Roger Mayer Dottore XFM | 往年の名レコーディング手法を再現するLC回路を搭載したイコライザー

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Roger Mayer Dottore XFM | 往年の名レコーディング手法を再現するLC回路を搭載したイコライザー

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。


Roger Mayer ( ロジャーメイヤー )が、往年の名レコーディング手法を再現するLC回路を搭載したイコライザー「Dottore XFM」を発売します。

LC回路(L:コイルと C:コンデンサーを使った共振回路) を搭載したイコライザーで、低域の特定の周波数付近をブーストするという手法が、伝説的なレコーディングで数多く使われていました。本機を使うことで、現代の機材でもその魅力的なサウンドが得られるようになります。

本機は、DAWを使用する現代のスタジオでの使用を前提に設計されています。マイク・プリアンプの後、456HDテープ・シミュレーターの前列での使用がおすすめです。これにより、アナログ・テープ時代と同じような効果を得られます。また、ポスト・プロダクションのミキシングで使用すると、低音の改善が必要なトラックに効果的なエンハンスをえられます。本機は最新の〈構成部品|磁性素材|低ノイズ技術〉を設計に取り入れています。ハードウェアにインサートして使用する場合でも、信号ロスの問題もありません。また、帯域がとても広いので信号のオリジナル品質を全て保持します。ロータリー式のバイパス・スイッチは状態を把握しやすく、素早く結果を視聴し確認できます。


生き生きとしたサウンド

キックやスネアに使えば、シェルの低い響きを引き出し、 パワーとダイナミクスが劇的に向上します。アコースティック 楽器も、これまで聞こえなかった響きが浮き上がり、生き生きとしたものになります。ボーカルに使えば、声と胸の響きを強調し、生き生きとさせられます。

アビー・ロード・スタジオ等、すでに英国で絶賛

本機リリースにあたり、英国の Abbey Road Studios、 Rockfield Studios、RAK Studios でのレコーディングでされ絶賛されました。LCタイプのイコライザーを使用した伝説のレコーディングが、時代を超えて輝いている理由のひとつはここにあります。ソフトやハードのアルゴリズムに支配されたプロセスが窮屈だと感じるなら、本機でのリアルタイムの探求はうってつけです。「レコーディングは楽しいものであって、面倒なものではない」とお分かりいただけるでしょう。

バイパス・モード

アンバランス機器をDAWシステムにつなぐ時、本機をバイパス・モードにすれば、バランスからアンバランスに変換すると6dB下がる(信号が半分になる)という問題が起こりません。

特長

  • 電源不要のパッシブ回路
  • 2チャンネル
  • ロータリースイッチでローブースト周波数を6段階に切り替え(41Hz / 45Hz / 50Hz / 70Hz / 84Hz / 102Hz)
  • 可変フィルターQポット1〜10(連続可変)
  • バイパス/ ローブースト切り替えスイッチ

仕様

  • 出力ノイズ

    • ‘-115dBu <10Hz-20kHz
    • ‘-117dBu 22kHz -22kHz
    • ‘-120dBu <10Hz IEC A
  • 周波数/位相特性(バランス・バイパス・モード)

    • 20Hz -0.05dB -3.0deg
    • 50Hz +0.01dB -1.4deg
    • 100Hz +0.01dB -0.8deg
    • 1kHz +0.00dB -0.2deg
    • 10kHz +0.05dB 0.0deg
    • 20kHz +0.05dB +0.1deg
    • 100kHz +0.93dB
  • THD @1kHz

    • 10dBu出力 0.0016%
    • 20dBu出力 0.0018%
  • 寸法:190W × 70H × 140D mm
  • 重量:1.4 kg

発売日

2022年2月7日

販売価格

¥223,300(税込)
JANコード:4519581037849


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