SHURE ( シュア ) がオーディオインターフェースを内蔵したUSB-C接続のダイナミックマイクロホン「MV7i」を発売します。
この製品の注目するポイント
- ボーカルと楽器を同時に録音できるUSBマイク
- 高度なDSP機能でノイズを低減し、優れた品質の音声を配信・録音
- MOTUVアプリでPCやスマホに直接収録
MV7i
「MV7i」は、パソコンやスマートフォンに直接接続可能なUSBダイナミックマイクロホンです。オーディオインターフェース機能を内蔵しており、マイクだけでなくキーボードやギターなどの楽器、またはもう1本のマイクを接続して、2チャンネル録音にも対応します。
さらに、内蔵DSPに搭載されたSmartGate技術、リアルタイムデノイザー、デジタルポップフィルターなどの先進機能が、背景ノイズを抑えてクリアな音声を録音可能にします。そのため、宅録ミュージシャンだけでなく、ライブ配信やポッドキャストの制作にも最適です。また、シンプルなセットアップで少ない機材でも完結するため、外出先での使用にも柔軟に対応できます。

簡単接続!豊富な互換性で柔軟な録音体験
「MV7i」はUSB-C接続を採用し、PCやタブレット、スマートフォンに直接接続可能。特にMacやWindowsはもちろん、一部のUSB-C対応iOSおよびAndroidデバイスとも互換性を持つため、幅広いシステム環境で使用できます。
内蔵のコンボジャック(XLRおよび6.3mmフォーン入力)は、XLRマイクロホンや楽器と接続可能で、別途オーディオインターフェースを用意しないでも、簡単に2チャンネル録音が可能です。この柔軟性により、ポッドキャストや生配信、宅録作業など多彩な用途に最適です。

高度なDSP機能を搭載でプロフェッショナルな録音を実現
MV7iにはSmartGate技術を搭載したオートレベルモードをはじめ、高度なDSP機能を豊富に装備。リアルタイムデノイザーが環境ノイズを除去し、デジタルポップフィルターが破裂音を抑制。さらに調整可能なリバーブも搭載されており、録音環境に合わせた音質調整が可能です。これらの機能は、MOTIVアプリを通じて細かく設定することが可能で、初心者でも高品質なサウンドの配信や録音が実現できます。

MOTIVアプリとの連携による多彩な機能拡張
Shureが提供するMOTIV MixデスクトップアプリおよびMOTIVモバイルアプリと連携し、細かいサウンド設定やカスタマイズが可能です。録音モードはミックスダウンモードやマルチトラックモード、ステレオモードの3種類から選択可能で、用途に合った録音ができます。
※ステレオモードはMV7iに差し込んだXLR入力ではサポートされず、6.3mmフォーン入力を検出した場合のみお使いいただけます。
MV7+ と MV7i の違い
「MV7+」および「MV7i」のどちらも動画収録やライブ配信にぴったりのマイクです。「MOTIV Mix」デスクトップアプリを使えば、マイク本体のDSP機能を活用できるうえ、パソコン内の音声とミックスして出力可能。BGMや歌枠の伴奏を流すといったこともできます。
「MV7+」と「MV7i」の最大の違いは、「MV7i」にはオーディオインターフェイスが内蔵されている点です。例えば、ギターを弾きながら歌を配信したい場合、「MV7+」だと別途オーディオインターフェイスを用意する必要がありますが、「MV7i」はその必要がありません。また、「MV7i」はただ入力端子が増えただけではありません。内蔵DSPは本体のマイクだけでなく、拡張した外部入力にもノイズ除去やリバーブなどのエフェクト機能が適用できるので、音質を簡単に整えることができます。
さらに、「MV7i」にはスマートゲート機能が搭載されています。これは対談やコラボ配信といった場面で活躍。接続された複数のマイクの音を自動的に調整し、会話中の声にフォーカスすることで、不要なクロストーク(音のかぶり)を最小限に抑えてくれます。
「MV7i」は以下のような目的での使用に特におすすめです。
- ギターやキーボードを使った弾き語り配信をしたい
- 雑談用マイクとは別に、歌用の高音質マイクを併用して使いたい
- リアクション動画で外部音声を簡単に取り込みたい
- 必要最小限の機材でレンタルスタジオに移動して録音したい
下記の動画では、これらの違いを具体的に解説しています。ぜひチェックしてみてください。
主な仕様
マイクロホン | |
---|---|
タイプ | ダイナミック型(ムービングコイル方式) |
指向特性 | 単一指向性(カーディオイド) |
周波数特性 | 50 Hz 〜 16,000 Hz |
最大SPL | 128 dB SPL |
感度(最小ゲインの場合) | -33 dBFS/Pa at 1 kHz (1 Pa = 94 dB SPL) |
調整可能なゲイン範囲 | 0 〜 +36 dB< |
デジタルノイズフロア 20Hz~20kHz、Aウェイト |
-118dBFS (オートレベルモードとリアルタイム・デノイザー有効時) |
入力 | |
サポートされているタイプ | XLR、 1/4″ TS、 1/4″ TRS |
入力インピーダンス(XLR) | 5.8kΩ |
入力インピーダンス(6.3mm) | 1MΩ |
調整可能なゲイン範囲 | 0 〜 +60 dB 0 〜 +40 dB (ステレオモード) |
最大入力レベル | XLR: -14dBV 6.3mmフォーン: 7dBV |
デジタルノイズフロア 20Hz~20kHz、Aウェイト |
XLR: -118dBFS (オートレベルモードとリアルタイム・デノイザー有効時) 6.3mmフォーン: -97dBFS (@10dBゲイン) |
ファンタム電源 | あり (+48VDC) |
システム | |
内蔵DSP |
オートレベルモード、デジタルポップフィルター(Digital Popper Stopper)、 リアルタイム・デノイザー、トーンスライダー、リバーブ設定、コンプレッサー、 リミッター、ハイパスフィルター |
USBホストの要件 | USBオーディオクラス2(UAC2)、USBバスパワー経由で電源供給(USB 2.0以上) |
A/Dコンバーター | 24-bit、48 kHz (iOSでは16-bit、44.1 kHzをサポート) |
ヘッドホン出力 | 3.5 mm |
コネクターの種類 | USB-C |
スタンドマウントタイプ | 5/8″-27スレッドマウント |
外装仕様 | アルミダイカスト |
質量 | 567g |
寸法 |
マイク寸法(ヨーク装着時): 高さ164mm x 長さ207mm x 奥行き90mm (高さはマイクとヨークが90度の角度で組み立てられた状態で、 テーブルからマイク上部までの測定値) |
ソフトウェアの互換性 | MOTIV Mix™ デスクトップアプリ、 iOSおよびAndroid用MOTIVオーディオアプリ |
付属品 | |
内容 |
MV7i スマートマイクロホン & インターフェース本体 USB-C – USB-Cケーブル (3m) 3/8インチ – 5/8インチ変換ねじ |
- 製品の仕様やデザイン、動作環境などは予告なく変更することがあります。
発売日
2025年3月5日(水)
予約開始:2025年2月28日~
販売価格
- 価格は予告なく変更となる場合がございます。実際の販売価格はオンラインストアの表示価格および最寄りの店舗でご確認ください。
MV7I-J
販売価格 | ¥58,520(税込) |
JANコード | 0042406805469 |
