GENELEC 8320A, 8330A , 7350A発表!部屋に合わせて音質を補正するSAMシステム搭載小型スピーカー

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こちらの「8320APMバンドルセット」「8330APMバンドルセット」「9315AP」のみ生産終了となりました
※在庫がある場合のみ取扱い可能です

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GenelecよりSAM(Smart Active Monitoring)シリーズの小型アクティブスピーカー「8320A」「8330A」とサブウーファー「7350A」が発表されました。

SAM シリーズは、2006 年からスタートした GENELEC の重要な商品ラインナップとして熟成と拡張を続けているエポックメイキングな商品群です。大きな特徴は、使用する部屋の音響特性を大幅に改善するオートアライメント機能が搭載されていることです。

今回発表されたニューモデルは、小型2ウェイの『8320A』(『8020C』と同サイズ)、自宅の音楽環境で人気サイズである5インチウーファーを採用した『8330A』(『8030B』と同サイズ)、そしてサブウーファーの『7350A』(『7050B』と同サイズ)の3機種で、これまでのSAM シリーズをよりコンパクトにした製品です。

さらに、制御ソフトの GLM(Genelec Loudspeaker Manager)もブラッシュアップされた『GLM™ 2.0』という新バージョンが用意されております。

この GLM™ 2.0 に適合する測定マイクとネットワーク・アダプター等も新しいもの(8300-601)が発表されました。『8330A』については、同サイズで『8130A』+『7261A』という『GLM SE』システムがありますが、『8320A』はこのサイズのモデルで GLM 制御ができる初めての製品です。

従来の SAM シリーズとの違いは、コンパクトサイズなのはもちろんですが、より細やかな制御とユーザーフレンドリーな操作性の向上が上げられます。さらに、浮動小数点処理の DSP エンジンと新設計の D クラス・パワーアンプの搭載などが上げられます。これらと従来のキーテクノロジーである『DCW(Directivity Control Waveguide)』と『MDE(Minimum Diffraction Enclosure)』との素晴しいシナジー効果が実現されております。

環境に合わせて音質を補正するSAM(Smart Active Monitor)システムのAutoCal

SAM(Smart Active Monitor)システムは専用インターフェイスを介してスピーカーをネットワーク接続し、専用ソフトウェア GLM(GENELEC Loudspeaker Manager)を使ってネットワーク内のスピーカーを制御するシステムです。

多くの商用レコーディング・スタジオは理想のモニタリング環境を求めて、様々な設計・施工手法や吸音材等を使ってコントロール・ルームに特別なチューニングを施 しています。しかし、プロジェクト・スタジオやホーム・スタジオなど、よりコンパクトな環境ではルーム・アコースティックの調整は難しく、莫大な費用もしばしばかかってしまいます。

その問題を部屋自体に手を加えることなく解決できるのがGLMの主要機能「AutoCal」です。

専用のインターフェイスをPC/MACに接続し、専用マイクで測定、「AutoCal」が最適なフィルタリングを算出します。

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新しいデザインになったインターフェイス・ボックスと専用マイクロフォン(8300-601)

最適モニタリング環境の構築のために部屋を調整するのではなく、モニター・スピーカーを部屋に合わせて調整するという考えのもと、スピーカー自体を電気的にフィルタリングして、どのような場所でも最適なモニタリング環境に変化させることが可能です。

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GLM™ 2.0(Genelec Loudspeaker Manager)について

『GLM™ 2.0』は、『8300』シリーズと『7300』シリーズのスピーカーを最大で 30 台まで一括制御することができます。

『GLM™ 2.0』が制御する主な項目は、レベル調整、距離補正、部屋の影響を含めた周波数特性の最適化などです。これらを『AutoCal™』というハイライト機能を駆使して的確な自動調整を行います。

そして、この自動調整で得られた設定情報データは、『8300』シリーズと『7300』シリーズのスピーカー本体に内蔵されているフラッシュメモリーに保存されますので、必要に応じてパソコンと切り離して単独で使うことも可能です。

GLM™ 2.0 の機能

  • ネットワーク接続して一括制御できる最大数は、8300 シリーズのスピーカーが 25 台まで、7300 シリーズのサブウーファーが5台までです。
  • GUI画面は、よりシンプルで簡単な操作で測定や設定ができるようになり、柔軟性にも優れています。
  • スピーカーの設置位置や設定情報などがグラフィカルに表示されるので視認性が改善されました。
  • パソコンによる制御は、リスニング環境や聴く位置の違いによる音響特性の悪化を最小限に抑え、一貫した適切な改善結果を常に提供します。
  • 専用のインターフェイスは『AutoCal™』機能の適切な音響測定と補正演算を実行するために、本体側で較正が実行できる能力を持っています。
  • 入力端子のアナログ入力とデジタル入力の設定は、複数のスピーカー・グループ単位で変更できます。
  • スピーカー・グループ毎に独立して、『AutoCal™』の測定、補正演算処理を実行することができます。
  • 『GLM™ 2.0』ソフトウェアのセットアップ・ファイル内には、スピーカー・グループのアナログ入力とデジタル入力の設定情報も含まれています。
  • システムのセットアップ・ファイルの数は、無制限に別名生成することができます。
  • モニター・スピーカーの音量レベル調整は、GUI 画面上のフェーダーを動かすことでできますが、他にオプションの有線リモコンまたはワイヤレスリモコンでリモート・コントロールすることもできます。

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GLM AutoCal™について

GLM AutoCal™ は、プロオーディオ業界で初めて GLM ネットワークを使ってすべてのモニター・スピーカーを完全自動で音響測定、分析、音響補正演算、音響補正調整を高度に統合した処理を実現したシステムです。

  • 測定マイクは『8300A』という工場出荷時に較正されたものを使用します。
  • AutoCal™ は GLM ネットワーク上のすべてのサブウーファーに対して、相対レベルの補正、相対距離の補正、クロスオーバー周波数の位相補正を行います。
  • Acoustic Response Editor は、正確に測定された周波数特性のグラフと設定変更後の変化をグラフィカルに確認しながら、任意のマニュアル操作によってフィルター補正やレベル補正、遅延補正のパラメーター設定を自由に変更(エディット)することができます。
  • 測定マイクの設置位置は、SinglePoint™ と MultiPoint™ の 2 つが選べて、ミキシング作業を 2 名以上で行う場合は、MultiPoint™ を選んで各作業者の位置に測定マイクを置いてそれぞれの測定結果を平均化して調整を行います。

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8320A Bi-Amplified Smart Active Monitor

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最大出力音圧レベル:100 dB

周波数特性:55 Hz – 23 kHz (-6 dB)

クロスオーバー周波数:± 1.5 dB (66 Hz – 20kHz)

ドライバー口径:Woofer 4 in + Tweeter 3/4 in metal dome + DCW™

アンプ出力:Woofer 50 W + Tweeter 50 W

寸法:H 242 x W 151 x D 142 mm with Iso-Pod™

質量:3.2 kg

端子:1 x XLR analogue input、2 x RJ45 control network

8330A Bi-Amplified Smart Active Monitor

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最大出力音圧レベル:104 dB

周波数特性:45 Hz – 23 kHz (-6 dB)

クロスオーバー周波数:± 1.5 dB (58 Hz – 20kHz)

ドライバー口径:Woofer 5 in + Tweeter 3/4 in metal dome + DCW™

アンプ出力:Woofer 50 W + Tweeter 50 W

寸法:H 299 x W 189 x D 178 mm with Iso-Pod™

質量:5.5 kg

端子:1 x XLR アナログインプット、2 x XLR AES/EBU インプット / アウトプット、2 x RJ45 control network

7350A Smart Active Monitoring Subwoofer

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最大出力音圧レベル:104 dB

周波数特性:22 Hz – 120 Hz (-6 dB)

クロスオーバー周波数:± 3 dB (25 Hz – 120 Hz)

位相調整:0 to -270° (90° steps)

ドライバー口径:8 in

アンプ出力:150 W

寸法:H 410 x W 350 x D 319 mm

重量:18 kg

端子:11 x XLR アナログ インプット / アウトプット、2 x XLR AES/EBU インプット / アウトプット、2 x RJ45 control network

発売日

2014年12月17日

販売価格

8320APM
(税抜)¥79,200 (税込 ¥85,536)
※SAMシステムを利用する場合は専用のマイクとインターフェースが必要です。
JANコード:4580278653185

8320APMバンドルセット(8320APM-PACK)
(税抜)¥198,000 (税込 ¥213,840)
※スピーカー「8320A」(×2台)とGLM 2.0キット「8300-601」とGLM 2.0 ワイヤードボリューム「9310AP」のセット
JANコード:4580278653192

8330APM
(税抜)¥115,200 (税込 ¥124,416)
※SAMシステムを利用する場合は専用のマイクとインターフェースが必要です。。
JANコード:4580278653208

8330APMバンドルセット(8330APM-PACK)
(税抜)¥270,000 (税込 ¥291,600)
※スピーカー「8330A」(×2台)とGLM 2.0キット「8300-601」とGLM 2.0 ワイヤードボリューム「9310AP」のセット
JANコード:4580278653215

7350APM
(税抜)¥171,000 (税込 ¥184,680)
JANコード:4580278653222

8300-601
(税抜)¥49,500 (税込 ¥53,460)
JANコード:4580278653284
※SAM用専用マイクとインターフェースのGLM 2.0キット。SAMシステムを利用する場合はこちらが必要です。

9310AP
(税抜)¥13,500 (税込 ¥14,580)
JANコード:4580278653277
※SAM GLM 2.0 ワイヤードボリューム

9315AP
(税抜)¥15,300 (税込 ¥16,524)
JANコード:4580278653291
※SAM GLM 2.0 ワイヤレスボリューム

GLM専用ボリュームコントローラー:写真左が9310AP、右が9315AP
9310AP_9315AP

注意
※SAMシリーズの特徴である音質補正機能を利用するには8300-601が必要になります。
※ネットワークケーブル(LANケーブル)は付属いたしません。

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