みなさまこんにちは!

リペアマン遠藤です!

今回も前回のリペアの続きです!

三部構成に渡るリペアもようやく完結を迎えます!


前回のブログの最後に謎のヒントとしてネック裏を映していましたよね。


今回はネックグリップオイルフィニッシュです!

そもそもなぜ今回このリペアをする事になったかというと、

ネックグリップの元々のラッカー塗装が軟化してきて弾いているとべたついてきてしまうそうです。

実はこれはラッカー塗装のギターならではのお悩みで割とあるあるなのです…

原因としては水分や汗、皮脂と言った物に対してラッカー塗装が弱くそれらがついたままにしておくと塗料の表面が劣化していき次第に軟化状態になってしまうのです。

このようにならない為にもやはり弾き終わったら拭く等の日頃のメンテナンスは必須なのですね。


ボディのラッカー塗装が軟化すると弾いてると服にくっついてきたりします。

特に夏場になると汗や皮脂、温度によって更に塗装の軟化が進み弾きづらくなってきます。

基本的にその状態になってしまうと何もせずに改善するという事はまず無いです。

気温が下がってくるとべたつきは幾分マシになるのですが根本的な改善とは言えません。

この状態になってしまった時のリペアとして一番いい方法はやはり再塗装になります。


ラッカー塗装のギターであれば普通はラッカーで再塗装しますので艶ありツルツルの手触りになります。

ですが今回はサテンフィニッシュのサラサラな手触りにしたいという要望でした。

なおかつ塗装が剥げたヴィンテージのネックグリップのように塗装が繋がるようにしたい…

というわけで今回はサテンのオイルフィニッシュを施していきます!


オイルフィニッシュ関連で過去にこんな記事も書いているので興味あれば読んでみて下さい!


では早速作業に入りましょう!

まずはヴィンテージの塗装が剥げたネックをイメージしてグリップの塗装を剥がします。

そしてサンドペーパーで番手を上げていき生地調整していきます。

文字では一瞬ですががっつり時間のかかる作業なのです(汗)

こうして塗装を剥がしてみるとやっぱりメイプル材って白いですね~

今回の塗料はこちら。

サテンのオイルフィニッシュ用塗料ですが詳細は秘密です…


塗装方法はタンポ塗りです。

クラシックギターのセラック塗装なんかでよく用いられますが色々と使える方法ですね。

今回の塗装の道具としてはこのような感じです。

塗っては乾燥、塗っては乾燥を繰り返していきます。

これまた文字では一瞬ですがだいぶ時間かかってます…

そしてこのような感じのサラサラのネックグリップが出来上がりました。

いいですね~

手触りが気持ちいいい!

これならスルスル弾くことが出来そうです!


そういえば他にもペグ交換もしました。元のクルーソンペグからシャーラーのロックペグでチューニングも安定です。

トレモロユニット固定ブロックもローズウッドで作製しました。クラプトンST仕様です。

そして組み込み、全体調整をして完成です!

見た目はヴィンテージ、それでいて弾きやすさを追求した今回のリペアとなりました。

いやぁ最高ですね…


いかがでしたでしょうか?

自分のお気に入りのギターをより良くするカスタマイズをしてみるのはいかがでしょうか!


以上、リペアマン遠藤でした!

またお会いしましょう~

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この記事を書いたスタッフ

仙台ロフト店遠藤

仙台ロフト店店頭リペアの遠藤です。ヤル気が売りです。よろしくお願いします。シンプルが一番、だそうです(笑)

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