
シーケンサーは本来は「順番を制御する機器(自動洗濯機、エレベーター等、我々の日常生活でも多く見かけるものに使われている)」のことであるが、ここではミュージック・シーケンサーを取り上げる。シーケンス(sequence)=連続しているものという意味。
ミュージック・シーケンサー(以降:シーケンサー)
主に音楽データの自動演奏機能を持つ機器。シーケンサーはノートデータなどの演奏情報を記録・再生できる機器、またはソフトウエアで、音源と接続して自動演奏をさせることができる。音源とシーケンス機能が合体した製品もある。
アナログシーケンサー
MIDI誕生前にあった、CV/GATEというコントロール信号を記憶・出力できるアナログシーケンサーで、シンセサイザーなどを演奏できる。今でも愛好家は多い(後述)

デジタルシーケンサー(MIDI誕生以前)
演奏情報を半導体メモリーに記録、再生する装置。数値入力が可能。当初はCV/GATEといった単純に音程とノートオンオフ程度の情報を記憶できるものであった。
Roland MC-8

MIDIシーケンサー
MIDI誕生後は、演奏情報である様々なMIDIデータを記憶・再生可能となったため表現能力が格段に進化した。専用のデジタルシーケンサー機器も多く発売された(Roland MCシリーズ、YAMAHA QXシリーズなど)。また音源内蔵のシーケンサーも多く発売され人気となった(YAMAHA QYシリーズなど)1988-90年代

その後1990年代以降は、パソコンとシーケンスソフトウエアが主流となり、これにオーディオ録音機能も加わりDAWへと移行している。しかしながら現在でもマシンライブやダンスミュージック等では、CV/GATEに対応の専用ハードシーケンサーやシーケンス機能を装備したグルーブギアの愛好家も多い。
※ DAW:DAWはMIDIの他にオーディオも扱うことができるソフトウエア、音楽制作ツール。
korg SQ-1 STEP SEQUENCER
Korg SQ-64 STEP SEQUENCER

Arturia KeyStep Pro
4つの独立したシーケンサーを搭載したオールインワン MIDIコントローラー・キーボード
