32ビットフロート(浮動小数点演算) = 32bit floating point

32ビットフロートレコーディングは、音声データを32ビット浮動小数点数形式で記録すること。32ビット浮動小数点フォーマットでレコーディングした場合、録音時にレベル調整の必要がなくなり、クリッピング(音が歪む現象)のリスクがほとんどなく、録音後に小さい音をゲインアップしても音が壊れない。解像度は24ビットフォーマットと同等であるがさらに8ビットの指数乗数部分がある。
- 16ビット=約96dBのダイナミックレンジ
- 24ビット=約144dBのダイナミックレンジ
- 32ビットフロート=約1680dBのダイナミックレンジ
32ビットフロート2つのADCが連携して動作する。再生時は両者のデーターを組み合わせることで、歪がなく、ノイズの少ないデータを再現することができる。32ビット整数(Integer)はさらに8ビット=256倍の精度を持つ