修理記録 レスポールポット交換編
こんにちは!ギターリペア工房、井上です!
10月のリペア記事はお読みいただけたでしょうか?
もしお時間ございましたらこちらも是非とも一読どうぞ!
今年の秋、皆様はいかがお過ごしでしたか? 私は福島へ行って参りました!
紅葉を見ながら美味しい料理に舌鼓を打ちつつ、
温泉にも入ったりととてもリフレッシュできました。
この調子で忙しない年末を駆け抜けたいと思います!
さて今回は前回に引き続き配線修理に関して取り上げてみようかと思います。
今回行うのはレスポールのポット交換です。
修理内容としてはポット全てが長年の使用による経年劣化を起こし、
接触不良の為、ポット自体を新しいもへと交換するリペアとなります。
今回はなるべく元々の配線を活かしつつ、
綺麗にレイアウトをし直しながら修理をおこなおうかと思います。
それでは早速作業に取り掛かりましょう。
まずは最初の状態を
ここからは前回と同じく一度パーツを全て外し、パーツを交換しつつ配線を引いていきます。
ただ配線を外す前にピックアップから来ている線と
トグルスイッチへ向かう線をテープでマーキングします。
これは後に配線し直す際に一目でわかるようにする為です。
次に新しいパーツへと配線を行っていきます。
ただストラトキャスター等とは違い、
レスポールはボディにパーツが直接装着されております。
このままでは配線がし辛い・・・
そんなときにはこれ!!!
レスポールの寸法に模った透明のプレート!!
これにパーツを乗せて・・・
配線をすれば・・・
スムーズに配線が出来ました!
うーん、シンプルだけど便利!!!
あとは先程マーキングした線を新しいポットへと繋いだら・・・
完成!!!!
この後、弦を張って簡易調整を行い、今回の修理は完了となりました。
ということで前回に引き続き電装修理に関してレポートさせて頂きました。
エレキギターは配線に不具合が起きてしまうと何もできなくなってしまいます・・・
そんなリスクを避けるためにも綺麗な配線、新しいパーツへと換えてみませんか?
もしご興味を持たれましたら是非ともお近くの島村楽器へお持ち込みください!!!
今回の修理内容
- ポット交換×4(簡易調整、弦交換含む)
- 交換用パーツ代 (ポット×4)
- 弦代
合計金額 | ¥14,346(税込)+送料 |
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*修理費用は同じ症例でも楽器の種類や形状・仕様によって異なる場合があります。
ご不明な点はお近くの島村楽器にぜひともご相談ください。
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