YAMAHA MGX-V / MGX ミキサー | 柔軟なルーティングと配信・PA・制作を1台にまとめるミキシングコンソール!MGX-VとMGXの違いもチェック

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YAMAHA MGX-V / MGX ミキサー | 柔軟なルーティングと配信・PA・制作を1台にまとめるミキシングコンソール!MGX-VとMGXの違いもチェック

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

Yamahaが同社アナログ・ミキサーMGシリーズ伝統をデジタル化し柔軟なルーティングと、デュアルUSB-CやmicroSD録音も可能にするデジタルミキシングコンソール「MGX-V シリーズ」と「MGX シリーズ」を発売します。

注目ポイント
  • MGシリーズの音作りを核に、PA/配信/制作/設備まで対応する柔軟なデジタルミキサー
  • デュアルUSB-C、Bluetooth、microSD最大16トラック録音など、現場と制作をつなぐ入出力
  • VモデルはHDMI入出力搭載で、HDMI音声の任意チャンネル立上げやキャプチャ、パススルーに対応

MGX-V シリーズ と MGX シリーズ

「MGX-V/MGX シリーズ」は、アナログミキサーMGシリーズが培ってきた高品位なサウンドと運用しやすい操作性を軸に、デジタルならではの機能性と統合力を加えたミキシングコンソールです。PAやライブはもちろん、配信・ポッドキャスト、音楽制作、レコーディング、設備音響といった用途で、入出力の多彩さ、自在なルーティング、内蔵プロセッシングを一台に集約。さらにカラーバリエーション(ブラック/ホワイト)を用意し、HDMI端子を搭載する「V」モデルもラインナップすることで、映像を伴う配信・イベント現場まで視野に入れた運用を可能にしています。

アナログミキサーMGシリーズのサウンドを継承しながらデジタル進化

MGX-V/MGXシリーズは、アナログミキサー「MGシリーズ」が築いてきたサウンドの思想と、現代の現場が求めるデジタルミキサーとしての柔軟性と機能を両立させたミキシングコンソールです。ライブPA、配信・ポッドキャスト、音楽制作、レコーディング、設備音響といった用途は、求められる段取りや運用も違いがありますが、本機は、さまざまな現場で対応できる高い柔軟性を目途に設計されています。MG由来の信頼感をベースに、デジタルならではの統合力で、環境が変化しても同じクオリティで活用することができます。

多彩な入出力・モニタリングと、現場に強いルーティング

MGX-V/MGXは、マイク/ラインのコンボ入力に加えステレオ入力を備え、出力にはSTEREO OUT(XLR)と複数系統のOMNI OUT(TRS)で、会場PAと配信、演者モニターと収録などの運用を組みやすくしています。さらにヘッドホン端子を4系統搭載し、個別モニタリングにも対応。USB-C端子を2系統備えることでPC/スマホ/タブレットを絡めたセットアップを組みやすく、Bluetooth入力はBGM再生にも便利です。microSDカードでは最大16トラックのマルチ録音とステレオ再生が可能で、スタジオ収録からライブレコーディングまでスムーズに繋げられます。

クリップ回避から創作ツールまで、内蔵プロセッシングで完結

MGX-V/MGXは、音作りと運用を支える内蔵処理も充実しています。Gate/Comp/EQ/リバーブといった基本に加え、過大入力時に自動でゲインを下げてクリップを回避する「Clip Safe」、自動測定で最適なGAINを設定する「Auto Gain」を搭載し、段取りがタイトな現場や出入りの多い配信でも事故を抑えます。

加えてアンプシミュレーター、ボイスチェンジャー(PitchFix)などのエフェクトやポン出し機能を可能にするサウンドパッドなどクリエイティブツールも装備、外部機材を増やさず演出の幅を広げられるのも魅力です。

さらに「V」モデル(MGX16V/MGX12V)のみHDMI IN/THRUを搭載し、HDMI音声を任意チャンネルへ立ち上げ、キャプチャやパススルーにも対応。映像が絡む現場で“音声のハブ”として機能します。

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MGX-VとMGXの違い

MGX-Vシリーズ(MGX16V/MGX12V)とMGXシリーズ(MGX16/MGX12)は、基本となるオーディオミキサーとしての機能や音声入出力仕様は、同じ数字(16同士、12同士)であれば共通です。つまり基本となるミキシング機能や入出力仕様は同じになります。一方で選択を分けるポイントは、MGX-VがVideoモデルとしてHDMIと映像キャプチャを内蔵している点にあります。

MGX-VはHDMI端子を備え映像を扱える

MGX-Vは背面にHDMI IN/HDMI THRUを装備し、HDMIで入ってきた映像をTHRUからモニターへ遅延なくパススルーできます。さらに大きいのが、HDMI入力映像をUSB経由でPCへ送るビデオキャプチャ機能を本体に内蔵している点。UVC(USB Video Class)に対応しており、基本的にドライバー不要でWebカメラのように認識することが可能になります。

加えてMGX-Vは、HDMIに含まれる音声(リニアPCM最大8ch)をミキサーの入力ソースとして選べます(内部で2chにダウンミックスして入力)。映像ソースの音も一緒にまとめたい人には便利といえます。MGXはHDMI自体がないため、映像連携は外部機器で行う必要があります。

注意点として、MGX-VはHDMI入力がHDCP保護されている場合、著作権保護のため USBオーディオ出力とmicroSDカード録音の音声が自動的にミュート(無音)される場合があります(HDMIを入力ソースにしている場合)。つまり、繋いだのにUSBへ音が送れない/microSDに録れないといった症状が起こる場合にはこの辺をチェックする必要があります。

USB MAINの推奨規格が異なる

MGX-VとMGXどちらもUSB Type-Cを採用し、MAINとSUBの2つの端子を搭載しています。ただし、MGX-Vは映像データもUSBで扱う設計のため、PC接続の基本となるUSB MAINはUSB 3.0(SuperSpeed)に対応した接続が求められます。膨大な情報をやりとりする4K/60Hz等の映像転送を成立させる帯域となるためで、ここはケーブルやPC側ポートも合わせて対応している必要がありますので注意が必要です。

一方、MGXは映像を流さないので、USB 2.0(High Speed)以上で動作します。どちらもUSBオーディオ(MAINの最大96kHz/32-bit、SUBの48kHz/16-bit)は同等となります。

重量はVモデルが+0.2kg

内部コンポーネントの違いにより、MGX-Vのほうが少しですが、重くなっています。

  • MGX16V:4.9kg / MGX16:4.7kg(差0.2kg)
  • MGX12V:4.1kg / MGX12:3.9kg(差0.2kg)

結論:映像が絡むならMGX-V、音声だけならMGXでシンプルに

結論をいうと、MGX-VとMGXは映像機能の有無の違いで役割が異なる製品です。入力チャンネル数やバス、エフェクト機能等は、MGX16VとMGX16、MGX12VとMGX12で同等。サウンド面も基本的には共通です。また、外形寸法や消費電力(いずれも仕様上38.4W)も共通です。

MGX-V(MGX16V/MGX12V)はHDMI入力・パススルーに加え、USB経由の映像キャプチャ機能を搭載しています。本体だけで「音声+映像」をまとめられるのが強みで、配信やオンライン会議、映像スイッチャー/カメラと組む現場でも、余計な機材を増やしにくいのが魅力です。さらにUVC対応のため、ドライバー不要で扱えるケースが多く、セットアップや運用の手間を減らしやすい点も利点といえるでしょう。

もし、映像機能はとくに必要がないという方には、構成がシンプルなMGXでも良いかもしれません。ライブPA、レコーディング、設備音響など音声ミキサーとしてのみ絞った用途の環境では、MGX-Vよりも低価格に導入することができます。

主な仕様

仕様を見る
  • 製品の仕様やデザイン、動作環境などは予告なく変更することがあります。
ミキシングキャパシティ(入力チャンネル) MGX16V・MGX16:
8 mono + 4 stereo + 1 SoundPad + 2 FX
MGX12V・MGX12:
4 mono + 4 stereo + 1 SoundPad + 2 FX
バス 8 MIX + 2 FX + 1 CUE + 1 STEREO
アナログ入力 MGX16V・MGX16:
8 Mic/Line(8 XLR/TRS Phones Combo)、8 Line(4 TRS Phone、4 RCA)
MGX12V・MGX12:
4 Mic/Line(4 XLR/TRS Phones Combo)、8 Line(4 TRS Phone、4 RCA)
アナログ出力 MGX16V・MGX16:
2 XLR(STEREO OUT)、8 TRS Phone(OMNI OUT)
MGX12V・MGX12:
2 XLR(STEREO OUT)、6 TRS Phone(OMNI OUT)
USB to HOST 2(USB Type-C、MAIN:32-bit / SUB:16-bit)
Phones(ヘッドホン端子) 4(Stereo Phone)
DC電源入力 1(電源アダプター:PA-300)
HDMI IN 1(MGX16V、MGX12V のみ)Up to 24-bit / 192kHz
HDMI THRU 1(MGX16V、MGX12V のみ)Up to 24-bit / 48kHz
SD Card スロット 1(microSD Card スロット)
Bluetooth 1(Bluetooth audio input:Bluetooth 5.0、A2DP)
ディスプレイ 4.3インチ タッチスクリーン
フェーダー(モーター非搭載) MGX16V・MGX16:
16 × 60 mm fader
MGX12V・MGX12:
12 × 60 mm fader
ノブ MGX16V・MGX16:
5 × Rotary Encoder(4 × screen knob、1 × TOUCH AND TURN)、16 × SEND knob
MGX12V・MGX12:
5 × Rotary Encoder(4 × screen knob、1 × TOUCH AND TURN)、12 × SEND knob
USB MAIN(録音/再生) MGX16V・MGX16:
録音 最大22トラック/再生 最大22トラック
MGX12V・MGX12:
録音 最大18トラック/再生 最大18トラック
USB SUB(録音/再生) 録音 2トラック/再生 2トラック
microSD Card(録音/再生/フォーマット) 録音 最大16トラック/再生 2トラック、WAV 24bit
サンプリング周波数 44.1 kHz / 48 kHz / 88.2 kHz / 96 kHz
電源電圧 DC 16 V / 2.4 A(電源アダプター:PA-300、100V~240V、50 Hz/60 Hz)
消費電力 MGX16V/MGX16:
38.4 W、
MGX12V/MGX12:
38.4 W
寸法(幅×高さ×奥行き) MGX16V・MGX16:
419 mm × 96 mm × 319 mm
MGX12V・MGX12:
335 mm × 96 mm × 319 mm
質量 MGX16V:
4.9 kg、MGX16:
4.7 kg
MGX12V:
4.1 kg、MGX12:
3.9 kg
仕様の比較表を見る
  • 製品の仕様やデザイン、動作環境などは予告なく変更することがあります。
MGX16 MGX12 MGX16V MGX12V
入出力コネクター アナログ入力:8 Combo(Mic/Line)、4 TRS(Line)、4 RCA(Line) アナログ入力:4 Combo(Mic/Line)、4 TRS(Line)、4 RCA(Line) アナログ入力:8 Combo(Mic/Line)、4 TRS(Line)、4 RCA(Line) アナログ入力:4 Combo(Mic/Line)、4 TRS(Line)、4 RCA(Line)
アナログ出力:2 XLR、8 TRS アナログ出力:2 XLR、6 TRS アナログ出力:2 XLR、8 TRS アナログ出力:2 XLR、6 TRS
USB TO HOST 2(USB Type-C、MAIN: 32-bit / SUB: 16-bit)
Phones 4 TRS(100mW+100mW @40Ω)
DC電源入力 1(バレルタイプ、DC電源入力)
microSDカードスロット 1
Bluetooth 1 Bluetoothオーディオ入力(Bluetooth 5.0、A2DP)
HDMI 1 IN/1 THRU(オーディオ/ビデオ入力/キャプチャ/パススルー)
ユーザーインターフェース 4.3インチタッチスクリーン、16×60mmフェーダー、16×SENDノブ、5×ロータリーエンコーダー(4×スクリーンノブ、1×「TOUCH AND TURN」) 4.3インチタッチスクリーン、12×60mmフェーダー、12×SENDノブ、5×ロータリーエンコーダー(4×スクリーンノブ、1×「TOUCH AND TURN」) 4.3インチタッチスクリーン、16×60mmフェーダー、16×SENDノブ、5×ロータリーエンコーダー(4×スクリーンノブ、1×「TOUCH AND TURN」) 4.3インチタッチスクリーン、12×60mmフェーダー、12×SENDノブ、5×ロータリーエンコーダー(4×スクリーンノブ、1×「TOUCH AND TURN」)
録音と再生 USB:22トラック録音、22トラック再生 USB:18トラック録音、18トラック再生 USB:22トラック録音、22トラック再生 USB:18トラック録音、18トラック再生
USB(SUB):2トラック録音、2トラック再生
microSDカード:最大16トラック録音、2トラック再生
サンプリング周波数 96kHz – 44.1kHz
シグナルディレイ 0.4ms未満(INPUT to STEREO OUT @ Fs=96kHz)
周波数特性 +0.0 / -0.5dB 20Hz to 20kHz、ノミナル出力レベル基準@1kHz、入力ゲイン最小時
ダイナミックレンジ 125dB typ.(DAC to STEREO OUT)、115dB typ.(INPUT to MAIN OUT)、入力ゲイン最小時
全高調波歪率 0.002%未満 20Hz to 20kHz @+4dBu、MIC INPUT to STEREO OUT、入力ゲイン最小時
ハム&ノイズレベル 入力換算ノイズ:-128dBu typ.、入力ゲイン最小時
出力残留ノイズ:-108dBu、ST main off
クロストーク -120dB、隣接INPUT/STEREO OUTチャンネル、入力ゲイン最小時 @1kHz
ゲインレンジ 86dB
電源電圧 DC16V/2.4A、PA-300C AC電源アダプター(100V-240V、50Hz/60Hz)
消費電力 38.4W
寸法 幅:419mm 幅:335mm 幅:419mm 幅:335mm
高さ:96mm
奥行き:319mm
質量 4.7kg 3.9kg 4.9kg 4.1kg
同梱品 スタートガイド、セーフティガイド、Steinbergソフトウェアライセンスカード(Cubase AI、Wavelab Cast、Basic FX Suite、Steinberg Plus)、AC電源アダプター(PA-300、電源コード付属)
オプション(別売品) ラックマウントキット「RK-MGX16」 ラックマウントキット「RK-MGX12」
動作温度 0~40℃
保管温度 -20~60℃
概要
ミキシングキャパシティ(インプットチャンネル) 8 mono + 4 stereo + 1 Sound Pad + 2 FX 4 mono + 4 stereo + 1 Sound Pad + 2 FX 8 mono + 4 stereo + 1 Sound Pad + 2 FX 4 mono + 4 stereo + 1 Sound Pad + 2 FX
Mixバス 8(mono)
Stereoバス 1
FXバス 2
Cueバス 1
シグナルプロセッサー(DSP) ゲート、コンプレッサー、EQ、Sweet Spot Morphingチャンネルストリップ(コンプ&EQ)、Guitar Amp Classics(アンプシミュレーター)、Pitch Fix(ボイスチェンジャー)、Ducker、Multi-Band Compressor、Compander、Delay、REV-X(リバーブ)

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紹介動画

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発売日

2026年2月6日(金)

販売価格・ご購入はこちら

  • 価格は予告なく変更となる場合がございます。実際の販売価格はオンラインストアの表示価格および最寄りの店舗でご確認ください。

品名販売価格リンク
MGX16V Black
JANコード:4957812715898
¥220,000(税込)オンラインストア
MGX16V White
JANコード:4957812715997
¥220,000(税込)オンラインストア
MGX16 Black
JANコード:4957812715461
¥176,000(税込)オンラインストア
MGX16 White
JANコード:4957812715553
¥176,000(税込)オンラインストア
MGX12V Black
JANコード:4957812716086
¥176,000(税込)オンラインストア
MGX12V White
JANコード:4957812716178
¥176,000(税込)オンラインストア
MGX12 Black
JANコード:4957812715713
¥126,500(税込)オンラインストア
MGX12 White
JANコード:4957812715805
¥126,500(税込)オンラインストア

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