ボーカルマイク 比較!人気マイク14種類を聴き比べ!おすすめマイクランキング 2020

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人気機種14種を比較

さて、今回の企画の為に用意したマイクは全部で14本。売れ筋上位のモデル(2016年-2017年春までの統計)をそれぞれピックアップしました。人によっては、あのマイクも聴きたい‥というご意見もあるかと思いますが全部を揃えて実施することは難しいためご了承くださいませ。

マイク試聴一覧(メーカー/型番:詳細リンク)

今回、ご協力いただいたボーカリストの方は、沖縄出身の女性4人組ロックバンド「FLiP」のボーカルとして活躍され、現在はプロジェクトMAISON "SEEK"(メゾンシーク)として活動されているSACHIKOさん。楽曲は、MAISON "SEEK"『君空域 "Kimi-ku-iki"』(YouTube:Official Audio)を使用させていただきました。

SACHIKO プロフィール

MAISON "SEEK" are...
SACHIKO(vocal)がLASTorder(Track maker/Key)、SHOZO-my way my love/CURTISS-(Drum)をサポートに迎え、2017年新たにスタートさせたプロジェクト。

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オフィシャルサイト 》

収録は、Steinberg 「UR44」を使用し、24bit/96kHzのサンプリングレートにて録音。その後編集では、エフェクトにリバーブを使用しています。(後半ではエフェクトなしになります。)

数回に分けて収録したため、多少ニュアンスが異なりますが、音質の特質はお分かりいただけるのではないかと思います。

お願い)本記事で紹介しているサンプル音源は、ぜひモニタースピーカーや高品位ヘッドホンでお聴きください。

マイク試聴

SHURE SM58
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:カーディオイド
【周波数特性】:50 Hz~15 KHz
【感度】:-54,5 dBV/Pa
【質量】:298 g
通称ゴッパーと言われている世界でもっとも有名なマイク。
頑丈な作りでハウリングにも強く、ハンドリングノイズも14本の中で低いほうになります。
音質的には中音域を特徴としたサウンド。
SHURE BETA58A
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:スーパーカーディオイド
【周波数特性】:50 Hz~16 KHz
【感度】:-51,5 dBV/Pa
【質量】:278 g
SM58の上位マイク。
頑丈な作りでハウリングにも強く、SM58より高い出力となります。
音質的には高音域までしっかり捕えるので抜けが良いサウンド。
SHURE BETA 87A
【エレメント】:コンデンサー型
【指向性】:スーパーカーディオイド
【周波数特性】:50 Hz~20 KHz
【感度】:-54 dBV/Pa
【質量】:207 g
ライブ用ハンドヘルドでコンデンサーマイクの中では最も人気のモデル。
コンデンサーだけあってクリアで抜ける高音は、リバーブの乗りも良く歌っていて気持ちが良いという意見も。テレビの歌番組でもお馴染み。ハンドリングノイズもかなり低い。
SHURE KSM8
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:カーディオイド
【周波数特性】:40 Hz~16 KHz
【感度】:-51.5 dBV/Pa
【質量】:330 g
史上初のデュアルダイアフラム(振動版)ダイナミックマイク。
ダイナミックらしい押し出し感と、コンデンサーマイクのようなフラットさを両立したまさに新感覚・新時代のマイク。
さらに近接効果にも強い為マイクとの距離で音質も変わらず、モコモコしない為、大切な歌詞もしっかり届けてくれます。
Sennheiser E935
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:カーディオイド
【周波数特性】:40 Hz~18 KHz
【感度】:-51 dBV/Pa
【質量】:330 g
音の立ち上がりが早く、程よく抜けの良い音。BETA58Aの高域がキンキンしてしまう声質の方に適している傾向があります。
Sennheiser E945
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:スーパーカーディオイド
【周波数特性】:40 Hz~18 KHz
【感度】:-54 dBV/Pa
【質量】:365 g
高域が強く、ややコンプがかった押し出し感のある音は、声質と合えば最高に気持ちが良いサウンド。ハンドリングノイズはもっとも低い結果となりました。
audio-technica AE4100
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:カーディオイド
【周波数特性】:90 Hz~18 KHz
【感度】:-55 dBV/Pa
【質量】:310 g
AE6100よりもミドルが出ている印象で、男性ボーカルによく合うサウンドです。
audio-technica AE6100
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:ハイパーカーディオイド
【周波数特性】:60 Hz~15 KHz
【感度】:-55 dBV/Pa
【質量】:310 g
音のスピード感が早く、非常に抜けの良いサウンドです。
audio-technica ATM98
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:カーディオイド
【周波数特性】:70 Hz~16 KHz
【感度】:-57 dBV/Pa
【質量】:325 g
アルニコ磁石を採用したマイク。スピーカーユニットやギターのピックアップでもアルニコ磁石のサウンドを讃えるときに「パワフル」「スムース」「まろやか」と言われますが同様な傾向があります。ライブで存在感を発揮するサウンド傾向です。
AKG D5 C
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:カーディオイド
【周波数特性】:20 Hz~17 KHz
【感度】:-51,7 dBV/Pa
【質量】:320 g
ずばりコストパフォーマンスは高いマイク。SM58より少し上が出て、ミドル・ローはAKGらしい滑らか(押さえられた?)な印象。一言でいうと落ち着いた音質です。
AKG D7
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:スーパーカーディオイド
【周波数特性】:70 Hz~20 KHz
【感度】:-51,7 dBV/Pa
【質量】:320 g
ダイアフラムの厚みを中心と外側で変えるバリモーション・テクノロジーにより、AKGのコンデンサーを思わせる繊細な高域と、パワフルなミドル・ローを併せ持ったマイク。コイルがハムバッカー仕様でノイズにも強くハンドリングノイズも低い。
Electro-Voice ND76
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:スーパーカーディオイド
【周波数特性】:30 Hz~17 KHz
【感度】:-52,4 dBV/Pa
【質量】:260 g
これもハムバッカー・コイルでノイズに強いマイク。またショックマウントカプセル構造なためハンドリングノイズにも強いです。ただセルフノイズは検証の中で一番高い結果でした。ミドル~ハイに特徴があり、声質が合えば前に出てくれるサウンドです。
beyerdynamic TG V70
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:ハイパーカーディオイド
【周波数特性】:25 Hz~18 KHz
【感度】:-49,9 dBV/Pa
【質量】:349 g
極めて低域が高いマイク。検証の中で低音No.1です。声をさらに太く聴かせたい方も、声の細さを気にしている方も男女問わず選択肢に入れるべき特徴的なマイク。ハンドメイドによる作りの良さも魅力。
Lewitt MTP 840 DM
【エレメント】:ダイナミック型
【指向性】:スーパーカーディオイド
【周波数特性】:40 Hz~18 KHz
【感度】:-49,1 dBV/Pa
【質量】:336 g
声量やOn/OFFマイクのセッティングに合わせてGAINをコントロール可能なユニークなマイク。また3段階のハイパスフィルター搭載で近接効果も調整可能と贅を尽くした仕様ながらそこまで値が張らずコストパフォーマンスが良いモデル。

いかがでしたか?

今回の実験の目的も前回同様、「どのマイクが一番優れているか?」ではなく各マイクの特性や傾向をみることにあります。また、マイクの仕様や動画だけではマイクの音質すべてを表すことはできず、人(声質)によって同じマイクでも全く違ったキャラクターになるところがボーカルマイクの面白いところです。

ぜひ店頭でそれぞれのマイクをお試しいただきその相性をチェックしてみてください。もし、店頭にない場合はご用意出来る場合もありますのでお気軽にお問い合わせください。

ただ、「試したくてもそのお店がない‥」「店頭ではちょっと試しにくい‥」といった方もいらっしゃるかと思います。

そこで、当社で売れているマイクの順位をもとにマイクに精通したスタッフにアンケートを行いランキングにしてみました。こちらを参考にマイクを選びを楽しんでいただければと思います。

次のページは、人気マイクランキングです。

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