XV-3080 発売:2000年
今でもローランドさんのWebに掲載されていました。当時の価格は¥128,000(税別)
XV-3080製品情報
XV-3080は同時発音数=128音、16パート・マルチティンバー音源。XV-3080の魅力はなんといっても、ハイクオリティーな内蔵音色と、拡張可能なウェーブ・エクスパンション・ボード。リアルなアコースティック楽器からビンテージ・シンセの波形をサンプリングしたアナログサウンドまで幅広い音楽ジャンルをカバーできるのが特徴でした。
これがエキスパンション・ボード・スロット。
SRXシリーズ×2(最大128Mバイト)とSR-JV80シリーズ×4(最大64Mバイト)の最大6枚を同時使用可能な拡張性が魅力でした。
音楽ジャンルに合わせて抜き差ししてたのが懐かしいです。
音色プログラムはスマートメディア(現在は生産完了)に記録可能です。写真の4MBという数字が時代を感じさせます(ちなみに挿入する際は光っている方が下)
アウトプットはアナログ出力×6を装備。3ステレオ・ペアとしても、6系統パラレル・アウトとしても使用することができますので、特に音楽制作では非常に重宝しました。
少々年期が入っていますw
個人的にはオーケストラ、ブラスのエキパンはかなり使い倒した記憶があります。上位機種のXV-5080は、4ステレオ・ペアとしても使用可能な8系統パラレル・アナログ出力、S/P DIFデジタル・アウト(オプティカル、コアキシャル)、R-BUSデジタル・アウトを備えていました。
INTEGRA-7 発売:2012年
プラグイン・ソフトシンセ全盛の現代において、あえてローランドさんが昨年発表したハード音源「INTEGRA-7」。JUPITERシリーズでお馴染みのSuperNATURALサウンドに加え、XV-3080,5080で紹介したエキパン「SRXシリーズ」をすべて収録しているというとんでもないお化けスペック。おまけにMotional Surroundという立体音響機能まで備えているといった最先端の音源モジュールです。
INTEGRA-7については下記、島村楽器公式ブログで昨年徹底レビューを行いましたのでこちらをご覧ください。
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緊急速報!(いまのところ)世界で一番詳しいINTEGRA-7徹底レビュー
生音からシンセ、ダンス系までオールマイティーなジャンルに対応する最高峰モデル。当初は品薄状態が続いておりましたが現在でもコンスタントに売れている製品です。