エレキベース電装修理
皆さんこんにちは!
夏の厚さにはめっぽう弱いですが、冬の寒さは好き・・・
ギターリペア工房、中澤で御座います!
今回は私が対応させて頂いた案件で、内容こそ電装修理のみなのですが、
非常に珍しい楽器をお預かりしましたのでご紹介させて頂きます。
な・・・何だ・・・これは・・・?
お恥ずかしながら、こちらのSANOXと言うブランド、私は耳に覚えが無いのですが、多弦好きで有名(?)な中澤は非常に興味が沸いたので調べてみました。
すると情報が・・・
出ません。
オフィシャルの情報が出ないので真偽の程はわかりませんが、とある記事を雑に和訳してみると、1980年代にフランスのメーカーが日本のメーカーであるSANOXに向けて設計した、いわばコラボ商品であると・・・
新品での流通は当然の様に無く、中古で探しても全く同じ物は見つかりませんでした。
万が一復刻する事が有ったら買ってしまいそうな勢いの中澤です。
さて、本題に戻らなければ・・・。
元々は電池スナップの交換のみでお預かりしたのですが、実際に蓋を開けてみると、
マスターボリューム、2bandEQ(トレブル、ベース)の合計3つのポットに不良が出ていたので、交換をさせて頂きました。
パッシブ(電池を必要としないタイプ)の楽器の多くはリペアマンの力を借りずともご自身で修理や改造が出来る方も多くいらっしゃいますし、パーツの入手も簡単なのですが、
アクティブ(電池を必要とするタイプ)の楽器はパーツや配線も多く、特殊なパーツを使っている事もしばしば。
しかし、今回はプリアンプは正常に動作しており、ポットを回すとガリガリとノイズが混入する程度。
元の物と同じ抵抗値・カーブのポットを元あった様に繋ぎ直せばOK!と言う事で、仕上がりがこちら!
配線を適正な長さにし、プリアンプ基盤も左右をスポンジで保護する事で万が一動いてしまっても即座に壊れるリスクを抑えております。
ただ”直す”だけではなく、今後のトラブルを未然に防ぐ様に手を入れるのはリペアマンの使命の一つでもあります。
修理だけではなく改造やグレードアップを目的としたご依頼もお気軽にお申し付け下さい!
・ポット交換工賃
・各種電装パーツ
合計金額 | ¥11,150(税込)+送料 |
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バンド経験を活かして、お客様がより楽しく楽器を弾くためのお手伝いをさせて頂きます!特に配線の修理やカスタマイズ、多弦楽器のセッティングはお任せ下さい!