フレットを磨く!

皆さまこんにちは。

先日買い物をしたところ、おつりの中にこんな10円玉がありました。

異様にピカピカなので、ネットで調べたところ収集や観賞用に鏡のように仕上げられた「プルーフ硬貨」の可能性が高いとの事。

同じお金でもピカピカだと何となくうれしくなりますね。(流通していなければ更に綺麗だったことでしょう。)


今回は、ギターにおけるピカピカのお話です。

皆様からお預かりした修理依頼品を拝見すると、


このようにフレットに錆びや汚れが目立つ個体が多いなあと感じます。

こうなると見た目も悪いですし、ざらざらしているので、演奏感も悪くなってしまいます。


そんな時はフレットを磨きましょう!


基本的なやり方は別のブログでご紹介しておりますので、こちらをご参照下さい。

弾き心地変わる!指板&フレットメンテナンス

ご自宅でも行って頂ける内容ではありますが、

・机やネック枕、保護&磨き&ケア用品など用意が大変。。

・実際自分でやろうと思うと、結構面倒だし、手や家も汚れてしまう。。

と、ハードルが高いのも事実です。

そんな皆様の為に、島村楽器ではフレットクリーニングも含めた「デラックス弦交換」というサービスをご提供しております。基本的に全店で対応可能ですので、是非ご利用下さい。

島村楽器の弦交換プラン

と、ここまでの内容ですと、リペアブログという感じがしないので、ここからは「技術者ならではのフレット磨き」をご紹介します。

正直、フレットによほど深い傷がはいっていない限り、「デラックス弦交換」にお申込み頂ければストレスなく演奏をお楽しみ頂けます。

しかし!細かい傷も取り去り、より滑らかなチョーキング&ビブラート、よりピカピカな状態を求めるなら、我々技術者の出番です。

まずは、スチールウールで磨くと

このくらい


繰り返しですが、これでも十分綺麗になっていますし、演奏上の問題はありません。

ただ、「磨き」だけですとどうしても細かい傷は残ってしまうので、傷を消した上で「磨き」を行ってさらなる滑らかさ、ピカピカを目指していきます。

紙やすりを使って傷を消していきます。

方向も変えながら、丁寧に。

#400くらいからスタートして#2000くらいまで根気強く傷を消していきます。

まだ「磨き」は行っていませんが、この時点で(左の)スチールウールでの作業と同等くらいの輝きになっています。

最後にバフを使って磨きあげます。(コンパウンドで手磨きでもOK)

細かい傷も無くなり、更にピカピカに。

(画像下の)技術者仕上げの方が傷が無くなっているのがわかるかと思います。

今回は比較する為、1本ずつ作業しておりますが、フレット全体を作業した仕上がりを体感して頂くと、感動して頂ける事間違いなし!

今回ご紹介した技術者仕上げのフレット磨きは、基本的に、フレットの高さを揃えて再整形する「フレットすり合わせ」と併せて承りますので、気になった方は是非ご依頼ください。

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この記事を書いたスタッフ

浅草橋ギター&リペア店本田

石川県金沢市出身 2013年中途入社。生粋のA型で、「大人なリペアマン」がモットーのギターリペア工房の真面目担当。

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