マイクによる「ハウリング」とは?
マイクで拾った音をアンプを通しスピーカーで再生する際に起きる「キーン」「ピー」「ボー」といった不快な音。
原因
マイクで拾った音をスピーカーから再生すると、一部がマイクに戻ってくることにより発振減少が起きる。フィードバックとも言われることがある。
ギターなど、ピックアップで弦振動を拾い、アンプで増幅してスピーカーから出力する際も生じることがある。また奏法の一つとしてわざとハウリングを起こす場合もあります(フィードバック奏法)
防ぎ方
使用するマイクとスピーカーの間フィードバックを起こす周波数は場合によって異なります。ミキサーやアンプの出力を上げていくと、ある周波数(音の高さ)からフィードバックが起こり始めます。
対処法の例
- ミキサーやアンプの出力を下げる
- マイクとスピーカーの距離を遠ざける
- マイクとスピーカーのお互いの角度を変える
- EQ(イコライザー)によって適切な帯域を下げる
- アンチフィードバッカー等の機器を利用する
- ウィンドスクリーン全体を手で覆わない