【必見】クリーニングロッドにガーゼを巻く方法
こんにちは!
今回はフルートの頭部管掃除についてご紹介します!
頭部管で一番掃除しづらい部分と言えば、一番奥の壁(反射板という名称が付いています)とその周りの部分ですよね。
なかなか水分が取れなくて、クリーニングロッドの先端を動かして水分を取ろうと苦労されている方も多いのではないでしょうか?
その悩み、ガーゼの巻き方で解決できるかもしれません!
ガーゼの巻き方を工夫してみましょう
①用意するもの
ガーゼとクリーニングロッドを用意します。
②ガーゼをクリーニングロッドに通す
ガーゼを三角に折って、角をクリーニングロッド先端に通します。
③必殺!かぶせ折!!
ガーゼをクリーニングロッドの先端を包むように折り返します。
折り紙で言うところの“かぶせ折り”のように、表裏が入れ替わります。
ガーゼを先端に被せることで、クリーニングロッドの先端が反射板に傷を入れにくくなります。
④ガーゼを巻く
端をそろえるように巻いていきます。
この時、クリーニングロッドの先端をガーゼの端から5mm程離して巻くことで、反射板にクリーニングロッドが当たるのを防ぐと同時に、頭部管の奥までガーゼが届くようになります。
⑤完成!
④で端を揃えたことで、ガーゼに角が出来ました。
この角が反射板と周りの壁隅々まで届いて水分を吸い取ります。
ガーゼの面を変えて巻きなおして掃除をすることがオススメです。
ガーゼのお手入れ
2週間に1回は洗濯をしましょう。
ぬるま湯で手洗いをするとガーゼの傷みや縮みを遅らせることが出来ます。
クリーニングロッドに巻き付けたまま楽器ケースにしまうのでは、カビやにおいの原因となる事もあるのでケースとは別にガーゼ用のポーチや巾着を用意しておくことも大切です。
水分除去を徹底してEnjoy Music Life♪
いかがでしたか?
ガーゼの巻き方を工夫するだけで、簡単に掃除ができるようになります。
次回は木管楽器のスワブについてお伝えします。お楽しみに!!
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福岡県出身の西村です!ヤマハのSAXを愛用しています。楽器修理を通じて、今よりもっと音を楽しんで頂けるように最善を尽くします。