Blackmagic Designがプロ仕様モデルのライブプロダクションスイッチャー ATEM Mini Extremeシリーズ「ATEM Mini Extreme」と「ATEM Mini Extreme ISO」を発売します。YouTubeのライブ配信や、SkypeやZoomを使った革新的なプレゼンテーションを実現する「ATEM Mini」シリーズにプロ仕様のモデルが加わります。
ATEM Mini Extremeは、合計8つのHDMI入力に対応したプロ仕様モデル。16通りのマルチビュー表示、4つのATEM Advanced Chroma Keyer、4つのDVEを追加搭載したSuperSource、2つのHDMI出力、2つのUSBポート、さらにパワーアップしたコントロールパネルなどをサポート。ATEM Mini Extreme ISOは、ATEM Mini Extremeの機能に加え、全入力のクリーンフィードが得られる9つの収録ストリームをサポート。編集用のDaVinciプロジェクトが保存され、Ultra HDでの納品用にBlackmagic RAWファイルを再リンク可能となっています。ヘッドフォンアウトも装備。
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Blackmagic Design ATEM mini シリーズ | プロダクション&ライブ配信に最適な放送品質スイッチャー
ATEM Mini Extreme
プロフェッショナル向けの高度なスイッチャー。ATEM Mini Proの全機能に加え、8つのHDMI入力、2つの独立したHDMI出力、2つのUSBポート、そして1つのヘッドフォン接続を搭載。さらに、4つのクロマキーヤー、6つのピクチャー・イン・ピクチャー用DVE、2つのメディアプレーヤー、16ビューまでのマルチビューにも対応。
ヘッドフォンアウトも装備。
発売日
近日公開
販売価格
メーカー希望小売価格(税抜)¥113,800 (税込 ¥125,180)
ATEM Mini Extreme ISO
Extreme ISOモデルは、ATEM Mini Extremeの全機能に加え、9系統のH.264ビデオストリームをリアルタイムで収録でき、8系統のクリーンな入力とプログラムビデオを得られます。DaVinci Resolveプロジェクトファイルも保存されるので、後からプロジェクトの作り替えや編集に使用できます。
発売日
近日公開
販売価格
メーカー希望小売価格(税抜)¥147,800 (税込 ¥162,580)
主な機能
イーサネット経由のライブ配信
ATEM Mini Extremeモデルは、ハードウェア配信エンジンを内蔵しており、イーサネット接続を介してライブ配信できます。つまり、YouTubeやFacebook、Twitchなどに高品質でライブ配信でき、コマ落ちも生じず、設定もシンプルです。必要な作業は、配信サービスを選択して、ストリーミングキーを入力するだけです。ATEM Software Controlには、配信のセットアップを表示するパレットがあり、マルチビューにも配信ステータスが表示されます。配信ステータスは簡単に把握できるデザインで、データレートインジケーターはビデオフォーマットに必要なインターネット速度を表示します。技術に関して詳しい方は、XML設定ファイルのストリーミングプロファイルをアップデートして、新しいサービスをロードすることも可能です。
5Gや4Gの携帯に接続してモバイルデータを使用
ロケ撮影でライブプロダクションを行なう場合、ATEM Mini ProおよびExtremeモデルはAppleやAndroidの携帯電話とUSBポートで接続可能なので、モバイルデータを使用できます!メインのイーサネット接続のバックアップにもなります。携帯電話のテザリングは、最新の高速5G、そして一般的な4Gの携帯電話を使用できます。ATEMスイッチャーは、接続された携帯電話を自動的に検知し、携帯電話のインターネットを使用するよう切り替えます。設定を変更する必要はありません。接続された携帯電話は、USBポートを介してスイッチャーから充電可能です。携帯電話のテザリングとモバイルデータを使用できるため、ATEM Mini ProおよびATEM Mini Extremeシリーズは、移動型プロダクション・ソリューションとして最適です!
驚異的なバーチャルセット
ATEM Mini Extremeモデルは、4系統のアップストリームクロマキーヤーを搭載しており、エキサイティングなバーチャルセットを構築できます!4つの独立したクロマキーヤーを使用できるため、4台までのカメラを使ったバーチャルプロダクションが可能です。ATEM Mini Extremeは8系統の入力を搭載しているので、そのうち4つをカメラに接続し、残りの4つをバーチャルセット用のコンピューターに接続してレンダリングしたバックグラウンドを使用できます。あるいは、予めレンダリングしたスチルイメージの背景をメディアプレーヤーとメディアプールからロードすれば、カメラを動かす必要もありません。固定カメラのバーチャルセットで撮影できます。マクロを設定して、カメラを変更したり、メディアプレーヤーに適切な背景をロードすることも可能です!DeckLink Quad HDMIやライブバーチャルセット用のソフトウェアも使用できます。
パワフルなSuperSource
2つの独立したDVEに加え、ATEM Mini ExtremeモデルはパワフルなSuperSourceマルチレイヤープロセッサーを搭載。ATEM Mini Extremeは、4つのDVEレイヤーとバックグラウンドレイヤーを1つの追加の入力ソースとして認識します。ATEM Mini Extremeのすべてのビデオ入力は、SuperSource DVEとして使用でき、メディアプールのカスタムバックグラウンドにレイヤーされます。SuperSourceは、インタビューを受けている複数の人を複数のピクチャー・イン・ピクチャーで表示する際に最適です。エフェクトはオンエア前に設定でき、メインの2つのDVEは他のジョブ用に使用できます。SuperSourceは、追加のマルチレイヤーVFXスイッチャーを内蔵しているかのように機能します!
ATEM Streaming Bridgeで独自のスタジオを構築!
ATEM Streaming Bridgeは、ATEM Mini ProおよびATEM Mini ExtremeシリーズからH.264ストリームを受信して、SDI/HDMIビデオに変換するビデオコンバーターです。ローカル・イーサネットネットワークで離れた場所にビデオを送信したり、インターネット経由で世界中に送信できます!これは、非常に低いデータレートで高品質を得られる、高度なH.264コーデックを使用しているためです。放送局とブロガーがコラボレーションし、ATEM Miniを使ったリモート放送スタジオの国際的なネットワークを構築できると想像してみてください。セットアップは非常に簡単です。ATEM Software Utilityがセットアップファイルを作成するので、離れた場所にあるスタジオにeメールで送信できます。ATEM Streaming Bridgeは、ATEM Miniをリモート放送スタジオとして使用するための最適なソリューションです!
個別収録を使用して、ライブプロダクションを編集!
ATEM Mini Pro ISOおよびExtreme ISOモデルは、全入力のクリーンフィードおよびプログラムフィードを含む、複数のビデオストリームを同時に収録できるため、ライブイベントを編集可能です。ライブで使用されたメディアプールのイメージはビデオファイルと共に保存されます。ビデオファイルには、同期タイムコードやカメラ番号などのメタデータタグも含まれます。カラーグレーディング、エフェクト、グラフィックを使用して、イベントを再び編集できると想像してみてください!オーディオソースもすべて収録されるため、オーディオをプロが再ミックスできます。
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