木管マウスピースに歯形が付いてしまいます。何か対策はありますか?
木管マウスピースの「エボナイト」という素材は硫黄と天然ゴムを混ぜ、練り上げ加熱した素材の事を指します。歯が当たる場所は徐々に削れていきますのでマウスピースパッチなどを貼ると軽減できます。
木管マウスピースの「エボナイト」という素材は硫黄と天然ゴムを混ぜ、練り上げ加熱した素材の事を指します。歯が当たる場所は徐々に削れていきますのでマウスピースパッチなどを貼ると軽減できます。
基本的にはできかねます。「エボナイト」という素材は硫黄と天然ゴムを混ぜ、練り上げ加熱した素材の事を指します。接着剤などでくっつけても同じ音がする訳ではないので、買い替えを提案させていただいています。
多くの楽器メーカーでは「シェラック」という素材の、特殊な接着剤を使用しています。「シェラック」以外の特殊な接着剤を使用しているメーカーもありますし、フルートではネジとワッシャーでタンポを固定しています。どの楽器でも繊細な調整を行っていますので、ご自身での交換はしない方が良いです。
古い楽器は「カビ」「サビ」「水分が取り切れず腐った」などのにおいが発生している事が。管内洗浄をしてケース内を掃除すると軽減される事もあります。どうしても気になる場合にはケースの買い替えなどを提案させていただく事もあります。ケースに入れる消臭剤なども販売しています。
マウスピースの各メーカーへ修理依頼をいたしますが、メタルは製造工程上、修理が難しい場合がほとんどです。また、修理後に音色が変化する可能性もありますのでご相談ください。
ダブルリードは名前の通り、2枚の葦(あし)を合わせて止めてあります。水につけることで水分を吸わせて音が出やすくなるようにする必要があるんですね。演奏会場によっては水場が遠い事も。密閉式の小さな水入れを持ち歩きましょう!