、AUTO SETやFAVORITEといったサンプリング時に便利な操作を集約し、素材の探索からお気に入り設定、保存までをスムーズにつなぐレイアウトとなっています。
STEMS LEVELと汎用MIDIモードで広がる使い分けと役割の違い
SLAB最大の特徴のひとつが、対応ソフトウェアごとに異なる役割を担える点です。Serato StudioやSerato Sample、Serato DJ Proと組み合わせると「STEMS LEVEL」機能を活用でき、1トラック内のボーカル／メロディ／ドラム／ベースの4パートを、タッチセンス対応エンコーダーで個別に音量調整することができます。制作時は、元曲から欲しい要素だけを生かしたり、不要なパートを抑えたりしながらサンプルを再構築する用途に最適です。
一方、Serato DJ Proと組み合わせた場合は、同じエンコーダーがEQ／STEMSの操作に切り替わり、DJミックス中にボーカルだけを残して他のパートをカットする、といった表現が可能になります。さらに汎用MIDIモードでは、主要DAWと連携した柔軟なマッピングが行え、Serato Sampleのサンプリングエンジンを活かした制作や、MIDIパッドとしてのキーボード演奏にも対応。
このように、SLABは「Serato Studio専用コントローラー」としての快適な制作体験、「DJ用OSA（Official Serato Accessory）」としてのパフォーマンス強化、「汎用MIDIコントローラー」としての拡張性という3つの顔を持ち、シーンに応じて役割と使い方を切り替えられる設計になっています。
主な仕様
- 製品の仕様やデザイン、動作環境などは予告なく変更することがあります。
| 対応ソフトウェア |
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| サイズ（W × D × H） | 284.3 × 209.0 × 44.6 mm |
| 重量（kg） | 1.0 kg |
| 付属品 |
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発売日
2025年12月18日
販売価格・ご購入はこちら
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| 品名 | 販売価格 | リンク |
|---|---|---|
| SLAB JANコード：4573201243331 | ¥46,200（税込） | オンラインストア |
