【NAMM 2016】FM音源搭載のデジタルFMシンセサイザー KORG volca fm

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The NAMM Show 2016にて参考出品されていた、Korg(コルグ)社のデジタルFMシンセサイザー「volca fm(ヴォルカエフエム)」が正式に発表されました!(2016/3/10 追記)

VolcaFM

FM音源の名機を完全再現したポリフォニック・デジタル・シンセサイザー

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volcaシリーズはこれまで、往年のグルーヴ・マシンや、初期のサンプラーといったクラシカルな音源方式と、現代のダンス・ミュージックのセンシティビティを結びつけることで、これら過去のテクノロジーに新しい光を当ててきました。今度はFM音源の出番です。

volca fmは、FM音源の代表的なシンセサイザーのサウンド・エンジンを完全再現し、互換性を備えた3ボイスのデジタルFMシンセサイザーです。volca独自のインターフェイスにより、FM音源の理論を知らずとも簡単に音作りでき、誰でも特長的なFMサウンドに触れることができます。またvolcaの特色ある16ステップ・シーケンサーは、WARP ACTIVE STEPやPATTERN CHAINなどの新機能によってさらに強烈なリズム・パターンを作り出すことが可能になりました。

FM音源とは?

Frequency Modulation(周波数変調)を応用した音色合成方式を採用した音源。アナログシンセの減算合成と異なり、基本フィルターは使用せず、正弦波を正弦波で変調することで複雑な倍音構成の音色をつくることができる。ただし感覚的な音作りができないため、初心者がイメージ通りの音色を作成することは困難でした。そのため当時はプロのサウンドデザイナー制作の音色も多く販売されていました。

こちらは昨年復活した本家YAMAHAのFM音源シンセ reface DX


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YAMHA Reface DXを少しだけ弾いてみた

強力なFMシンセシス

完全な互換性を備えた、3ボイス・ポリフォニックFMシンセサイザー

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シンセサイザーの歴史において大きな転換点となった、FM(周波数変調)音源の登場。エレピやシンセベースに代表される、複雑な倍音を含んだ金属的でシャープなサウンドは、1980年代当時から現在に至るまで、あらゆるダンス・ミュージック・クリエイターが愛用しています。このvolca fmは、そのFM音源を世に知らしめた代表的なデジタル・シンセサイザーのサウンド・エンジンを完璧に再現。6オペレーター、32アルゴリズムによる完全な互換性を備え、ヤマハ社DX7の音色フォーマットであるSYS-EX/SYXファイルを取り込んで活用することも可能です。

FMのサウンド・エディットを容易に

volca fmは誰でも簡単にFM音源の音作りができるインターフェイスを実現しました。複数のパラメーターがあらかじめアサインされた「MODULATOR」「CARRIER」ノブによって、FM音源の特長的なサウンドを瞬時にエディットしていくことができます。またFM音源のディープなユーザーであれば、メニュー部から全パラメーターの個別エディットも可能。パラメーター・リスト・カードもガイドとして付属しています。

コーラス・エフェクト搭載

サウンド・エンジンの完全再現に加え、コーラス・エフェクトを搭載することで更にサウンドの可能性を拡が広がります。

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進化したvolcaシーケンサー

パラメーターをオートメーション可能な16ステップ・シーケンサー

タッチ・パネル鍵盤での演奏をそのまま記録できる、最大16ステップのループ・シーケンサーを装備。手軽に思い通りのフレーズを作成でき、作成したシーケンス・パターンは最大16個まで本体に保存できます。

またツマミの動きを記憶するモーション・シーケンス機能で、サウンドに時間的な変化を与えることが可能。ループの作り込みのほか、ライブにおいてオリジナリティ溢れるプレイを発揮できます。

複雑なパターンを作り出すWARP ACTIVE STEP、ARPEGGIATOR、PATTERN CHAIN

シーケンスの途中のステップを飛ばして再生できるアクティブ・ステップ機能に加え、volca fmではさらに変則的なリズムを可能にする新たな機能を搭載。アクティブ・ステップが16ステップ未満のとき、16ステップと同じ演奏時間に補正して再生するワープ・アクティブ・ステップ機能は、他のvolcaと同期再生させることで、ステップのタイミングをあえてずらした型破りなプレイを可能にします。

またvolcaシリーズ初のアルペジエーター機能を搭載。モーション・シーケンスと組み合わせることで極めてエキセントリックなリズム・パターンを作り出します。 さらにた複数のシーケンス・パターンを連続して再生させるパターン・チェイン機能によって、32や64、さらには256ステップまで、最大16個のシーケンスを繋げて壮大な展開を構築することが可能です。

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高いプレイアビリティ

2台のvolca fmをシンク接続してクローン化

コルグのグルーヴ・マシンと手軽に接続できるシンク端子を装備しているので、他のvolcaシリーズやelectribe、SQ-1などのマシンと接続し、シーケンサーを同期再生してセッションできます。さらに2台のvolca fmをシンク接続することで、音源プログラムやシーケンス・データをvolca fmからvolca fmへエクスポートしてクローン化することが可能です。

またスタンダードなMIDI IN端子を装備しているので、volca fmをDAWなどの音源モジュールとして活用可能です。

どこでも楽しめる

コンパクト・サイズ、電池駆動、内蔵スピーカーにより、どこへでも気軽に持ち出し、いつでも演奏を楽しむことができます。

仕様

  • 鍵盤部:マルチタッチ27key鍵盤
  • シンセサイザー
    • タイプ:FM音源
    • 発音数:3
    • 構成:6オペレーター、32アルゴリズム
    • プログラム数:32
    • 主なエディット
    • Modulator(Attack、Decay)、Carrier(Attack、Decay)、LFO(Rate、P.Depth)、Algrtm エディット・モードではオペレーターごとに各パラメーターをエディット可能
    • コントロール:Transpose、Velocity、Octave、Arp(Type、Div)
    • アルペジエーター・タイプ:9(Rise、Fall、Random ×各3)
    • ボイス・モード:Poly、Mono、Unison
  • エフェクト:Chorus
  • シーケンサー
    • パート数:1
    • ステップ数:16
    • 記録パターン数:16
    • コントロール:Motion Sequence、Active Step、Warp Active Step、Pattern Chain、Metronome
  • 入出力
    • オーディオ出力:ヘッドホン(3.5mm ミニ・ジャック)
    • シンク:シンク・イン(3.5mm ミニ・ジャック、最大入力レベル 20V)、 シンク・アウト(3.5mm ミニ・ジャック、出力レベル 5V)2台のvolca fmをシンク接続して音源プログラム/シーケンス・データをエクスポート可能
    • MIDI:MIDI IN
    • ヤマハ社DX7の音色フォーマットSYS-EX/SYXファイルをコンバージョン・ロード可能
  • 電源
    • 電池寿命:約10時間(アルカリ乾電池使用時)
    • 電源:アルカリ/ニッケル水素 単3形乾電池 x 6本、またはACアダプターKA350(別売り)
  • その他
    • 付属品:動作確認用単3形アルカリ乾電池 x 6本、シンク・ケーブル、エディット・パラメーター・リスト
    • 別売アクセサリー:KA350(ACアダプター)
    • 外形寸法:193(W)x 115(D)x 40(H)mm(ツマミ高さ含む)
    • 質量:360 g(電池含まず)

volca fm

発売日

2016年3月27日(日)

販売価格

(税抜)¥13,500 (税込 ¥14,580)

JANコード:4959112121843


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Volcaシリーズ

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