XferRecords ( エクスファーレコーズ ) がシンセ系音源で人気のソフト音源の最新バージョン「SERUM 2」をリリースしました。
- メインオシレーターが3つに増強、サウンドデザインの自由度が大幅向上
- MIDIクリップやアルペジエーターの刷新で制作効率アップ
- 魅力的でスマートなUIを引き継ぎ操作性が向上
SERUM 2
2014年の初代リリース以降、ダンス系のソフト音源として絶大な支持を得てきた「SERUM」が、約10年ぶりに大幅なバージョンアップを遂げました。再構築されたサウンドエンジンを搭載し、プロから初心者まで誰もが利用可能な直感的なワークフローを提供します。「SERUM 1」ユーザーは無償でアップグレード可能で、EDMや多ジャンルのプロデューサーにとってさらに充実のツールとなっています。
再構築されたサウンドエンジンと多彩なオシレーター
SERUM 2のサウンドエンジンが再設計され、オシレーター数が従来の2基から3基に増加しました。それぞれのオシレーターが「ウェーブテーブル」「サンプル」「スペクトル」「グラニュラー」「マルチサンプル」の多彩なモードで動作するため、多層的な音作りの可能性を実現。また、ノイズジェネレーターやサブオシレーターを含む複数のレイヤーを活用することで、音にさらなる厚みを加えることができます。

直感性に優れたデザインで操作性が向上
新しいバージョンでは、初心者でも扱いやすい直感的なインターフェイスデザインが特徴です。頻繁に使われるメニューがドロップダウン形式からボタン操作に改良され、必要な機能へのアクセスがさらにスムーズに。LFO描画時のペン選択など、細部にわたる改良により、制作効率が大幅に向上しています。リアルタイムでサウンドの変化を視覚的に把握できるビジュアルインターフェースは、多彩な音作りをサポートしつつ、誰でも取っ掛かりやすい魅力的な設計になっています。

制作効率を高める強力なツール
刷新されたアルペジエーターや、新しくなったクリップシーケンサーを搭載したことにより、グルーヴおよびフレーズ制作やシーケンス制作の自由度が拡大しました。12スロットを持つMIDIクリップは、主要なパラメーターやオートメーションを組み込んだ複雑なパターンを効率的に管理することが可能。また、オシレーターやエフェクト、センド回路を一元管理できる新搭載のミキサーにより、柔軟なルーティングができるようになっています。

さらに、エフェクトのセクションも新しくなっています。メインエフェクトだけでなく、2つの独立したバスでエフェクトを追加することが可能。また、シグナル・スプリッターモジュールが搭載され、マルチバンドあるいはミッドサイドで分割してエフェクト処理ができるようになります。例えば、低域のみエフェクターを掛けるといったことが可能です。スプリッターモジュールは3タイプあり、Splitter L/H(Low/High)、Splitter L/M/H(Low/Mid/High)、Splitter M/S(Mid/Side)の3種類から選択できます。
エフェクターは13種類になり、「Bode」「Convolve」「Utility」が追加。他にも「Distortion」「Delay」「Reverb」に新しいエフェクトタイプが追加されており、より個性あるサウンドを創作できるようになります。


発売日
2025年3月18日(火)
販売価格
XFER RECORDS SERUM 2¥38,226(税込)
JANコード:4511820114472

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