Behringer(ベリンガー)が、同社のSNSで、Roland JUPITER-8のクローンモデルと見られるアナログポリフォニック・シンセサイザー「JT-16」のプロトタイプを公開しています。昨年、同社はユーロラック版のJUPITER-8クローン「JT-2」のプロトタイプを発表していましたが、フルサイズキーバージョンも開発中であることをコメントしていました。
※本製品の国内発売は未定で、発売時期、価格等の各種お問い合わせは現時点では島村楽器ではお受けできませんのでご了承ください。また仕様等は発売時と異なる場合があります。正式に国内発売決定の際は本記事にてご案内いたします
After many years, we have finally created the first prototype of our upcoming JT-16, a 16-voice polyphonic synth. pic.twitter.com/mSsGPd8SGc
— Behringer (@Behringer) January 29, 2024
JT-16は1981年に発売された史上最も有名で人気の高いポリシンセの1つである「JUPITER-8」のクローンモデルと見られます。JUPITER-8はシンセサイザーの歴史に燦然と輝くアナログ・ポリシンセであり、現在もその人気は衰えを知らず、中古市場ではオリジナル・ユニットが高値で取引されています。JT-16はそのクローンモデルと見られる、16ポリフォニックのアナログシンセサイザー。
プロトタイプは、61鍵盤、2VCO、HPF、VCF、ENV×2で構成され。VCOモジュレーションはLFOやエンベロープで任意のVCOモジュレーションが可能。他にもシーケンサーやアルペジエーターなども搭載しています。サウンドはLower、Upper、のスプリットやレイヤーが可能で、SOLO、UNIZON、POLY1、POLY2といったのアサインモードを備えているようです。もちろん音色メモリー機能付き。MIDI/USB端子も見えますね。
詳細が発表されましたら追記していきます。
オリジナルのJUPITER-8(Roland社のwebより)
当時のカタログ
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発売日
未定
販売価格
未定
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JUPITER-X:JUPITER-8のデザインと堅牢なボディを継承しながら、ローランドの最新技術を結集したサウンド・エンジンを搭載

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