Waldorfが、初代Microwaveの音源回路とアナログ・フィルターを忠実に再現したソフトウェア・シンセサイザー「Microwave 1 Plugin version 2.0」を発売します。
- 初代MicrowaveのASIC、DAC、アナログ・フィルターを250kHz処理で忠実に再現
- 8ボイスのボイスカードを最大3枚追加し、最大32ボイスの同時発音を実現
- ウェーブテーブル編集や最大8パートのマルチモード、各種アルペジエーターを搭載
特徴
Microwave 1 Plugin version 2.0は、ウェーブテーブル・シンセシスとアナログ・フィルターを組み合わせたハイブリッド・シンセサイザー「Microwave」を、DAW上で再現するプラグインです。オリジナル機に搭載されたWaldorf ASIC、DACの非線形特性、Rev A/BのCurtisフィルターをモデリングし、力強いベースライン、ウェーブテーブル・モーフィング、鋭いアタック、滑らかなパッドなどを制作できます。Version 2.0では最大32ボイス、アルペジエーター、ディレイ・エフェクト、プリセット・ブラウザなどを追加し、現代的なサウンドデザインにも対応します。

ウェーブテーブル・シンセシスとアナログ・フィルターを融合
Microwaveは、ウェーブテーブル・シンセシスとアナログ・フィルターを組み合わせたハイブリッド・シンセサイザーです。Waldorf Musicが発表した初代Microwaveは、力強いベースライン、躍動感のあるウェーブテーブル・モーフィング、鋭いアタック、シルクのように滑らかなパッドなど、個性的なサウンドで知られています。Microwave 1 Plugin version 2.0では、オリジナルのサウンドだけでなく、ハードウェア特有の挙動も含めて再現。DAW上で、初代Microwaveの特徴的な音色を使ったサウンドデザインが可能です。

Waldorf ASICとDAC、Curtisフィルターをモデリング
初代MicrowaveとWaldorf Waveに採用されていた独自開発の集積回路、Waldorf ASICの動作を解析・再現しています。プラグイン内部では、オリジナルと同じ250kHzの内部サンプリング・レートでシンセシス処理を実行。再現されたデジタル波形はオリジナルとビット単位で比較・検証されています。さらに、オリジナル機に搭載されたDACの非線形特性や音色変化、Rev A/Bで採用された2種類のCurtisフィルターもモデリング。ボイスごとのカットオフやレゾナンスをキャリブレーションし、アナログ・ハードウェア特有の個体差も再現します。
オリジナル機の細かな挙動とモジュレーションを再現
Microwave特有の、常にわずかな違いを持って鳴るサウンドは、エンベロープやLFO、モジュレーションに用いられた独自のアーキテクチャによるものです。Microwave 1 Plugin version 2.0では、オリジナルの68kコードを基に、エンベロープやLFOの動作、オリジナル機の制約による微細なタイミングの揺らぎを再現しています。フィルターとボリュームのADSRエンベロープ、8ステージのウェーブ・エンベロープ、2基のLFOなどを備え、ウェーブテーブルの再生位置やフィルター、音量の変化を細かく設計できます。

ウェーブテーブルと波形を編集して音色を作成
本プラグインでは、オリジナル機の全ウェーブテーブルとコントロール構造、全波形ライブラリを収録しています。コントロール・テーブルを使って既存のウェーブテーブルを編集できるほか、ユーザー・ウェーブフォーム・エディターで新しい波形を作成できます。ランダマイズ機能による予測不能なウェーブテーブル編集にも対応しており、既存プリセットの再現にとどまらない音作りが可能です。アルゴリズミック・ウェーブテーブルやスピーチ・ウェーブテーブル、8bitクオンタイゼーションとエイリアシングの再現も含まれています。
フルスケーラブルUIで内部構造を視覚的に操作
現代的なグラフィカル・ユーザー・インターフェースにより、オリジナル機では操作性の制約から確認しにくかったシンセシス・エンジンの内部構造を直感的に扱えます。高解像度ディスプレイに対応したフルスケーラブルUIと高コントラストのフォントを採用し、ウェーブテーブル、エンベロープ、フィルター・レスポンスカーブをグラフィカルに表示します。モジュレーションや再生ポジションはアニメーションで確認でき、フィルター・レスポンスカーブもモジュレーションに応じて表示が変化します。

最大8パートのマルチモードと最大32ボイス
マルチモードでは、最大8パートのインストゥルメントをレイヤー、スプリット、またはその組み合わせで使用できます。キーゾーンとベロシティ範囲によるスプリット、ボリューム、パン、デチューン、トランスポーズなどを備えたミキサーにより、複数パートの音色構成を組み立てられます。Version 2.0ではラウンドロビン/ランダムロビン・モードを追加し、複数パートの絶対値または相対値による同時編集にも対応。8ボイスのボイスカードを最大3枚まで追加でき、最大32ボイスの同時発音を実現します。
ポリフォニック・アルペジエーターと新ディレイを搭載
Version 2.0では、パートごとに独立して使用できるポリフォニック・アルペジエーターを搭載しています。ラウンドロビン・モードに対応したグローバル・アルペジエーターも用意され、アルペジエーターの出力はアニメーション・ピアノロールで確認できます。エフェクトには、フィルター、トレモロ、EQ、ディフューザー、ピッチシフターを組み合わせたディレイを追加。ウェーブテーブルの変化や複数パートのレイヤーに、複合的なエフェクト処理を加えられます。
プリセット管理とハードウェア連携に対応
ファクトリー・シングル/マルチ・プリセットをすべて収録し、5種類のオリジナル・サウンドセットと、サウンドデザイナーが手がけた4種類の新規サウンドセットも追加しています。プリセット・ブラウザはお気に入り登録、検索、各パートへの直接ロードに対応。オリジナル機のMIDIおよびSysExファイル、ユーザー・テーブルやウェーブテーブルを含むプリセット・ダンプ・ファイルもインポートできます。MIDIインターフェース経由では、オリジナルMicrowave用のグラフィカル・エディターとして使用でき、ライブ・モードでは操作したパラメーターをリアルタイムでハードウェアへ送信できます。

DAWでの音色制作から実機のエディットまで対応
Microwave 1 Plugin version 2.0は、単体のソフトウェア・シンセサイザーとしてだけでなく、オリジナルMicrowaveと組み合わせるグラフィカル・エディターとしても使用できます。プラグイン形式はVST、VST3、AudioUnit(AU)、AAXに対応し、macOSおよびWindowsの主要なDAWで動作します。Version 2.0では、最大32ボイス、マルチモード、アルペジエーター、エフェクト、プリセット検索、マルチレベルのUndo/Redoを利用できるため、初代Microwaveのサウンドと操作感を活かしながら、現代の音楽制作環境で音色を構築できます。
新機能
- 同時発音数を 8 ボイスから最大 32 ボイスへ拡張可能(発音のタイミングや音色のばらつきを忠実に再現)
- マルチモードにラウンドロビン/ランダムロビン・モードを追加
- パートごとに独立して使用できるポリフォニック・アルペジエーター
- ラウンドロビン・モードに対応したグローバル・アルペジエーター
- フィルター、トレモロ、EQ、ディフューザー、ピッチシフターを組み合わせたディレイ・エフェクト
- お気に入り登録、検索、各パートへの直接ロードに対応したプリセット・ブラウザ
- パラメーター編集に対応したマルチレベルのUndo/Redo
- 複数パートを絶対値または相対値で同時編集可能
- ミキサー/エンジニア/プロデューサーである Chuck Zwicky による新規プリセットを収録
主な仕様
- 製品の仕様やデザイン、動作環境などは予告なく変更することがあります。
デジタル・セクション(ASIC)
- オリジナル ASIC と同じ 250kHz の内部サンプリング・レートで動作
- 各ボイスの D/A コンバーター(DAC)をモデリング
- 各マルチ・インストゥルメントに2基のウェーブテーブル・オシレーターを搭載
- ASIC をベースとした独自のデジタル・ノイズ・ジェネレーター
- オーバーフロー・バグを含む、オリジナル ASIC のデジタル・ミキサーを忠実に再現
- 補間を行わないオリジナルのピッチ生成方式を再現
ウェーブテーブル
- オリジナル・データを基に、初代 Microwave の全ウェーブテーブルをビット単位で忠実に再現
- アルゴリズミック・ウェーブテーブルおよびスピーチ・ウェーブテーブルを収録
- 8bit クオンタイゼーション/エイリアシングを再現
- コントロール・テーブルによる直感的なウェーブテーブル編集
- オリジナル機の全波形ライブラリへアクセス可能
- ユーザー・ウェーブフォーム・エディター
フィルター
- Rev A/B のアナログ・フィルターを忠実にモデリング
- ボイスごとにカットオフ/レゾナンスをキャリブレーションし、アナログ・ハードウェア特有の個体差を再現
- カットオフおよびレゾナンスをモジュレーション可能
- モジュレーションに応じてリアルタイムにアニメーション表示されるフィルター・レスポンスカーブ
アンプ
- アナログ VCA およびパンニング・セクションをモデリング
- DAC の特性によるステッピングまで忠実に再現
モジュレーション
- オリジナルの 68k コードを基に、独自のエンベロープおよび LFO の動作を再現
- オリジナル機の制約によって生じる微細なタイミングの揺らぎをモデリング
- ディレイ・パラメーターを備えた ADSR フィルター・エンベロープ
- ADSR ボリューム・エンベロープ
- フィルター/ボリューム・エンベロープの各ステージをモジュレーション可能
- 可変キーオフ・ポイントおよびループ機能を備えた独自の8ステージ・ウェーブ・エンベロープ
- ウェーブ・エンベロープのレベル/タイム・ポイントをモジュレーション可能
- ディレイ・パラメーターを備えた LFO1 用アタック/ディケイ・エンベロープ
- 多彩な波形、Symmetry、Humanize パラメーターを備えた2基の LFO
- 2基の LFO 間で位相シフトが可能
- Global オプションおよびレート/レベル・モジュレーションに対応した LFO1
チューニング
- 4種類のユーザー・チューニングを個別に編集可能
- ユーザー・プリセットへ保存可能
マルチモード
- 最大 8 パートのインストゥルメントをレイヤー、スプリット、または両方を組み合わせて使用可能
- キーゾーンおよびベロシティ範囲によるスプリット
- ボリューム、パン、デチューン、トランスポーズなどを備えたマルチ・インストゥルメント・ミキサー
- パートごとに個別にチューニング可能
- オリジナルの全マルチ・サウンドを収録
- ラウンドロビン/ランダムロビン・モードを追加
- 複数パートを絶対値または相対値で同時編集可能
ボイス
- オリジナル機同様 8 ボイスの同時発音数
- インストゥルメントごとにボイスアサイン方法を設定可能
- 8 ボイスのボイスカードを最大3枚まで追加可能。最大同時発音数32ボイスを実現
ポリフォニック・アルペジエーター
- パートごとに使用できる高度なポリフォニック・アルペジエーター
- ラウンドロビン・モードに対応したグローバル・アルペジエーター
- アルペジエーター出力を表示するアニメーション・ピアノロール
エフェクト
- フィルター、トレモロ、EQ、ディフューザー、ピッチシフターを組み合わせたディレイ・エフェクト
プリセット
- ファクトリー・シングル/マルチ・プリセットをすべて収録
- 5種類のオリジナル・サウンドセットを追加収録
- サウンドデザイナーが手がけた4種類の新規サウンドセット
- ユーザー・テーブルやウェーブテーブルを含むオリジナルの
.mid/.syxプリセット・ダンプ・ファイルをインポート可能 - ユーザー・ウェーブテーブル、チューニング・テーブル、ベロシティ・テーブルなど追加データをユーザー・プリセットへ保存可能
- お気に入り登録、検索、各パートへの直接ロードに対応したプリセット・ブラウザ
ハードウェア・コントロール
- MIDI インターフェース経由で、オリジナル Microwave(シングルモード)のグラフィカル・エディターとして使用可能
- ライブ・モードでは、操作したパラメーターをリアルタイムでハードウェアへ送信可能
その他
- 設定可能なスペクトラム・アナライザー
- サイズ変更可能なグラフィカル・ユーザー・インターフェース
- パラメーター編集に対応したマルチレベルのUndo/Redo
プラグイン形式
- macOS:VST、VST3、AudioUnit(AU)、AAX
- Windows:VST:VST3、AAX
発売日
2026年7月27日
販売価格・ご購入はこちら
| 品名 | 販売価格 | リンク |
|---|---|---|
| Microwave 1 Plugin version 2.0 JANコード:4580646116342 | ¥25,630(税込) | オンラインストアで探す |
| Microwave 1 Plugin Upgrade 2 JANコード:4580646116380 | ¥8,415(税込) | オンラインストアで探す |
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