秋はチャンス!大型楽器の管内洗浄
こんにちは!杉浦です!
今日は、大型楽器の修理をお届けです。
ユーーーーーーーフォニウム
今日の主役です!
ユーフォニアムとも呼ばれますね。
修理の際は、なんの楽器かが
分かれば良いので、どちらでもOK!
「メンテナンスして下さい」
とのこと。
大きいので、メンテナンスも一苦労ですよね。
持ってるだけで100点満点!
お手入れを頑張ってるなら
1億点あげちゃいます!!
実は、大型楽器あるあるなのが汚れです。
大型楽器あるある
まずは水アカ。
ベルに陽気に飛び散っていますね。
抜差管のグリスを塗る所も
茶色に変色(サビ)しています。
抜差管の内側には緑色のカピカピ汚れが。
ピストンを抜いても見えますね☟☟☟
分解し終わってホッとしたのも束の間。
ふと机の上を見てみると…
これも全て内側には溜まった汚れです。
このように、小型楽器と比べると、
なーぜーか、汚れが溜まる傾向にあります。
汚れがあると、いくら管の太い楽器でも
息の流れが遮られてしまいますね。
分かってるけど…
そうはいっても大きいから
お手入れもするにも、相当な気力が必要!
気が乗らないまま、気付いたら数年放置。
なんて方も多いと思います。
今がチャンス!
そんな時は修理に出して下さい!
私達がかわりにキレイにします!
例年、冬前はお預かりの量が落ち着くので
秋はチャンスの時期です!
本格的に冬になると、年末年始に向けて
修理は段々と混みあって行きます。
大きな予定無ければ、今のうちに
早めの大掃除をしちゃいましょう!
洗浄だ!
汚れが多いので、管内洗浄を行います。
まずは抜差管やピストン。
洗ってみると…
なんか見えます…(震)
お湯の濁り…そして汚れ…
同じように本体も、お湯につけて洗います。
洗浄が終わってさっぱりしたら
次は消耗パーツの交換です。
ピストンの各パーツも古くなり
汚れも溜まっていたので
交換しながら組み立てていきます!
新品パーツと比べると、その差がすごい。
ピストンや抜差管の動作を確認し
問題がなければ完成です!
完成!
洗い終わりました!
水アカ無し!サビ無し!
汚れ無し!消耗パーツも新品!
楽器がキレイだと、やる気もアップ!
良いことだらけですね♪
お預かり時の大事なお願い
最後に、重要なお願いです。
店舗で受付した修理品は
自店リペアを除き、配送で運ばれます。
管楽器は、ミリ単位の調整を行う精密楽器です。
特に、大型楽器は衝撃に弱い為
ソフト(セミハード)ケースでの配送は
管が曲がる大事故に繋がる可能性があります。
配送のリスクを少しでも抑える為
・ハードケースでのお預かり
・修理に必要な付属品以外のお持ち帰り
を推奨致します。
ハードケースをお持ちでない場合は
一度、受付スタッフにご相談下さい。
皆様の楽器を安全に運ぶ為に
ご協力を頂ければと思います。
今回の修理は
・管内洗浄
・消耗パーツ交換
です。
修理・調整代 | 税込11,300円(パーツ代・送料別) |
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中高6年間をトランペットとコルネットの二刀流で部活漬けの毎日を過ごしてきました!全国の皆様からのご依頼、心よりお待ちしております!