変わった色の革巻き交換Vol.2 【弦楽器工房ブログ】
皆様、こんにちは。
弦楽器技術スタッフの高瀬です。
先日、誕生日プレゼントに山椒と花椒の粉詰め合わせをいただきました。
スーパーで買うと少量でもかなり高額なので、大変ありがたいです。
基本的に何にでも合いますが、チーズケーキに振りかけるとキッシュのようなテイストになり美味しかったのでお勧めです。
前回のブログ「変わった色の革巻き交換」の続きで、今度も同じお客様のビオラ弓で革巻き交換を行いましたのでご紹介いたします。
(S様いつもありがとうございます!)
ビオラ弓の革巻き交換
使用する革は前回同様のこちらの革です。
やはり革単体で見ると奇抜な色ですね…!
前回(バイオリン弓)の時は色の配合をピンク少なめ・黒は多めにしていました。↓
今回の弓はビオラ弓ですが、前回と違いラッピング部に絹糸を使用しています。
しかも色はピンクです。
配色的にこれは合わないはずがなかろう…ということで、気合を入れて作業を行います。
交換後
それではご覧ください。
どうでしょうか。
前回と違い「ピンク多め・黒少なめ」の配色にしたのが正解で、とても綺麗な見た目です。
(個人的に、この革のうねりが何とも言えず好きです)
当初の予定では色の割合は半々だったのですが、一度巻いてみたところどうにもしっくりせず、試しにこの割合で巻いてみたところ良い結果になりました。
お客様にもご満足いただけましたので、一安心です。
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弦楽器技術者の高瀬です。楽器の調子が悪い、音をもっと良くしたいと思いましたら、ぜひご来店ください。皆さまをお待ちしています!