【PLEK】オペレーター小林のPLEKレポート:#5施工の様子をご紹介!(後編)
皆様こんにちは!
PLEK担当の小林です。
前回から引き続き、今回の記事では実際にPLEK施工中の様子を一通りご紹介しています。
本記事では後編という事で前回の続き、フレットのすり合わせの工程から解説していきます!
是非参考にして頂ければ幸いです!
弦高調整
すり合わせが完了したら弦高の状態をチェックしていきます。
基本的にナット・サドルの調整を行い、目標値に近づけていくのですが、随時PLEKを使用して弦高のバランスを確認しながら調整を行っていきます。
PLEKのスキャンでは12F上の目標弦高に対してナット、サドルの弦高がどの位置にあるべきか、最適な値を算出できる為、それぞれを適切な高さに調整可能!
調整基準も人間の目だけでなくPLEKのスキャン結果も併用しますので精度をキープし、常に最適な状態に仕上げる事が可能です。
フレット仕上げ
PLEKに搭載されているフレットカッターはクラウンの形状に合わせてフレットを削ってくれるのですが、それでも切削痕は残ってしまうため、各種ヤスリ等を駆使して磨き上げていきます。
研磨完了!磨き上げるとフィンガリングもスムーズになりますし、専用カッターですり合わせをすることで見た目も新品同様にキレイになります!※写真では伝わり辛いかもしれませんが・・・
施工完了!
以上、大まかな手順ですがこんな感じで施工完了です!
お預かり時に気になっていた波打ち部分を最小限の切削で解消し、弦高も下げることで大幅に弾きやすくする事が出来ました!
調整前後のデータを比べるとこんな感じです!
フレット頭も揃っており、弦高も良い感じに低くなっているのが分かるかと思います!
最後に
いかがでしたでしょうか。
PLEKでは今回のようなアプローチ以外にもお客様のご希望と楽器のスキャンデータを参照してピッタリな調整プランをご提案可能です。
気になった方は是非名古屋パルコ店までお問い合わせ下さい。
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