【モリモンの拘りvol.2】ツイストペア配線 編

アプローチは一つじゃない!

リペアマンにより修理の考え方はそれぞれで、アプローチの仕方や修理方法も多岐にわたります。

じゃあ実際にどんなリペアマンに修理をしてもらっているのか、知っておくのも大切ではないでしょうか。

自分の大切な楽器を修理に出すって、大事な子供をお医者さんに診せるのとおんなじ気持ちだと思っています。

【モリモンの拘り】と題して、私のリペアに対する考え方や修理方法等を知って頂いて、私の事を知ってもらえればと思います。

注)あくまで私個人の考え方です。全てのリペアマンが同じ考えという事ではありません。

電装配線にもモリモンの拘りあり!

初回に続き第2回も、電装系となりますが、今回は配線へのアプローチになります!

ちょっとマニアック泣!

さて、今回の修理内容は、ジャック交換です。

経年でサビもあり、ガリも酷い状態でしたので、交換がベストと判断いたしました。

ジャックには2本の線が繋がっています。

まずは外していきます。

こんな感じで2本、信号ラインとアースラインの2本ペアで音を出力しています。

次に新しい配線材を用意します。

ここでモリモンは、こんな感じで2本の配線材を捻じって撚り合わせます!

ツイストペア発動!!

オーディオの世界では、『ツイストペア』といって、

ノイズに対してちょっぴり効果的な配線方法なのです。

実はモリモン、オーディオの業界でも働いていた経験があるのです。

なのでこういうちょっとした知識も持っていたりします。

後はハンダ付けしていくだけですが・・・

端子に巻き付けろ!

ここは本当にリペアマンによって考え方があり、人それぞれな部分なのですが、

モリモンは予備ハンダした配線材を端子に巻き付けてハンダします。

これのメリットは、ハンダでくっつく面積が増え、外れにくくなる事で、

デメリットは、次回交換時に配線が外しにくいという事。

モリモン的には、このデメリットはリペアマンがどうにかすれば良いと思っているので、

プレイヤーには何のデメリットも無いのかなと思っています。

【モリモンの拘り】ツイストペアについて、

ツイストペアは、対になった配線に効果のある方法です。

ギターの内部配線の中で効果的な場所は、こんなところ↓

  • ジャックへの配線
  • 各ピックアップからの配線
  • 電池スナップからの配線

正月の初詣の時の写真。

次男くんが初チョコバナナで大興奮!!

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この記事を書いたスタッフ

名古屋ギター&リペア店森本

どうもモリモンです!店舗リペアマンの経験をして来ました。店舗リペアの経験を活かしたクイックリペアが得意です。お困り事は無いですか?

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