【FAQ】電子楽器における「分周 回路」とは?

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【FAQ】電子楽器における「分周 回路」とは?

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分周回路とは、周波数を1/nにすることで新たな周波数を生成する回路である。n=10であれば1/10分周となる。電子楽器における分周回路の応用は、高周波発振器を使用してそれを分周回路によって低い周波数を生み出していくことで、ポリフォニック(和音)を実現したもの。電子楽器における分周回路の使用は、主に1970年代あたりが盛んとなり、80年代以降はデジタル方式などの方式が中心となっていった。

分周回路はデジタル方式であるが、分周回路を利用していてもその他のVCF、VCA,等がアナログ方式のシンセサイザーは、一般的にはデジタルシンセとは呼ばれない。

【分周回路を使用した代表的モデル】
VOX Continental(オルガン)、Korg PS-3300、Moog Poly moog、Solina String Ensemble

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