こんにちは。

今回は早速どうぞ!

10月に入り、お店に来ていただいてる方は、リペアブースにアコースティックギターが毎日のようにつるされてると思った事でしょう。

これ全部ブリッジの修理なんです。

左から剥がして接着し、これからフレット交換を待っているギター、次に剥がしたものが2本、一番右が接着を終え、弦を張ったまま様子を見ているギターです。

この他にも、今月は10本前後のアコースティックギターのブリッジ修正を行なっております。

持ち込んだ皆さんは、気付いたら剥がれていたと仰っていました。

ブリッジの剥がれは大半、高温で湿度が多い時に発生します。

この夏は暑かったですし、湿気も多かったように感じます。

そのためになってしまったのではないかと推測できます。

これを見た方も、ご自身のアコースティックギターを確認してみて下さい。




では、そんなブリッジ修正をどのように行なっているか。見ていきましょう。

まずは、確認です。

メモ用紙などを、ブリッジとボディーの間に入れていきます。

今回はブリッジの左右が浮いている状態ですね。

ピックアップ、サドルを取り除いている間に、ブランドと剥がれ方を見て剥がし方を考えます。




今回は、このようにブリッジ周りの塗装が痛まないようにクロスで厳重に保護し

アイロンでスチームを当てます。

当てている間(今回は数十秒)、ヘラたちをお湯で温めておきます。

温まったヘラを軽く押す感じで、ニュルニュル~っとヘラを入れていきます。

きれいに剥がれましたね~

残りのボンドが緩んでいる間に、別のヘラでクリーニングしていきます。

キレイになりました!

ボディー側のボンドも取り除き、接着部の調整を行ない、接着です。

一晩明けて

はみ出しているボンドを除去します。

サドル、ピックアップを組み込むため、ボンドの除去と一緒にピッタリの穴に加工します。

中から光を当て確認しました。

弦をはり問題が無いかを確認。

キレイに接着されましたね。

完成です!


毎回、私の修理はアイロンとヘラ(笑)なんですが、仙台店のリペアマン遠藤のブログ錦糸町パルコ店のリペアマン和田のブログのように、ラバーヒーターを使った剥がし方もあるんですよ!ラバーヒーターも綺麗に修理できます!

私の場合、マーチンのブリッジを剥がす時などに使用します。

剥がす機会があったら、また書かせてもらいますね~

ブリッジ剥がれはきれいに直ります!!浮いていたらお近くの島村楽器へご連絡下さいね!


今回の修理内容

・ブリッジ剥がれ修正

合計金額 ¥34,100(税込)

*修理費用は同じ症例でも楽器の種類や形状・仕様によって異なる場合があります。

ご不明な点はお近くの島村楽器にぜひともご相談ください。

記事中に表示価格・販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その価格・在庫状況は記事更新時点のものとなります。
店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。

この記事を書いたスタッフ

浅草橋ギター&リペア店山口

島村楽器の店頭ギターリペアブースを新宿店~福岡イムズ店~梅田ロフト店〜大宮店と担当し、現在は浅草橋ギター&リペア店を担当しています。よろしくお願いします。

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