【FAQ】マスタークロック、クロックジェネレーター、ワードクロックとは?

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そもそも「クロック」とは?

デジタルミキサーやオーディオ・インターフェース、DAC(デジタル・オーディオ・コンバーター)などを組み合わせて使用するシステムでは、サンプリングされた音声のデジタル信号をやり取りすることになります。たとえば44.1kHzサンプリングであれば正確に1秒を44100回に分けて記録、再生することになります。この周波数を生み出すのがクロックです。

オーディオ・インターフェース、CD、USB-DACといったデジタル・オーディオ機器にはすべて本体にこのクロックを生み出す部品が備わっています。一般的には水晶発振器が使用されていますが、高級機になるとルビジウムやセシウム等が使用されています。

ワードクロック

メトロノームのように複数のデジタル機器のタイミングを合わせる際に使用される信号を「ワードクロック」といいます。ワードクロックを出す機器は「ワードクロック・マスター」、受ける側は「ワードクロック・スレーブ」といいます。

S/PDIF経由などの1対1のデジタル接続の場合は、オーディオの他にワードクロックに該当する信号が含まれているため、スレーブ側機器でワードクロックを外部に設定すればOKです。

3台以上のデジタル機器を接続する場合、ワードクロック・マスターのクロックがすべてのシステムの基準となります。

ワードクロック信号を接続する場合のコネクタには、一般的にはBNC端子がつかわれています(下図の⑤の端子)。

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ジッター

デジタルデータの転送には必ず「ゆらぎ」が生じます。これを「ジッター」といいますが、クロックの精度が低いとジッターが増え、超高(低)域に影響を与えます。マスタークロック精度が高ければ高いほどジッターは少なくなり、システムは安定し音質が向上します。ジッターはゼロにすることはできません。

「マスタークロックジェネレーター」とはこの(超)高精度のマスタークロックを生み出す機器で、通常のA/Dコンバーターの1万倍の精度を備えている機器もあります。

ハイエンドなシステムを構築する場合は「マスタークロックジェネレーター」は必須といえるでしょう。

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