この楽器、三角のコマがあります!
みなさまこんにちは!
早いもので1月もあっという間に終わり、2月に入りましたね。
某アニメ作品と某玩具のコラボ商品を探しに100円均一を15件程巡った・・・富田です。
こんなに100円均一を巡ったのも初めてですし、電車で20分範囲の中に15件もあるとは思いませんでした(笑)
そして先日、ようやく出会うことができ無事保護(購入)できました!!
なかなか出会うことができない時もあれば、気にしていない時や熱が冷めた時に出会う事もありますよね?
今回はトロンボーンという楽器に出会った方、またその中でも三角錐が付いた楽器をお持ちの方必見の内容になっております!
ロータリーの違い
こちらの楽器ですが、パッと見ると一般的なトロンボーンと様子が違うのが分かりますか?
そう!
ロータリー部分が違います!
よく見るロータリー付きのトロンボーンは『ロータリーバルブ』という構造の物が大半を占めています。
ロータリーバルブトロンボーン
名前のままですが、ロータリーを使った代表的な楽器はホルンですね。
ロータリーバルブのトロンボーンとホルンはロータリーに限って言えば調整方法は同じです。
トロンボーンのロータリーの種類についてよくまとめられている【ららぽーと名古屋みなとアクルス店のリペアマン―瀬戸の記事】もぜひ参考に読んでみてください!
管楽器修理スタッフせとっちの『ほのぼの日記』第10話 トロンボーンのぐるぐる
今回の主題になっている三角のコマとは??
アキシャルフロー(セイヤー)バルブという構造をご存知ですか?
こちらの構造も比較的よく見かけると思います。
調整方法も少し変わってるので、その様子を少しご紹介いたします!
トロンボーンってこんなに分解できるの?
これが私の第一印象でした(笑)
バルブシステムの構造上、このようにして分解してロータリー調整を行います。
※絶対に分解しないで下さい!
※パーツが無くなったたり、破損したり、ロータリーの動きがさらに悪くなる可能性がありす!
そして、このロータリーが見た目に反して『軽い!』
楽器に大きな三角錐が付いてるので重いと考えてしまいますが、材質や軽量化も計られ、普通のロータリーよりも軽いです!
分解が終わり、水洗いをしてロータリー調整と今回はスライド調整も併せて行いました。
消耗パーツも交換していきます。
Before
After
ロータリー調整が終わるとロータリーを組み立て、少しずつ見慣れた姿に戻っていきます。
じつはこの楽器…
wind&repairにて中古楽器として展示中です!
ご興味のある方はぜひお問い合わせください!!
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最後に楽器の調整を行ったのはいつですか?原因は調整崩れかもしれません。演奏する時にベストな状態で思い切り楽しんでいただけるよう全力でサポートします!