よくある質問

「管楽器」に関するQ&A

フルートをスタンドに立てたままにしておいたら黒くなった!戻せますか?

フルートの管体が黒ずむことを「硫化(りゅうか)」といいます。空気中の硫黄成分が化合すると黒くなるのです。スタンドに立てたままですと、黒ずむだけでなく空気中の湿度にパッドやフェルト等も影響を受けやすくなり、キィバランスが崩れる原因にもなります。演奏終了後はケースにしまいましょう!さて、黒ずんでしまったボディですが戻す事ができます。(変色の度合によっては難しい場合もあります)ご自分で磨く事ができるアクセサリーも販売しております、技術スタッフが行う「磨き」修理もありますのでご相談ください。

ユーフォニアムの支柱が取れかけています。接着剤で止めていいですか?

接着剤によっては楽器の塗装を痛める事もありますので、使用しないでもらいたいです。支柱を繋ぎとめているのは、半田や銀ロウなどです。とれてしまった部分によって、半田付けやパーツ交換、加工処理など作業をしますので、リペアスタッフに相談しましょう。

フルートのヘッドコルクの交換はどのくらいの頻度で必要ですか?

お客様の使用頻度や環境によって様々です。早くて半年から1年で交換になった方もいらっしゃいました。ここのコルクが古くなって縮んでくると、音の鳴りが弱くなってしまいます。気になったらリペアスタッフに相談してください。定期調整に出していただければ必ずチェックする部分です。定期調整をお勧めします。

ホルンの抜き差し管は全て同じグリスで大丈夫ですか?

違う楽器になりますが、トランペットは抜き差し管の役割によってグリスの種類を変えますが、ホルンは一緒です。また、ホルンはレバーにさす「レバーオイル」・ロータリーにさす「ロータリーオイル」等たくさんの種類のオイルを使用します。場所やアクセサリーが分からない場合はスタッフまでお問合せください。

フルートは洗っても平気ですか?

ダメです!!大変なことになります!早まらないでください!キイにはタンポ・フェルト・コルクが使われています。水に浸すと膨張して音が出なくなるので、全部交換しなくてはならなくなります。大きな修理になります。