Steinberg ( スタインバーグ ) がポストプロダクション向け制作ソフトウェア『Nuendo』シリーズの最新バージョン「Nuendo 15」を発売します。
- Analyzer Trackを新搭載。ダイアログ明瞭度とラウドネスを可視化し、問題箇所への素早い移動を可能にします。
- ADRパネルの刷新、MXF対応、AVC/MPEG-2サポート、GPUエンコード対応により、映像連携の作業を整理しやすくなりました。
- Dolby Atmos、MPEG-H、Ambisonics、Game Audio Connectを含む統合環境で、ポスト、ゲーム、イマーシブ制作を一つのDAWで進められます。
Nuendo 15
Nuendo 15は、映画、テレビ、ゲームオーディオ、イマーシブサウンド制作に向けたプロフェッショナル向けソフトウェアです。
新たにAnalyzer Trackを搭載し、ダイアログ明瞭度やラウドネスの確認をより素早く行えるようになったほか、刷新されたADR機能の画面設計、MXFを含む映像フォーマット対応、AVC/MPEG-2のインポート・エクスポート、GPUエンコーディング対応により、編集からミックス、書き出しまでの流れをよりスムーズに構築できます。
Analyzer Trackで会話の聞き取りやすさを見ながら編集
Nuendo 15の大きな注目点は、ダイアログ編集や最終チェックの判断をしやすくする解析機能の強化です。
ダイアログ(セリフや声などの音声)の聞き取りやすさを耳だけで判断すると、確認と修正の往復が増えやすくなります。そこで、Nuendo 15ではアナライザートラックを新たに用意。Fraunhofer IDMTテクノロジーに基づき、ラウドネス値の計測と表示に加えて、ダイアログ明瞭度を視覚的に追えるようにしました。
会話の聞き取りやすさは、緑、黄、赤のブロックで表示されるため、確認すべき区間をタイムライン上で素早く見つけられます。リアルタイム解析だけでなくオフライン解析にも対応しており、トラック全体やロケーター範囲をまとめて確認可能です。さらに、瞬間値と平均値をマスターメーターに表示でき、ダイアログ明瞭度のスレッショルドも調整可能です。聞き取りやすさの確認から修正対象の特定までを、より短い手順で進めやすくします。

ADRと映像連携の流れを整理しやすい
Nuendo 15ではADRパネルのデザインが刷新され、GUIの構造がより明瞭になったことで、視認性と操作性の向上が図られています。Nuendoが従来から備えるCSVマーカーの読み書き、複数テイクのバッチ録音、リハーサル / 録音 / レビューの各モード、プリ / ポストレコード機能と組み合わせることで、アフレコや吹替作業を整理しながら進めやすくなります。加えて、フォルダートラックごとのグループチャンネル割り当てや、チャンネルコンバート機能の追加により、複雑なトラック構成やルーティングの整理もしやすくなりました。
さらに、OP1aコンテナーからのMXFビデオとオーディオトラックの直接読み込みに対応し、AVC Intra 50/100/200やMPEG-2との互換性を確保しました。ビデオ書き出しではAVCとMPEG-2を扱え、解像度プリセットやソフトウェア/ GPUエンコーディングの選択にも対応します。

映像連携からイマーシブ制作、ゲームオーディオまで対応
Nuendo 15は、音声編集にとどまらず、映像連携や立体音響、ゲーム向けアセット制作まで一つの環境で扱える点も強みです。AAF、OMF、ADM、DAWprojectといった受け渡し手段を活用しながら、ダイアログ編集、サウンドデザイン、ミックス、納品までを一つのDAWで完結しやすい構成です。
ゲーム制作ではGame Audio ConnectによりWwiseやADX2との連携が可能で、アセット転送をDAW内から進められます。さらに、CSVを使ったイベント名変更機能も備え、膨大なオーディオアセットの整理を進めやすくします。
イマーシブ分野ではDolby AtmosやMPEG-H Audio、最大三次のAmbisonicsに対応し、ヘッドフォンを使ったバイノーラル確認も行えます。音楽制作面でもCubase系統の作曲、録音、MIDI、編集機能を土台にしているため、映像向けスコア制作からポスト作業へ移行しやすくなります。制作の種類ごとに環境を切り替える負担を減らし、案件単位で必要な工程をまとめやすくなります。


Nuendo 15で強化された制作支援ツール群
Nuendo 15では、既存ワークフローの改善に加えて、制作の幅を広げる新ツールや拡張機能も充実しています。
オートメーションシステムは、コンパクトな垂直ビューの追加やMixConsole / プロジェクトウィンドウへのドッキング、コピー / ペースト、ラッチモードでの個別トラックのパンチアウトなどに対応し、ミックス時の操作と確認を整理しやすくしました。新しいチャンネル変換機能は、トラックレイアウトに合わせた分割と結合を行い、マルチチャンネル素材の準備を簡潔にします。

加えて、WaveLab GoやSpectraLayers GoのARA連携、トランジェントシェイピングやクリップリミッティング、EQスカルプティングに対応するUltraShaper、±24半音に対応するPitchShifter、6種類の新モジュレーター、MediaBay上でホットスワップに対応したサンプラートラックも搭載しています。Quick Export、macOSでのフルスクリーンMixConsole、Pinch to Zoomにも対応し、ポストプロダクション用途だけでなく、サウンドデザインや音楽制作まで一体的に進めたいユーザーにとっても実用的な内容です。






動作環境
- 製品の仕様やデザイン、動作環境などは予告なく変更することがあります。
| OS(Windows 64-bit) | Windows 10 Version 22H2以降、Windows 11 Version 24H2以降 |
| OS(Mac) | macOS Sonoma、macOS Sequoia、macOS Tahoe |
| AppleシリコンMac | Native App、Rosetta 2 App |
| CPU(必須 / Windows) | Intel® Core i5™(第8世代)以降、AMD Ryzen™ 3000シリーズ以降、またはWindows on Armプロセッサー |
| CPU(必須 / Mac) | Intel® Core™ i5(2018年後半以降)またはAppleシリコン |
| CPUコア | 4以上 |
| RAM(必須) | 8GB |
| ディスク空き容量 | 100GB |
| ディスプレイ解像度(必須、100%表示時) | 1440 × 900 |
| グラフィック minimum(Windows) | Windows 10対応グラフィックボード |
| グラフィック(推奨 / Windows) | AMD R、RXシリーズ以降、NVIDIA Series 700以降 |
| グラフィック(Mac) | Metal対応グラフィックカード |
| インターネット環境 | インストーラーのダウンロード、ライセンスアクティベーション、ユーザー登録等 |
発売日
2026年3月26日(木)
販売価格・ご購入はこちら
- 価格は予告なく変更となる場合がございます。実際の販売価格はオンラインストアの表示価格および最寄りの店舗でご確認ください。
■ グレースピリオドについて
2026年2月26日(木)以降に『Nuendo 15』をアクティべートした方は、MySteinbergを通じて無償で『Nuendo 15』のライセンスを入手いただけます。
Nuendo 通常版
| 通常価格 | ¥141,900(税込) |
| JANコード | 2370000682031 |







