今回、ご相談頂いたのはこちらのアコースティックギター

一見、何も異常はないように見えるこのギターですが、よくよく見ていくと・・・

ピックガードの外周が浮いてきています。今にも剥がれてしまいそうで心配ですよね。
そこで今回は浮きの出ているピックガードを一度、完全に取り外して再度貼り直す施工を行います。

まずは浮きの出ているピックガードを剥がしていきます

一部の製品を除いてアコースティックギターのピックガードは専用の両面テープで接着されています。
無理に剥がそうとするとピックガードがダメージを受け再利用できなくなったり、本体塗装が剥がれや傷に繋がるので少しずつ、丁寧に進めていきます。

剥がし終えたら本体側に残った粘着や汚れも綺麗に拭き取ります。

取り外したピックガード裏に残った粘着も綺麗に除去します。

接着面に古い粘着や汚れ、油分が残っていると接着時の密着性が悪くなるのでピカピカにしておくのがポイントです。

綺麗になったらピックガード裏に新たな両面テープを貼り付けて接着の準備をします。

本体に当て、取り付け位置を確認します。

いざ接着!

問題ない事が確認出来たら台紙を剥がして、いざ接着!
本体とピックガードの間に気泡が入らないよう細心の注意を払い、きちんと密着させるのがコツ

作業を終えたら弦を張って完了です。

今回、ご相談頂いた楽器のピックガードに使用されているビニール系素材は寒暖差によって伸縮しやすい特性があります。
ピックガードの取付に使用される両面テープに限らず、一般的な粘着テープは熱が加わると粘着成分が柔らかくなり接着力が下がる傾向にある為、季節の変わり目は特に相談の多い修理内容となっています。
保管環境にご配慮いただけると修理後もより長く良い状態を保つことが出来ますよ。

今回の修理内容

  • ピックガードの貼り直し
  • ダダリオ EJ16
合計金額 ¥6,739(税込)+送料

※修理費用は同じ症例でも楽器の種類や形状・仕様によって異なる場合があります。
ご不明な点はお近くの島村楽器にぜひともご相談ください。


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この記事を書いたスタッフ

ギターリペア工房中野

「この楽器の状態って弾きやすいの…?」そんな不安な点を取り除きながらプレイスタイル・楽器に合ったベストコンディションを一緒に探していきましょう!

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