唐突ですが"リズムボックス"…って覚えてますか?
リズムマシーンやドラムマシーンとも言われますが、ドラマーがいないバンドが代わりとして使用したりする、いわばバーチャルなドラマーの役割を果たしている楽器のことです。ただ、DTMの普及や各機材にデフォルトでリズムボックス機能が搭載されていたりするので、リズムボックスを使うユーザーは年々減少し、つい最近まではわずかな製品しかメーカーより発売されておりませんでした。
けれども、ここにきて「KR mini」含め、それぞれ以前のリズムボックスとは違ったカタチで発売しております。
パソコンと一緒に使うことでより高音質&柔軟な拡張性をもつハイブリッドドラムマシン。
参考製品:KORG「volca beats」オンラインストア詳細ページ ≫≫
音を作るサウンドメイクとデジタルでは出せない完全アナログ回路がウリのリズムマシーン。
多機能でありアナログサウンドやデジタルサウンド、もしくはサンプラーなどが融合したビートボックスマシーン。
そして、今回発売されるのが"簡単操作"と"シンプルさ"がコンセプトになったリズムボックスです。
「買ったけど使えない…」
「多機能じゃなく必要なことを必要な分だけして欲しい…」
そんな要望に応えたのが、このリズムボックス「KR mini」です。
では実際どんな製品なのか、思ったコトをそのまま書いてしまうハセベと一緒に見ていきましょう。
KORG リズムボックス「KR mini」レビュー
コルグさんのウェブサイトを見てみると、この製品のコンセプトは"簡単"、"シンプル"、"コンパクト設計"となっております。
まずはコンパクト設計ですが、スピーカー搭載にしてこの大きさは小さいですね。持ち運んでもそこまでかさばらないと思います。
内蔵のスピーカーの音量は部屋でするのに十分かと思います。聴感上ですがiPhono4Sの黒電話での最大音量より少し大きいくらいの音量でしょうか。低音もあるので微妙ではありますが…。
音量が小さければヘッドホン/スピーカー・アウトから外部スピーカーにケーブルで繋ぐこともできます。
電池駆動も便利ですね。ちょっと使いたい時はアダプターですと不便だったりします。また、別売りのアダプター「KA350」(¥2,100)を使うことで長時間の演奏も可能です。
次にシンプルな手順なのか、そして操作性は簡単なのか…を見ていきます。