一見ボタンが多くシンプル??と思ったのですが、液晶もないのでそこまで深い階層はありません。左上の黄色いツマミ「ジャンルセレクター」では音楽ジャンルに合わせたドラムパターンが内蔵しており、右端の黄色の長方形ボタン「パターン再生ボタン」で再生することができます。
各音楽ジャンルごとに6個のパターンと2個のフィルが用意されており、黄色の正方形ボタン「パターンボタン」と緑の正方形ボタン「フィルボタン」で切り替えることができます。
ジャンルセレクターでSongs/Chain Endという項目がありますが、ここに合わせて再生すると数小節分のドラムパターンが再生されるので、パターンの繰り返しではない曲的?な感じで楽しめます。
右上のツマミはテンポとボリューム(スピーカー&ヘッドホン兼用)を調節することができます。
ここまでの操作なら誰でも扱えそうですね。ドラムと一緒に楽器を演奏したいけど、選ぶだけがいい!という方にピッタリです。
それでは、どんなプリセットがあるかいくつか撮影しましたので、ご覧下さい。
ユーザーパターンの作成
では、少し応用です。自分のパターンを作ったり、その作ったパターンを並べたりすることはどうやるのでしょうか。
まず、左上のジャンルセレクターから音楽ジャンルを選んでください。
次に少しパターンを変えたいなと思うものを下のパターンボタン(黄色/正方形ボタン)で選びます。
選び終えたら、パターンボタン(黄色/正方形ボタン)を長く押します。すると、チェインボタン(白色/正方形ボタン)が消えて、パターン再生ボタン(黄色/長方形ボタン)が赤く点灯します。その状態でパターンボタンとチェインボタンを押すと、各ドラム音が鳴ります。
パターン再生ボタンを押すとカウントが入りパターンが鳴り出します。そのとき、パターン再生ボタンは黄色に点灯します。
パターンの上に新たなドラム音を重ねるのであれば、そのままボタンを押すだけで録音されます。パートを消したいときは、チェイン再生ボタンを押しながら鳴っているパート(パターンボタン/チェインボタン)を押すと消えていきます。
消えたら、ボタンを押して自分のドラムを録音していきましょう。
次に保存ですね。作り終わったら、パターン再生ボタンが赤く点灯しているのを確認し、左上のジャンルセレクターを回して「USER」にします。
あとはパターンボタンの1~6を長押しすれば保存ができます。
せっかくパターンが作成できたら「曲に合わせて演奏したい」ということもでてきますよね。そんな時便利なのがチェイン機能です。
それではチェイン機能とはなにか…を次の章で見ていきます。やり方をまとめた動画も合わせてご覧下さい。