皆様こんにちは、寺田です。季節の変わり目いかがお過ごしでしょうか。
今回ご紹介するリペアは、アコースティックギターのブリッジ浮き修理です。

写真の通り、ブリッジ後方に紙一枚が入る程度の浮きが生じています。

状態によっては、ブリッジを一度剥がして接着面を整える必要がありますが、今回は比較的軽度の浮きでしたので圧着による対処をご案内いたしました。


養生をして接着準備です。


隙間に接着剤を充填し、クランプで圧着します。


はみ出た接着剤を綺麗に拭き取り、暫し乾燥させます。



余談ですが、アコースティックギターのブリッジ接着にはフトコロの深いクランプが必要です。(これが中々売っていない。)

名古屋ギター&リペア店では、ギター向け専用サイズの工具を使用しております。

写真左が今回使用したクランプです。
ニューヨーカースタイルやクラシックギターにも対応出来るよう、さらにフトコロの深いクランプも用意しております。(写真右)


充分に乾燥させた後、張弦をして最終点検です。しっかりとした接着が確認出来たので、無事修理完了です。



〜修理後記〜

人間同様、季節の変わり目はギターも不調が出やすいものです。
今回はブリッジ浮きという目に見える修理内容でしたが、特にアコースティックギターは乾燥によって表板の状態が変わるため、外観に大きな変化は無くとも弾き心地が変わる、というケースが多く見受けられます。

「何かおかしいな、普段と違うな、」と感じた際は是非お気軽にご相談ください。快適な演奏への最適をご提案いたします。

これからの時期は乾燥が大敵ですが、そのぶんギターが綺麗に響く季節です。楽器も身体もいたわりながら、皆さまどうか充実した音楽ライフをお過ごしください!

ではでは、作業に戻ります!


今回の修理内容

  • ブリッジ浮き接着
合計金額 ¥15,750(税抜き)+送料

*修理費用は同じ症例でも楽器の種類や形状・仕様によって異なる場合があります。

ご不明な点はお近くの島村楽器にぜひともご相談ください。


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リペアブース併設店と専門店はこちらをご参照ください。

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この記事を書いたスタッフ

名古屋ギター&リペア寺田

好きな言葉は生涯現役。演奏活動もしています。プレイヤー目線を大切に、現場経験を活かして皆様の音楽ライフをお手伝いします!

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