Neo Instruments ( ネオ・インストゥルメンツ ) 社のロータリースピーカーシミュレーター「 MINIVENT II (ミニヴェントツー)」を発売いたします。
2010年に発売されたロータリースピーカーシミュレーター、VENTILATOR(ヴェンチレーター)は生産台数が少ないのにも関わらず世界中で大きな話題となりました。その後2014年に発売された2代目の「 VENTILATOR II 」は今でもフラグシップモデルとしてロングセラーを続けています。
また同時期に簡易モデルとして登場したのが初代の「 MINIVENT 」で、ギター用とオルガン用の2つのモデルをラインアップしていました。今回登場する MINIVENT II は、1つのモデルでギター用とオルガン用を兼用し(モードの切り替えによる)、さらにエディットできるパラメーターも増えています。
シンプルな操作性でリアルなロータリースピーカーサウンドが必要であれば、オルガンのみならず多くの楽器プレイヤーに活用いただけます。
ロータリースピーカーシミュレーター MINIVENT 2
MINIVENT II は「MINIVENT」の後継モデルです。ロータリースピーカーをシミュレートしたエフェクトペダルで、上位モデルの VENTILATOR II と同じDSPによる同一のサウンドエンジンを使いながらも、小型で価格も抑えられています。
よりシンプルに使えるようにノブをなくし、代わりに2つのプリセットを切り替えて使用できます。また、モード切替によりオルガン/キーボードおよびギターで兼用できる仕様になっています。
Hammond organ といったオルガン専用のモジュールだけでなく、ローランドやコルグといったシンセサイザーにこちらを繋げるだけで内蔵のスピーカーシミュレーターよりも本格的なロータリーオルガンのサウンドを体感いただけます。
ロータリー(エフェクト)に関してはこちら
【今さら聞けない用語シリーズ】エフェクターってなに?モジュレーション系
<その2> ロータリー、トレモロ、パン、オルガンの仕組み
MINIVENT と MINIVENT 2 の違い
- オルガン/キーボードとギターのモード切替
- パラメーターの拡張(Speed、Balance、Drive、Distance、Mode)
- バイパス状態を電源オフ時にメモリー
- Distance機能にVENTILATOR IIと同様のモジュレーションカーブを採用
- フットスイッチの動作をカスタマイズ可能
- 工場出荷時に戻せるファクトリーリセット機能
MINIVENT 2 の主な特長
- ロータリースピーカーの低速回転(Lo)と高速回転(Hi)のサウンドを個別にシュミレート
- 回転速度の変更時には速度が徐々に変化
- Bypassスイッチはロータリーエフェクトのオフとして機能
- SLOW/FASTスイッチとBYPASSスイッチを同時に踏むことで回転エフェクトは停止(スピーカーは正面位置で停止)
MINIVENT 2 の主な仕様
- フットスイッチ: SLOW/FASTスイッチ、BYPASSスイッチ(両方でSTOP)
- プッシュスイッチ:プリセットA-B切り替え
- インプット:アンバランス1/4″TSジャック
- アウトプットL:アンバランス1/4″TSジャック
- アウトプットR:アンバランス1/4″TSジャック(※)
- 内部ジャンパー:インプットゲインセレクト
- 電源:12VDC/500mA仕様ACアダプター付属(電池駆動非対応)
- 外形寸法: 100 x 105 x 50 mm
- 重量:560g
※モノ出力時はアウトプットRを使用
▼ 旧モデル「MINIVENT」のサウンドデモ
発売日
2016年6月10日(金)
販売価格
MINIVENT II / MINIVENT 2
¥55,000(税込)
JANコード:4530027390045