こんにちは!杉浦です!
不定期更新、こんなこともあるのかシリーズ第3段です!

前回までのこんなこともあるのかシリーズはこちら☟☟☟
こんなこともあるのか~金管楽器編~
こんなこともあるのか~木管楽器編~


主役は木管楽器の最高音域担当、ピッコロです!


グラグラする

本日のお悩み相談は、ジョイントがグラグラするとのことです。
なるほど~。
ジョイントコルクが潰れて、頭部管がゆるくなったのかな~
なんて予想しながら、楽器を見ると…

そっちか!
どうやら違ったみたいです。
ジョイントコルクがのっている、金属パーツと木部がグラグラしていたのです。
まるで歯が生え変わる時みたいです。


とれる場所なの?

実はこの金属パーツ、接着剤で付いているんです!
ですので、本来なら頑丈にくっついていますが、接着剤が古くなると外れやすくなります。
セロテープなんかも、古くなると剥がれてきますよね。
それと同じ状態です。

グラグラ状態から完全に引っこ抜いてみると…

スポッ

はい、外れました。
(外す時にひと悶着ありましたが、今回は割愛いたします笑)
ジョイントコルクは外す時に傷んでしまうので、引っこ抜く前に剥がしてあります。

内側の部分に残っているのが接着剤です。
ちなみに接着剤が付く部分にある溝は、表面積を増やし、強力に接着するためなんですよ~!


お掃除して再び接着

では元の状態に戻すために、接着剤を付けて組み立てます。
汚れが残っていると上手く接着できないので、まずはお掃除をします。
溝の中までしっかりと!

ピカピカ!!天才!!(自画自賛)

そして接着!

接着剤が乾くまでは、上手く接着出来るようお祈りして待ちます。


接着剤が乾いたら、新しいコルクを巻いてジョイント出来るようにします。

ピカピカ!!天才!!(自画自賛2回目)

これで完成です!


リペアマンからのお願い

もし、今回のような症状が現れた場合、気付いた時点ですぐに楽器屋さんへ相談することをオススメします。

気になると触りたくなったり、自分で外してみたい気持ちはすごーーーーーく分かります。
しかし、グラグラさせているうちに木部がもげてしまうと危険です。

また、グラグラしたまま使っていると、金属パーツが外れて頭部管の中に取り残されてしまうこともあります。
(これ、取り出すのかなり大変なんです…)

ご自身で接着剤を流すと、後々の調整が難しくなりますので、できるだけ早くリペアマンにお任せ下さいね。


今回の修理はジョイントの再接着とジョイントコルク交換です。

修理・調整代 4,670円(税込・送料別)


楽器調整をしましょう!

楽器は生き物!季節や気候の移り変わりで敏感に変化し続けます。
まずは軽く、楽器の健康診断なんていかがでしょうか?
楽器の主治医である技術スタッフが現在の状態をお伝えいたします。
健康診断及びお見積もりは無料ですのでお気軽にお越しくださいませ。

事前にお電話で楽器の種類・メーカー・型番・依頼内容やお困りな事などお知らせ下さい。
急なご来店でも勿論大歓迎です。ご来店お待ちしております。

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この記事を書いたスタッフ

管リペアセンター杉浦

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