「昔サックスを吹いていたけれど、今は音を出せる環境がない」
「吹奏楽部を離れてから、楽器を続けるきっかけがなくなってしまった」
「また管楽器を始めたいけれど、練習場所や音量が気になる」
そんな方に今、あらためておすすめしたいのが電子管楽器です。
電子管楽器は、アコースティック管楽器のように息を吹き込んで演奏できる電子楽器です。ブレスセンサーが息の強さを感知し、音量や表現の変化をつけられるため、管楽器経験者にもなじみやすい演奏感があります。
さらに、ヘッドホンを使えば音を外に出さずに演奏できるモデルも多く、住宅事情で管楽器の練習をあきらめていた方にもぴったり。サックス、クラリネット、フルート、トランペットなどの管楽器音色に加え、シンセサイザーや弦楽器系の音色まで楽しめるモデルもあり、「管楽器の延長」としても「新しい電子楽器」としても楽しめます。
電子管楽器とは
アコースティックの管楽器のように、息を吹き込むことによって演奏できるのが電子管楽器(又は電子吹奏楽器)です。
吹く強さに応じてセンサーが反応し、音程・音質・音量など微妙なコントロールをブレスで表現することができます。また、アコースティックの管楽器と同じ感覚で演奏できる運指が用意されているのも特徴で、管楽器の経験者はもちろん、管楽器を手軽に演奏したい方に人気です。
通称、電子管楽器は「ウィンドシンセ」「ウィンド・インストゥルメント」「デジタルサックス」「電子サックス」「ウィンドコントローラー」など、メーカーや製品によってさまざまな呼び方があります。とくに、AKAI professionalブランドの「EWI(イーウィ)シリーズ」、 Roland (ローランド) の「Aerophone (エアロフォン)シリーズ」、YAMAHA(ヤマハ)の「YDS」が有名です。

電子管楽器の種類
電子管楽器は、本体に音色が内蔵された音源搭載タイプと、本体には音源が入ってなく外部の音源を繋いで音を鳴らす音源非搭載タイプの2種類があります。音源非搭載タイプはウィンドMIDIコントローラーと呼ばれています。
音源搭載タイプは本体の音色だけでなく外部音源を繋ぐことができるのが一般的で、そのため音源非搭載タイプは下位モデルという位置づけになります。
| 音源搭載タイプ | 音源非搭載タイプ |
|---|---|
![]() | ![]() |
| 左)Roland Aerophone 中央)AKAI EWI4000s 右)AKAI EWI5000 | 左)AKAI EWI USB 右)YAMAHA WX5(生産完了) |
管楽器と電子管楽器との違い
電子管楽器と管楽器を比べた時、アコースティックならではの音の表現力には雲泥の差があります。しかし、近年の技術の進歩によりとてもリアルな音まで表現できるようになりました。
ここでクイズです。こちらのサックスの音色は電子管楽器と管楽器どちらの音かわかりますか?
ちなみに、ノイズが入ってしまい聞きづらいかと思いますがご了承くださいませ。
A
B
※上記で読み込まない場合は下記で再生してください(パソコンのみ対応)
A
B
Aが電子管楽器の音と思った方、素晴らしい耳をお持ちです。
いやいやAもBも電子管楽器の音だよと思った方、、、するどいですね。
‥答えはさておき、とてもリアルな音だと感じていただけましたでしょうか。もちろん、どうしたって”生”とは違いますので賛否あるかと思います。しかし、電子管楽器だからこそ可能なこともあります。例えば音量の調節です。管楽器を吹くと一定の音量が必ず出ますので、夜の演奏は難しいですよね。昼間でもなかなか厳しい環境の方も多いかと思います。その点、電子管楽器はヘッドホンで演奏できますので夜でも楽しむことができます。

もう一つ違いを挙げると、さまざまな音色を奏でることができるのも電子管楽器の醍醐味です。
電子管楽器の定番音色サックスのほか、フルートやクラリネット、オーボエなどの木管楽器、トランペットやホルンなどの金管楽器、中には尺八や二胡の和楽器だったり、バイオリンやオルガンなど、もはや吹奏楽器じゃないものまで演奏できるのです。
また、管楽器に比べて、比較的少ない演奏技術でも楽しめるのも特徴です。そのため、ちょっと管楽器を体験してみたい方に管楽器の良さ、そして電子管楽器ならではの楽しみ方がそれぞれあるのです。
では、さきほどのクイズの解答です。もったいぶってスミマセン。。
A:管楽器(サックス)
B:電子管楽器(Aerophone)
という答えでした。
スペシャル
AKAI EWIの歴史とEWI4000swとEWI5000の違い
AEROPHONEをサックス奏者とデジタルからみた視点で綴ってみた
縦笛しか吹けないDJがデジタル管楽器に挑戦!連載1~3
【動画】SAXインストラクターに聞く!電子管楽器スペック比較
店舗スタッフによるレビュー
| 京都カナート店 | 札幌パルコ店 | 長崎浜町店 | 名古屋パルコ店 |
|---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 【櫻井】エアロフォン紹介してみたvol.1 | 【Roland Planet大木/脇】エアロフォン「AE-10」実機レビュー | 【高橋】スタッフ高橋の、名人への道~16連射目~ | 【宇野】管楽器担当の「日常」。その1~AKAI EWI5000発売~ |
エアロフォン 教室 開講

ローランドのウィンドシンセ「Aerophone AE-10」の音楽教室を開講いたしました。レッスンはオーダーメイドレッスン式ですので自分のペースで練習することができます。また、同時にレンタルサービスもスタート!レッスンやご自宅で練習することができます。
詳しくはこちら:「エアロフォン教室 開講のお知らせ」
商品情報
(2026年5月 現在)現行機種は下記になります。
Roland
Aerophone Pro (AE-30)

2種類の音源を搭載し、管楽器の演奏性&表現力を高めた最上位モデル。USB接続やBluetooth対応、MIDI端子などの拡張性も魅力。
メーカーサイトはこちら
AKAI
YAMAHA
TAHORNG
MOOER
Ashun Sound Machines
Diosynth

高度なシンセシスとサンプル再生をもつエンジンを搭載したデジタル管楽器。サックスや管楽器の感触を再現するメカニカルキー採用。
Robkoo
Clarii PRO C20

2つのエンジンで表現力豊かな演奏が可能な本格派ウィンドシンセ。650gの軽量設計、最大98dBの驚異的な音量をもつスピーカーを搭載。
電子管楽器 主要モデル比較
各製品の大まかな機能比較になります。こちらの違いだけではご自身にあった製品を選ぶことは難しいため各店舗の担当スタッフまでお気軽にご相談ください。
※スマートフォンの場合は左にスワイプして表示してください。
| YDS-150 | AE-30 | AE-20SC | AE-20 | AE-05 | AE-01 | EWI5000 | EWI SOLO | Diosynth | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| カラーバリエーション | イエローブラス製 ゴールドラッカー仕上げ | ブラック | ゴールド | ホワイト | ブラック | ブルー | ブラック/ホワイト | ブラック/ホワイト | ブラック |
| マウスピースタイプ | リード型 | リード型 | リード型 | リード型 | リード型 | リード型 | ホイッスル型 | ホイッスル型 | リード型 |
| ブレスセンサー | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| バイトセンサー | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
| 内蔵音色数 | 73 | 348 | 303 | 271 | 11 | 6 | 100 | 200 | 384 |
| カスタマイズ音色登録(ユーザートーン) | 20 | シーン:600 トーン:512 | シーン:600 FAV:12 | シーン:600 FAV:12 | – | – | 100 | 100 | 768 ※10 |
| 内蔵エフェクト数 | 10※9 | 36 ※9 | 36 ※9 | 36 ※9 | 1 | 1 | 3 | 3 | 40以上 ※9 |
| 各楽器の運指プリセット数 | 1種 | 6種 ※3 | 8種 ※3 | 8種 ※3 | 3種 ※3 | 1種 ※3 | 6種 | 6種 | 4 |
| オクターブ・シフト | 7 ※8 | 7 | 7 | 7 | 3 | 3 | 7 | 7 | 8 |
| iOS/Androidアプリ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | – | – | ◯ |
| Mac/Windowsソフトウェア | – | – | – | – | – | – | ◯ | ◯ | ◯ |
| 外部入力端子 | ◯ | – | – | – | – | – | – | ◯ | – |
| MIDI出力端子 | – | ◯ | – | – | – | – | ◯ | – | ◯ |
| MIDIインターフェイス機能 ※4 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
| オーディオインターフェイス機能 ※5 | ◯ | – | – | – | – | – | ◯ | – | ◯ |
| スピーカー数 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | – | 1 | 1 |
| Bluetooth | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | – | – | ◯ |
| ワイヤレス ※6 | – | – | – | – | – | – | ◯ | – | – |
| 重量 ※7 | 約1009g | 約1140g | 約1100g | 約1100g | 約695g | 約500g | 約900g | 約800g | 約900g |
| 専用ケース | 付属 | 付属 | 付属 | 付属 | 付属 | – | 別売 | 別売 | 付属 |
※2:プリセット・プログラム兼用。
※3:本体操作での運指プリセット数。
※4:本掲載のMIDIインターフェイス機能の内容は、パソコンと本体をUSB接続しDTMソフトのMIDIコントローラーとして使用可能かどうか。
※5:本掲載のオーディオインターフェイス機能の内容は、パソコンと本体(または本体付属の機器)をUSB接続しDTMソフトでオーディオ録音が使用可能かどうか。
※6:内蔵音源を付属のワイヤレス受信機から音声を受信し、ライブパフォーマンスで利用することが可能。
※7:本体の重さ。すべて電池重量含む。
※8:音色により異なる。
※9:同時使用数ではなくエフェクト種類。
※10:内蔵音色数(ファクトリーパッチ)含めて本体に保存可能な全パッチ数が最大768
製品ニュース 随時更新
書籍・参考書
AKAI-EWI公式のEWI教則本「ゼロからはじめるEWIスタートガイド」が2019年7月25日より発売!
同社発行の「EWIマスターブック」は楽器経験者を対象とした唯一のEWI教則本ですが、この度発行されます「EWIスタートガイド」は初心者(初めて楽器を持つ人)からEWI中級者までご利用いただける内容となっております。




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