スネアドラムはドラム演奏の要?
こんにちは。「MAIKOのTAMA大好き!」です。 第1回目は「TAMAの歴史や概要」をご紹介しました。興味が湧いてきた!と思っていただけると嬉しいです。
さて第2回目は「スネアドラム」についてです。
ドラムセットにおいてスネアドラムと言えば、バックビートを叩く大切な要素であり、 ドラマーの好みやバンドのカラーが分かりやすく出る「ドラム演奏の要」とも言えるでしょう。
ドラマーの皆様が「マイスネア」を手にすると思いますが、スネアドラムには素材や形など本当に様々な種類があり、正直選ぶのはとても悩みます。(悩むのがまた楽しいのですが♪)
今回の記事では「TAMAのスネアドラム」をご紹介致しますので、是非いろいろと比較検討してみてくださいね。
1980年にTAMAから発表された「Mastercraftシリーズ」スネアドラムをご存知でしょうか?

「Mastercraftシリーズ」スネアドラムとは、シェル材には5種類が使用され
- ベルブラス
- ローズウッド
- ファイバーグラス
- バーチ
- スティール
個性豊かなサウンドバリエーションを展開したシリーズです。
- 全面当たりのスナッピー
- ダイキャストフープ
をシリーズ全てで採用。
作られていたのは7年間程ですが、今なお名器として語り継がれ、TAMAのスネアドラムが世界でも活躍する先駆けとなったシリーズです。
そんな「Mastercraftシリーズ」スネアドラムが2024年にリメイクされて復刻版が登場しております。
今回の記事は復刻版「Mastercraftシリーズ」スネアドラムについて掘り下げてまいります。
良い物は時代を超えても、なお輝くものでして…試奏させていただきましたが
いやはやどれも素晴らしい鳴り、響き、使い勝手の良さ…どれも魅力的な逸品ばかりでした。
動画・コメントも交えて解説させていただきます。
50TH LIMITED【Mastercraftシリーズ】Artwood Birchモデル

1980年に発売されたMastercraftシリーズのArtwood Birchモデルが、限定モデル「AW-455」「AW-456」として復刻。
Artwood BirchはSuperstarで評価を得たバーチシェルを採用し、太い中低音と9mm厚のシェルがもたらす耳当たりの良い音で抜けの良さも抜群です!
とても気持ちの良い演奏感です。
スネアワイヤーは当時主流だった全面当たりタイプを採用。
全面当たりストレイナーらしい繊細な反応とバズ音のボリューム感。
初期のモデルに採用されていたウッド・インレイを再現。飾り気のないナチュラルな木目とのコントラストによって、アンティークな雰囲気を醸し出しいます。
「AW-455」と「AW-456」のスペックと特徴

- シェル:9mm厚のバーチ材の6ply
↑ぶ、分厚い!! - サイズ:①14″x5″ ②14″x6.5″
- フープ:ダイキャストフープ
- テンションボルト数:10テンション
- ヘッド:REMO® Ambassador Coated


- ストレイナー/バット:ローラーアクション
- スネアワイヤー:全面当たり方式の18本線カーボンスティールスネアワイヤー


- インサイドマフラー:ワンタッチ・トーンコントロール
「AW-455」の演奏と感想

シェルの深さが5″ということもあり、レスポンスが早くとても鳴らしやすい印象でした。心地良い「バーチの木の鳴り」、「適度な太さ」が好きです。今回、【Mastercraftシリーズ】を5種類叩きましたが、1番使い回しがし効きそうな1台だと感じました。全面当たりのスナッピーと言うと、ウェットで重たくなるイメージでしたが・・・驚くほどカラッとして、ワイルドながら上品さもある抜け感が素敵でした。
| AW-455 (JAN:4549763346995) | 105,600円(税込) |
「AW-456」の演奏と感想

6.5″のシェルの深さでチューニングレンジもしっかりあります。とはいえ9mm厚のバーチ材による効果でしょうか、深さの割にサウンドはとてもタイトでドライでしたが、5″のシェルの深さに比べるとサウンドは甘いふくよかな印象でした。心地良い「バーチの木の鳴り」、「適度な太さ」はArtwood Birchモデルにしか出せないサウンドだと思います。
| AW-456 (JAN:4549763347008) | 105,600円(税込) |
50TH LIMITED【Mastercraftシリーズ】スティールスネア「8055」「8056」

クローム仕上げに8本の溝加工というシンプルなルックスが、ビンテージファンの間で人気のMastercraftスティールスネア「8055」「8056」を限定モデルとして復刻。
1.2mmのスティールシェルとダイキャストフープのマッチングが生み出すソリッドな音抜けと、全面当たりスネアワイヤーのボリューム感のあるバズ音によって、そのルックスに相応しいビンテージサウンドを奏でます。
ちなみに1970年代「TAMA」のブランドがスタートした当時は商品の名前のほとんどが「数字のみ!」だったんです。
この復刻版のスティールスネアは名前も当時の雰囲気を受け継いで「数字のみ!」の「8055」「8056」。
当時を知るドラマーの方にとっては懐かしさを感じるのではないでしょうか。
「8055」と「8056」のスペックと特徴

- シェル:1.2mm厚のスティール材
- サイズ:①14″x5″ ②14″x6.5″
- フープ:ダイキャストフープ
- テンションボルト数:10テンション
- ヘッド:REMO® Ambassador Coated


- ストレイナー/バット:ローラーアクション
- スネアワイヤー:全面当たり方式の18本線カーボンスティールスネアワイヤー
- インサイドマフラー:ワンタッチ・トーンコントロール
「8055」の演奏と感想

さすがスティール製!ハジける元気なサスティーンが気持ち良いです。そしてその分、インサイドマフラーをONにした時の音色の変化は大きく、ある時とない時でキャラクターが異なり2度美味しいスネアだと思いました。改めて金属製のスネアにインサイドマフラーが装備されている便利さを強く感じました♪
| 8055(JAN:4549763363251) | 88,000円(税込) |
「8056」の演奏と感想

スティール製で深さも6.5″と深めなのでサスティーンは長めながら耳当たりはマイルドでとても使いやすそうです。5″のものと同様インサイドマフラーをONにした時の音色の変化は大きいので、いろいろなジャンルにフィットしそうです。悩んだら、1台持っていると良いスネアだと感じました♪
| 8056(JAN:4549763347022) | 88,000円(税込) |
【Mastercraftシリーズ】ベルブラススネア「BB-156」14”×6.5”

1980~1990年代を象徴するロックアルバムに多く使用され、今でも一部のサウンドエンジニアの間で”TERMINATOR”と呼ばれるほど比類なき存在感を誇るスネアドラム「Bell Brass」。
鋳造後、3mm厚に削り出して成型したキャストベルブラスシェルを採用。
とにかく重い!超重量級シェルによって得られる、耳をつんざくような圧倒的音圧と低音から高音まで幅広い音域をカバーするレンジの広さは他の追随を許しません。
ベルブラススネアという名前を聞いた時に思い起こす”あのサウンド”を実現。
「BB-156」のスペックと特徴

- シェル:3mm厚のベルブラス材
- サイズ:14″x6.5″
- フープ:ダイキャストフープ
- テンションボルト数:10テンション
- ヘッド:REMO® Ambassador Coated


- ストレイナー/バット:ローラーアクション
- スネアワイヤー:全面当たり方式の18本線カーボンスティールスネアワイヤー
- インサイドマフラー:ワンタッチ・トーンコントロール
「BB-156」の演奏と感想

まずは音量と音圧に圧倒されました。ベルブラス製といえば、まず間違いない!という期待に見事に応えてくれる1台だと思います。金属らしい抜ける感じはもちろんあるのですが、しっかりと中低音の深みのある芳醇な音色もあり、実に1音、1音が奥深く気持ちの良い音色です。ドラマーとして一生に一台はベルブラスのスネアを持ちたい!という方も多いとは思いますが「BB-156」は本当~~にオススメです♪ 私も欲しい・・・
| BB-156(JAN:4549763347015) | 484,000(税込) |
「MASTER CRAFT」の5つのスネアドラムをご覧頂きました。
45年程前のドラマーさんも「MASTER CRAFT」のスネアドラムを叩いていたと思うと、ロマンを感じますね。
時を経て更にブラッシュアップされた「MASTER CRAFT」シリーズ。サウンドは勿論、実用性においても納得のシリーズですので、興味を持って頂けたらと思います。
次回の記事は、2026年のTAMA新作スネアドラムをご紹介します!

2023年秋、ドリーム・シアターに復帰したことで音楽業界全体を沸かせた「マイク・ポートノイ」の限定シグネチャー・スネアドラム。
「ドリーム・モンスター」と名付けられた夢のようなカラーリングのスネアドラムです。
こちらのスネアと、もう1アイテムをご紹介予定。
2026年の新作をどうぞお楽しみに!
この記事を書いた人
三宮オーパ店ドラムアドバイザー 大倉(おおくら)

中学生のとき、吹奏楽部に所属したことをきっかけにドラムを始める。
高校生のときに初めて購入したマイペダルは、TAMAのアイアンコブラ。
バンド活動を通じ、MaikoとしてTAMA(とZildjian)のエンドースメントアーティストをさせていただいています。
島村楽器入社後は、ドラム担当としてオススメの機材や練習方法などをご提案しています。
MyDRUMS内で MAIKOの「TAMA大好き!」を連載中!


