ローズ指板のインレイをドットからブロックタイプへ交換!第二弾
当リペアサイト開設から早2年、最近ブログでご紹介した作業事例と同じ事をやりたい、というご要望が増えてきました。
本日ご紹介するインレイ交換(ドットからブロックタイプへの交換)もその一つでよくご依頼頂きます。
施工は前回と同じ方法です。
前回の記事はこちら<2019年2月25日の記事> ローズ指板のインレイをドットからブロックタイプへ交換!
まずは設置位置決めをします。
この位置決めは何度もシュミレーションして慎重に決めます。
そしてひたすら削る削る削る削る・・・(中略)・・・こんな感じです。
装着するとこんな感じです。
ローフレットあたりの完成写真
12フレットだけはドットが指板サイド寄りに配置されており、どうしてもブロックでは隠れないのでドット跡が残りますが、色味を極力材に近づけ、少なくとも遠目には違和感無いよう仕上げます。
19・21フレットも元のドットは中央位置ながら、ブロックでは全て隠れず、ドット跡が残りますが、同じように仕上げます。
やはりブロックタイプに変わると全体的にシャープな印象で高級感がぐっと増します。
ご依頼お待ちしております。
今回の修理内容
- 指板の掘り込み製作
- 付随する調整
- インレイ代
合計金額 | ¥44,550(税込)+送料 |
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※弦はお持ち込み頂いたものを使用しています。
※修理費用は同じ症例でも楽器の種類や形状・仕様によって異なる場合があります。
ご不明な点はお近くの島村楽器にぜひともご相談ください。
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ネック折れなどワケありな事情を抱えた修理を担当している事が多い阿部です。普段は東京勤務ですが、毎月第一週頃に名古屋工房におります!