ヤマハ 小型アンプリファイアー「MA2030」「PA2030」発表!

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ヤマハは小規模設備に最適なパワーアンプリファイアー「MA2030」「PA2030」を発表いたしました。
2014 年の発売以来、店舗における BGM 再生や学校設備における拡声用途で多くのお客様に導入されていた「MA2030」および「PA2030」ですが、お客様からいただいた意見を元にさらに改良された仕様変更モデル『MA2030a』『PA2030a』を発表いたしました。

従来モデルからの変更点

1. ローインピーダンス 8Ω接続時の出力パワーが改善
従来モデル『MA2030』『PA2030』はローインピーダンス 3Ω、4Ω接続に対応しており、8Ω接続時の出力パワーは 15W x2 チャンネルに半減していました。今回の仕様改善により、3Ω、4Ωに加え 8Ω時にも30W x2 チャンネルの出力パワーを実現。よりパワフルに音を届けることができるようになりました。

2. ヤマハスピーカーと組み合わせ最適な音質を実現する EQ プリセットを追加
従来モデル『MA2030』『PA2030』には、VXS シリーズを代表とするヤマハサーフェスマウントスピーカー、および VXC シリーズを代表とするヤマハシーリングスピーカーを最適な音質で再生ことのできるスピーカーEQ を搭載しています。今回の仕様変更では、さらにヤマハサブウーファーVXS シリーズ S モデルに最適なスピーカーEQ と HPF、LPF を新たに追加。接続するスピーカーに最適なモードを簡単に選択・設定することが可能になりました。

3. マイク入力ゲインの見直し
お客様のご要望を受け、従来モデル『MA2030』『PA2030』のマイク入力 HA カーブを見直しました。イベントや空間に合わせた細かな音量調整を行うことが可能です。

以下は「MA2030」および「PA2030」の仕様です。上記以外の基本性能に関しては変更ありません

MA2030および PA2030は、小規模設備に最適な出力を備えたコンパクトで堅牢なClass Dパワーアンプです。

1台でローインピーダンス接続とハイインピーダンス接続の両方に対応します。3つのステレオ入力と2つのマイク入力を持つ「MA2030」はミキシング機能に加え、BGM再生やマイクを使用するアプリケーションに最適なDSP機能を搭載しています、2つのライン入力を持つ「PA2030」は単体での使用のほか、「MA2030」と組み合わせて使用することで、スピーカーの増設や音量ゾーニングを行うことができます。

また、別売のオプション品として、専用のラックマウントキット「RKH1」を用意しており、さまざまな条件での設置が可能です。

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「MA2030」「PA2030」の主な特長

日常的に使いやすいデザイン

MA2030およびPA2030は、どちらも日常的な使いやすさを追求したユーザーインターフェースを持ち合わせています。たとえば、使用頻度の高いアウトプットボリュームのノブを目立たせ、それ以外の操作子を目立たなくさせることで、視認性と操作性を高め、普段の使い勝手を良くするよう配慮しました。さらに、コンピューターによる複雑な設定が一切不要のため、素早いセットアップ後は、機器に詳しくない方でも簡単な操作でお望みの音空間を演出することができます。

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ローインピーダンス接続とハイインピーダンス接続の両方に対応

MA2030およびPA2030は、ローインピーダンス接続(4Ω/3Ω、30W×2 チャンネル)とハイインピーダンス接続(100V/70V ライン、60W×1 チャンネル)のどちらにも対応しています。

3Ω駆動が可能なため、定格インピーダンスが 6Ωのヤマハスピーカーシステム「S15」「S55」「NS-AW シリーズ」のパラ接続も可能です。

ハイインピーダンス接続ではモノラルアンプとして、ローインピーダンス接続では本体背面のディップスイッチにより、ステレオ出力とモノラル出力×2 系統の切替ができ、用途に合わせた柔軟な音響設計が可能です。

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ローインピーダンス、ハイインピーダンス切替スイッチ

音楽再生やマイク使用時に役立つDSP機能を搭載

MA2030は、ヤマハの長年の業務用音響機器の開発で培ってきたプロセッシングのノウハウを、金属製の堅牢な筐体に詰め込んだパワフルな設備用アンプです。3つのステレオ入力端子に加え、2つのマイク入力端子(XLRコンボジャック、ユーロブロック)を搭載しているため、1台であらゆる小規模設備に対応することができます。スピーカーの音をマイクで拾ってしまうことによって起こる不快なハウリングをスマートに除去するフィードバックサプレッサーや、マイク回線の割り込みをスムーズに自動化するダッカー、入力信号の変化を検知し出力レベルが一定になるよう補正するオートレべラー等、音楽再生やマイク使用時に役立つ機能を搭載しています。

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様々なEQを搭載

MA2030は、機器のフロント側にステレオソースEQ (BASS/TREBLE)を装備し、入力信号の低域と高域のレベルを簡単に調整することができます。このソースEQは、倍音を付加することでより効果を強調するエンハンサー機能が搭載されており、リッチな音質で音楽再生することを可能にします。また、MA2030とPA2030はどちらもヤマハ商業空間用スピーカーVXCシリーズ、VXSシリーズをそれぞれ最適にドライブできるスピーカーEQを搭載しており、機器のリア側のDIPスイッチを選択することで最適なEQが再現されます。

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シーンに合わせた柔軟な組み合わせ

MA2030はPA2030と組み合わせて使用することで、接続するスピーカーの数を簡単に増やすことができ、サービスエリアの拡張のほか、ボリュームゾーニングを行うことができます。MA2030はさらに、別売のコントローラーパネルDCP1V4S-USを接続することで、ボリュームやマイクON/OFFのリモートコントロールが行えます。マイクON/OFF時にMA2030に内蔵されている呼び出しチャイムを鳴らすこともできます。また、MA2030およびPA2030を、単体あるいは並べてラックマウントするために、別売の専用ラックマウント金具RKH1を用意しています。

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リモートコントロール

発売中のコントロールパネル「DCP1V4S-US」をMA2030に接続すると、離れた場所からアウトプットボリュームやマイクのオン・オフ、入力の切替などの操作が行えます。また、マイクオン・オフ時にチャイムを鳴らすこともできます。

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「DCP1V4S-US」接続図

使用する環境に配慮した設計

MA2030およびPA2030は、機器の心臓部に高効率なClass-Dアンプを採用し、小規模設備に必要なパワーを確保しながらも、駆動時の消費電力を抑えるグリーンな設計を実現しました。また、静粛性や耐久性、機器本体のメンテナンス性に大きく寄与する冷却ファンレス設計を採用しています。さらに、電源部とアンプ部の両方に上位機種と同等のスマートな保護機能が搭載されており、本体に過剰な負荷がかかった場合に、機器本体とスピーカー等の接続機器の破損を防ぐよう設計されています。

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ラックマウント

別売のオプションとして専用ラックマウントキットである『RKH1』を用意しており、さまざまな方法での設置が可能です。

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ラックマウントキット『RKH1』(別売)

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主要規格

MA2030 PA2030
出力 1kHz, 20m秒バースト, THD+N=1% 3Ω/4Ω 30W x 2
ハイインピーダンス 70V/100V 60W x 1
アンプ回路 Class D
入力レベル (ステレオ入力) アンバランス 感度 -10.0 dBV -
最大ノンクリップレベル +10.0 dBV -
バランス 感度 - +4.0 dBu
最大ノンクリップレベル - +24.0 dBu
出力レベル (ライン出力) 定格 -10.0 dBV
消費電力 1/8出力, 3Ω, AC 100V, 全チャンネル駆動時 (ピンクノイズ) 30W
全高調波歪率 1kHz, 15W, 3Ω/4Ω ステレオ入力からスピーカー出力 ≤ 0.1%
1kHz, 30W, 70V/100V ステレオ入力からスピーカー出力 ≤ 0.2%
周波数特性 ステレオ入力 (ライン入力) からライン出力 20Hz to 20kHz 0dB, -2.5dB, +1.0 dB
ステレオ入力 (ライン入力) からスピーカー出力 50Hz to 20kHz, 1W, 3Ω/4Ω 0dB, -3.0dB, +1.0 dB
ステレオ入力 (ライン入力) からスピーカー出力 90Hz to 20kHz, 1W, 70V/100V 0dB, -3.0dB, +1.0dB
クロストーク ステレオ入力と他のステレオ入力 ≤ -70dB
コネクター マイク入力 MIC IN 1 XLRコンボジャック, バランス -
MIC IN 2 3.5mm ユーロブロック端子3-pin, バランス -
ステレオ入力 ST IN 1 ステレオミニフォンジャック (3.5mm), アンバランス -
ST IN 2 / ST IN 3 ステレオRCA端子, アンバランス -
LINE IN - ステレオRCA端子 (アンバランス), 3.5mm ユーロブロック端子3-pin x 2 (バランス)
スピーカー出力 バリアストリップ端子 x 2ペア
ライン出力 ステレオRCA端子, アンバランス -
外部制御 (DCP1V4S-US) RJ-45端子 -
保護回路 負荷保護 電源スイッチ on/off: 出力ミュート, 出力過電圧: 出力制限, 直流検出: シャットダウン
アンプ保護 過熱: 出力制限 → 出力ミュート → シャットダウン (*自動復帰機能付), 過電流: 出力ミュート (*自動復帰機能付), 積算電力: 出力制限
電源保護 過熱: シャットダウン, 過電圧: シャットダウン, 過電流: シャットダウン (*自動復帰機能付)
冷却方式 自然空冷
電源電圧 AC 100V; 50Hz/60Hz
設置条件、ラックマウント条件 機器の上下部に通風スペースを確保する
動作温度 0°C ~ + 40°C
保管温度 -20°C ~ + 60°C
寸法(WxHxD, 突起部含む) 215 x 54 x 288 mm
重量 1.8kg
付属品 電源ケーブル、3.5mm ユーロブロックプラグ (3-pin) x 1、取扱説明書、スペックシート(英語) 電源ケーブル、3.5mm ユーロブロックプラグ3-pin x 2、取扱説明書、スペックシート(英語)
オプション品 RKH1 (ラックマウント金具)
DCP1V4S-US (デジタルコントロールパネル) -

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YAMAHA MA2030

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YAMAHA PA2030

発売日

MA2030 / PA2030
2014年7月

MA2030a / PA2030a
2017年1月中旬

販売価格

MA2030
(税抜)¥35,000 (税込 ¥37,800)
JANコード:4957812556699

PA2030
(税抜)¥30,000 (税込 ¥32,400)
JANコード:4957812556767

MA2030a
近日公開
JANコード:4957812610056

PA2030a
近日公開
JANコード:4957812610131

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