rekordbox 5.0 & DDJ-XP1発表!ハギオが実機レビュー

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rekordboxがついに5.0へメジャーバージョンアップ!

こんにちは、デジタルアドバイザーのハギオです。

本日「rekordbox dj」のメジャーバージョンアップ「rekordbox 5.0」が正式に発表されましたね!しかも、今日からダウンロードが可能です。

現行のrekordbox djのアカウントをお持ちの方なら、無償で最新のバージョンが使用できるようですので是非試してみててください!

実は一足お先に新商品をチェックさせてもらったので、レビューいたします。

rekordbox5.0リリース

2009年にrekordbox ver1.0がリリースされましたが、この時は楽曲を管理するのみのソフトでした。

そして、2013年にver3.0がリリース。

2015年にver4.0でついに楽曲管理ソフトからDJができるソフトに大進化しました!

そして、2年の月日をかけてver5.0にメジャーバージョンアップ!

rekordbox5.0で何が変わった?

・軽快かつ安定したDJプレイを実現する、次世代エンジン「KORETECH」を搭載。

・CPU負荷、動作、解析時間が大幅アップ!

・USB/SDカードを他のパソコンでも使用可能に

・KEYBOARDモード、KEYSHIFTモード追加

・HOTCUEが8個→16個に

・SLIDE FX追加(DDJ-XP1接続時)

・レイアウト大幅改善

と、ここでRedBull Thre3 Styleの世界チャンピオンDJ SHINTAROさんが新しいrekordbox dj5.0でプレイ!!

新機能をふんだんに使ってのプレイでした!

DJ SHINTAROさんのプレイでも使っていた、rekordbox dj dvs用のカラーバイナルもリリースされます!黒、白、赤、青、透明の5色展開になります。

あと、デモで使っていたこの商品「DDJ-XP1」も本日発表されました!

DDJ-XP1のご紹介

何と!16個のPADが左右に付いた、32PADのコントローラーが発表されました。

PADの上の4つのボタンはモード切替えボタンで、SHIFTと一緒に押すモードも含め8つのモードを切り替えて使用可能です。

DDJ-XP1を接続すると、rekordbox djの右上あたりに「PAD」のボタンが現れますので、ここからDDJ-XP1の設定を行うことができます。

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モードのボタンはあらかじめ、いろんなプリセットモードが入っていますが、USERバンクも8つ用意されており、自分でカスタマイズができます。完全オリジナルのPAD配置も自由に設定が可能なようです。

各PADに好きな機能をアサインすることができます。

HOTCUEなんかは新しく組み込まれたKEY SHIFT機能を使って音程を変えて鳴らすこともできます。

もちろん、キーボードの専用プリセットもあります。

好きなHOTCUEのポイントの音程を変えたものを各PADで簡単に再生することができる機能です。昨今のREDBULL等のDJの大会でよく使われる、違う曲のメロディをPADで叩いてその曲につないだりするときにとっても便利な機能です。

こんな感じで、上2列がHOTCUE、3列目がサンプラー、4列目がPAD FXなんていうなんでもできちゃうモードも作れちゃうわけですね。

新搭載のSLIDE FX

DDJ-XP1には新たにSLIDE FXが追加されました!

DDJ-XP1を接続したときのみ、SFXがrekordbox djに追加されます。

DDJ-XP1の左右の端についているリボンスライダーを触るとエフェクターがかかるというものです。

左右3つずつ好きなSFXを設定可能です。

SLIDE FXでは、RELEASE FXが通常のVINYL BRAKE/ECHO/BACK SPINの3つに加え、BRAKE ECHO/REVERB/SPIN ECHOの3つが増え、6つから選んで使用可能です!

FX、CFX、SFX、PADFXと、計4種類のエフェクターを使用可能なrekordbox dj凄いですね!

KEY SHIFT、KEY SYNC、SILENT CUEなど新たな機能が!

まず、こちらの上の方のJOGで曲の選択を行います。

新たに搭載されたKEY SHIFT/KEY SYNC専用のボタンも当然搭載されています。

試しにKEYSYNCを使ってみます。

左がBm、右がCのキーの曲で

左の曲のKEY SYNCをONにしてみます。

すると、Bm→Amにキーが変更しました。

曲の音程が変わって、ミックス時の違和感が減りました。

ロックやアニソンなどのメロディが強い曲を使うジャンルではかなり有効な機能なのではないでしょうか?

LOADボタンの下にはもちろんBEAT SYNCも搭載。

ん?右下のボタンはなんだ?

こちらもDDJ-XP1のみの機能ですが、SILENT CUEという新機能が搭載されました!

これは、例えば左の曲をプレイしているときに、右の曲に一気に変えて、そのあとHOTCUEを使うというプレイがあるとします。

その場合、右のプレーヤーの再生ボタンを押して、HOTCUEを押すというプレイは手間がかかるため、曲は再生している状態で、曲の終わった後の位置にHOTCUEを設定しておき、無音状態で右の曲を再生させておき、曲を切り替えるタイミングで音の入っている位置のHOTCUEで音を出す。

ということをやっているんですが、仕込みが面倒ですし、HOTCUEが1個減ってしまいます。

これがDDJ-XP1があれば全ての曲に無音状態で再生させておくことが可能になるわけです。そういうわけでSILENT CUEってわけですね。

LOOPの操作もばっちりです。

個人的にrekordbox5.0でうれしかった機能がこれです。

BEATGRIDやBPMの情報など4.0まではEXPORTモードでしか使用できませんでしたが、5.0からPERFORMANCEモードで修正ができるようになりました。

そして、DJ SHINTAROさんのデモで使用されていたこのスタンドも発売になるようです!

底板が薄いので、ミキサーやターンテーブルの下に入っても邪魔にならないデザインです。

お客さんの方から見える位置にPioneer DJのロゴがついています。

それから、折りたたみができる!これがうれしいですね。

いかがでしょう?

本日発表された新商品のレビューでした!

HOTCUEも16個に増えて、rekordbox dj独自のSILENT CUEやSLIDE FXなどが追加されました。KEY SYNC系の機能もデフォルトで搭載されました。

個人的にうれしいのが、動作が軽くなったという点。とUSBのシェア機能。

さらに強力になったrekordbox dj。今後ユーザーが増えて行くんでしょうか?


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