AKG K712 PRO と K612 PRO | ミキシングに最適なオープンエアー型ヘッドホン

投稿日 2020年4月11日
更新日 2024年8月14日
カテゴリー新製品ニュース
タグ AKG（エーケージー/アーカーゲー）　ヘッドホン・イヤホン

ヒビノ社は、AKG（エーケージー/アーカーゲー）のモニタリング用オープンエアー型ヘッドホン「K712 PRO-Y3」及び「K612 PRO-Y3」を発売いたします。
「K712 PRO-Y3」「K612 PRO-Y3」は2013年9月に発売された「K712 PRO」「K612 PRO」の保証期間を3 年に延長したモデルです。製品の仕様は同じですが長期保証が付属することで、より長く、より安心してご愛用いただけます。

上位モデル「K812」はこちら》

主な特徴

「K712 PRO」、「K612 PRO」は、正確で緻密な描写力を備え、原音の再現性を高めたモニタリング用オープンエアー型ヘッドホンです。目の前で演奏を聴いているかのように音場が広く、音の定位や奥行きを正確に描出することが可能で、また、空気の流れを妨げないため、ドライバーの再生能力を最大限に引き出すことが可能です。さらに最上位モデルの「K712 PRO」には、新開発の高性能ドライバーを搭載。従来のオープンエアー型ヘッドホンでは再現が難しかった低域も、鮮明かつ量感豊かに出力します。また、イヤーパッドには、耳の周りの形状に合わせて自在に変形する低反発素材を採用。ドライバーが発した音を余すことなく鼓膜に届けることができます。

微細な残響音さえも余すことなく正確に再現

「K712 PRO」、「K612 PRO」は、数多くのテクノロジーを採用しています。リボン状のワイヤーを使用したフラットワイヤー・ボイスコイルをドライバーに搭載。ワイヤーを高い密度で巻くことができるため、可動部分がコンパクトかつ軽量になり、優れた過渡特性を実現しました。強力なネオジム磁石と相俟って感度も向上し、繊細な音声信号にも俊敏に反応します。
また、ダイヤフラムには異なる2種類の素材を組み合わせた「TWO-LAYER ダイヤフラム」構造に加えて、中心部と外縁部で厚みを変える独自の「バリモーション・テクノロジー」を採用しています。高域特性を維持しながら、ダンパー特性を改善し、分割振動を抑制。一つ一つの音を丁寧に描き出し、微細な残響音さえも余すことなく正確に再現することが可能です。

長時間のモニタリングでも快適なイヤーパッド

「K712 PRO」、「K612 PRO」は、装着感に優れています。耳全体をすっぽりと覆うアラウンドイヤータイプのイヤーパッドは、耳への圧迫が少ないため長時間のモニタリングでも快適な着け心地を維持。滑らかなベロア素材でできており、上質な肌触りを提供します。取り外して手洗いができるので、常に清潔な状態で使用可能です。また、ソフトな本皮製ヘッドバンドはフィット感に優れ、装着するだけで長さが調整できるセルフアジャスト機能を採用しています。

手作業によって組み立てられている「K712 PRO」

1 台ごとに入念な出荷検査が実施されており、固有の番号が本体に付番されフラッグシップモデルに相応しい最高水準の品質を達成しました。また「K712 PRO」は、着脱式ケーブルを採用し、万が一断線した場合でも簡単に交換が可能。ストレートケーブルとカールコードの 2 種類が付属しています。

比較

各製品の大まかな機能比較です。詳細比較および機能の特徴は各店舗の担当スタッフまでお気軽にご相談ください。

	K712 PRO	K612 PRO
構造	オープンエアー型
感度（1kHz）	93dB SPL/mW	92dB SPL/mW
再生周波数帯域	10Hz～39.8kHz	12Hz～39.5kHz
最大許容入力	200mW
インピーダンス	62Ω	120Ω
イヤーパッド	アラウンドイヤー、着脱式、ベロア製
入力コネクター	3.5mmステレオ・ミニプラグ(金メッキ)
ケーブル	着脱式、片出し	3mストレート(OFC)、片出し
質量	298g(除ケーブル)	256g(除ケーブル)
付属品	3mストレートケーブル(OFC)、5mカールコード(OFC)、標準プラグアダプター(ねじ固定式、金メッキ)、キャリングポーチ	標準プラグアダプター (ねじ固定式、金メッキ)