こんにちは!札幌パルコ店のトリヅカです。
先日のMyDRUMSの記事のドラマーのスティックバッグの中身紹介、私も大変興味深く読みました。
ドラマーが100人いればスティックバッグの中身も100通りですね!?
今回から、ドラムを楽しむ皆様のなにかご参考になればと思い、私を含め島村楽器のドラム担当がリレー形式で普段使っているスティックバッグとその中身について紹介していきます。
今回は僭越ながら私のスティックバッグの中身も紹介させていただきます。
スティックバッグの紹介
私がスティックバッグを選ぶ際に重視したのは、以下の3点です。
- スネア、ペダルケースの下部に収まる小さめサイズで、かつ小物収納スペースがあること
- フロアタム等へ掛けるヒモがあること
- 手持ち、肩掛けが可能なこと
これまではスティックはスティックケース、小物は別なポーチに収納していましたが、パッキングの際やライブでの転換時の持ち運びやすさを考え、荷物はできるだけまとめたいと考えました。

12ペア前後収納可能なスティックケースで小物スペースも大きいものはいろいろありますが、4~6ペア前後収納可能で小物収納スペースが大きいものはほぼ皆無でした。
そんな中、ようやく見つけたのがこのPACKENのラウンディッシュスティックケースです。メインのスペースには最大6ペア収納でき、本体と同じサイズの小物収納スペースがあります。


PACKENは国内のカバン職人さんがつくるスティックケースブランドです。
PACKEN製品では1ペア用の「ワンペアスティックカバー」がたいへん人気ですが、このラウンディッシュスティックケースも厚手の生地で縫製やデザインなどの作りがとても良く、気に入って使っています。
画像の私のケースはだいぶ使い込んでいますので少々色褪せ感がありますが、新品はもっときれいですので(笑)、ご了承ください。
なお、カラーバリエーションについては一部廃番カラーもあるようですのでお問合せ下さい。

バッグの中身
スティック

私は太いサウンドが得やすい、チップの無いノッカータイプのスティックが好きなのですが、ハイハットやライドのサウンドはチップがあった方が良いとも感じています。
そのため、左手がノッカータイプ、右手は通常のチップ有りスティックという組み合わせである、カノウプスの玉田豊夢さんモデルを主に使用しています。
このモデルは、左手側で太く迫力のあるスネアサウンドを、ナイロンチップの右手側で明るくシャープなハイハットやライドのサウンドを得ることができ、とても気に入っています。
左右で違うスティックを持つというのはとても変わった感じがしますが、そもそも一般的なリズムパターンを叩く時は左右の手で別の楽器(ハイハットとスネア)を叩いていますし、さらには右手と左手が全く同じように動くわけでもありません。
となると、これはこれで理にかなっているのかなとも思っています。
玉田さんモデルのほかに、同じように左右違うペアであるカノウプスの河村吉宏さんモデル、同じくカノウプスの吉田雄介さんモデル(tricot)も使用しています。(この2品番は一般的に販売しているモデルではないようです)

スティックワックス


私はどうやら手汗をあまりかかないようなので、リラックスしてグリップするためにスティックワックスを必ず使用するようにしています。
手袋やグリップテープ、滑り止め付きのスティックなどいろいろ試しましたが、見た目的に大げさになるのも避けたいと思い、結局このワックスを使用する形に落ち着きました。
このマイネルのワックスは効き目が持続し、自然な感じのグリップ感のため、最もリラックスして握ることができるように思います。

チューニングキー

チューニングキーの紛失対策、みなさんどうしていますか?
目印を付けたりヒモを付けたりといろいろ試しましたが、私の場合は「高価なチューニングキーを使う」、これがいちばん効果がありました(笑)。
マイネルのロゴをかたどったこのチューニングキー、ずっしりと重く手にしっかりとなじみます。そしてなにより2,000円を超えるので、「絶対に無くしてなるものか」という強い気持ちが芽生えます。チューニングキーの紛失対策として、いまのところこれがいちばん効いています。
イヤホン

レコーディングやライブでイヤモニを使用する際のイヤホンはSHUREのSE215スペシャルエディションです。
遮音性が高く低音が聴き取りやすいため、ドラムを叩く時にはこれ一択です。オヤイデの延長ケーブルと一緒にケースに入れてあります。

イヤープラグ

イヤモニを使用しないときは、このジルジャンのイヤープラグを使用します。
聴感上の音質の変化が少なく、聴力に有害だとされる高域を適度にカットしてくれるそうで、コレを使用するのとしないのとでは演奏後の耳の疲れが格段に違います。自分が演奏するときはもちろん、対バンの演奏を見る時もこれは欠かせません。

ビーター

ローボーイカスタムビーターのウッドビーター、音色や打感が良いのでこちらも重宝しています。
ペダルケースにも入れてあるのですが、忘れた時のためにスティックケースにも常備しています。

ミュート

スネアウェイトのレザーミュートです。
ジェルやテープのベタベタ感が無く、なにより適度なミュート感でこちらも必須アイテムです。

CRUZTOOLS ドラムマルチツール

各社いろいろあるマルチツールですが、このCRUZTOOLS製には他にはない特徴がひとつあります。それは六角レンチがインチとミリサイズ両方が備えられていることです。
私はDWのペダルも使用しており、DWのペダルの一部にはインチサイズの六角ネジが使用されているのでこちらが手放せません。

レモ クイックロックハイハットクラッチ


ライブやスタジオでハイハットシンバルを持ち込む際には、シンバルだけでなく自分のクラッチを持ち込むことで、備え付けのクラッチが外れないなどのトラブルや、暗いステージ上でクラッチの部品を紛失してしまう等のセッティング時の不安が解消されます。
このレモのクラッチはワンタッチでシンバルを装着でき、また様々なロッドの太さに対応しています。

まとめ

スティックバッグにぎっしり詰まっていますが、スタジオやライブの際は必ず持っていっています。
私はとても忘れっぽく、忘れ物をしないために編み出したのがこの「すべてひとつにまとめておく」という方法でした。
あまり皆さんの参考にならないかもしれませんが、私が愛用しているアイテムたちのご紹介でした。
次回は5月1日、MyDRUMSの中の人のシンゴ☆スターさんが、こだわりのスティックバッグの中身を紹介してくれます。どうぞお楽しみに!
その他のスタッフのスティクバッグの中を覗いてみる
この記事を書いた人
札幌パルコ店 鳥塚

テレビで見たドラムに心を奪われてドラムを始め、バンド活動に明け暮れていたある日、何気なく訪れた楽器店で目にしたプロドラマーのドラムイベント(ドラムクリニック)に感銘を受け、楽器店員を志す。現在は札幌パルコ店勤務の傍ら、演奏活動も行う。
これまでに、米国のZildjianや大阪の旧SAKAEといった国内外のドラム/シンバル工場を訪問。長い演奏歴とスタッフ歴で培ったマニアックな知識は、島村楽器随一。
そして今では、世界中のドラマーの定番となったPROTECTIONracketのスネア&ダブルフットペダルケース「TZ3016」「TZ3015」の発案者。
偉大なドラマーを輩出し続ける北海道・札幌で、ドラムコーナーの灯を絶やさぬよう奮闘中。
MyDRUMS内で「トリヅカのマニアックドラム」を連載中!


