象牙を囲む その4 ~プロアーティストが象牙材を試し弾き~
皆さまこんにちは。
島村楽器で展開している象牙カスタマイズを、アーティストの方に実際に体験して頂き、その一部始終を動画に収める
題して『象牙を囲む』シリーズ
最新作を公開中です!!
前回までの動画をまだご覧になっていない方は今すぐこちらをチェック
今回第四回目のゲストは坂上太一さん。
音楽プロデューサー保本真吾⽒による新人開発プロジェクト「ジョイミュー」参加。シンガーソングライターとして、ソロ活動の他、坂上太一TRIOとしても活躍中。
よく「この方は〇〇なギタリストです」といった紹介を目にしますが、「坂上太一さんってどんなアーティスト何ですか?」と聞かれたら、良い意味でちょっと困ります。。
アコギでのタッピングやパーカッショナブルな弾き方も駆使したギターテクニックはもちろん凄いのですが、ロック、ブルース、カントリー・・・といった音楽の引き出しがとても多く、ルーパーなどエフェクトを駆使した独特の世界観も持っていらっしゃる、そんな「規格外」なアーティストです。
そんな大げさな・・・と思った方は坂上太一さんのYOUTUBEをのぞいてみて下さいね。絶対そう思うから!
今回はそんな坂上さんの代名詞的存在である12弦ギターで、象牙ナット、サドル、ブリッジピンのフルセット弾き比べ。
世の中にギターマニアを自負する方は沢山いらっしゃると思いますが、「12弦ギターのパーツを象牙にすると音はどう変わるのか?」って質問されて、答えられる人そうは居ないですよね。
是非ご自身の目と耳でチェックしてみて下さい。(イヤホン、ヘッドホン推奨)
〜撮影後記〜
※以下、ネタバレを含みますので、動画をご覧になってからお読み下さい。
↓
↓
↓
第四弾如何だったでしょうか?
これまで私もかなりの数の象牙カスタマイズをやってきましたし、ルシアー駒木もギターの音を熟知したリペアの重鎮ですが、正直今回ばかりは「どうなるかやってみないとわからないなぁ」と話してました。
独特の響きを持つ12弦ギターが象牙パーツでどう音が変わるのか・・・
吉と出るか凶と出るか・・・
結果はご覧の通り。個人的には12弦ギターの独特の響きが「少しおとなしい感じになるかもな」と事前に思ったりもしていたのですが、そんな事は無かったですね。ルシアー駒木のコメントにもありましたが、予想以上に変化が大きかった事にも驚きました。
ビフォーアフターを何度も見返して頂いて、動画をご覧になった皆さまはどう感じたのかをコメントに残して頂けるとありがたいです。
今回、坂上さんとご一緒して感じた事。
「ギターも上手いが、トークも上手い」
動画を見てみなさんも感じたと思いますが、真横で坂上さんのプレイを見ると本当に「すごいなー」という言葉しかでないです。
撮影の合間に何気ない雑談もさせて頂くんですが、思った通り!?お笑いは大好きとの事(笑)
ライブのMCなんかも絶対楽しいんじゃないかなぁ。
加えて、会話の端々から「頭の良い方だなぁ」という印象も受けましたし、何より音楽に対する本当に熱い思いを持ってらっしゃる方でした。
撮影の度に思うのですが、皆さんとても良い方なので、自然と応援したくなっちゃうんですよね。良いご縁に感謝!
象牙カスタマイズを自分もやってみたい方は、是非ご相談下さい。
次回もお楽しみに!
特別国際種事業「陳列・広告時の登録番号等の表示」に関する表記
登録番号:第05462号
名称:島村楽器株式会社 浅草橋ギター&リペア店
登録の有効期間の満了日:2026年5月31日
記事中に表示価格・販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その価格・在庫状況は記事更新時点のものとなります。
店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。
石川県金沢市出身 2013年中途入社。生粋のA型で、「大人なリペアマン」がモットーのギターリペア工房の真面目担当。