冬本番の影が差し


色付いた葉が道を埋め


劈く頬の柔肌が


赤く染まるセンチメンタル宮川です。



ここギター工房によくある依頼の一つがストラップピンの取り付け。

簡単な作業ではありますが実際にどのような作業を行っているのか、、、。

写真とともにご説明いたします。


今回ストラップピンの取り付け依頼があったのはこちらのウクレレ。

取り付けてほしい箇所はエンドの真ん中

お客様のウクレレはエンド側でサイド材を張り合わせていないタイプでした。


そうなると問題になるのはセンターの位置、、、"(-""-)"、、、

まずはセンターの位置を見つけましょう


最初に行うのはナットの長さとジョイントフレットの長さを測ります。

測った長さの半分に位置にしるしをつけて、その二つのしるしを通るように長いスケールを置きます

これにより、この楽器のセンターの位置が分かりました。

次にエンド側とスケールが交わった地点からまっすぐに線を引きます。

その線の中心を取ると、


ご覧のようにセンターの位置にストラップピンを置くことができました(まだ仮止めの段階)。


ではストラップピンを取り付けていきましょう。

まずはストラップピンの太さと長さを確認

太さが3.5ミリ、長さが15ミリ程度であることが分かります

ドリルで下穴をあけますが、その下穴は取り付けるビスより細くします。

下穴が太いと当然ビスは取り付けることができません。

また逆に細すぎてもビスが入らないので、ちょうどいい太さのドリルビットをチョイスします。

今回は太さ3ミリの物を使用します。

マスキングは先端から15ミリのところに貼っており、ストラップピンの長さと同じです。


それでは穴をあけてみましょう。

このようになりました。


ここで気になることが1つ、穴の周りに木がけば立っています。

これをきれいにする方法はこれです。

ドライバーでぐりぐり

すると、、、

こんな感じに仕上がります。

最後にストラップピンを装着して、、、

完成です!


パーツを1つ取り付けるのにも、このような物語があります。

全てはお客様の為、センチメンタル宮川でした。



今回の修理内容

  • ストラップピン追加

合計金額 ¥1,015(税込)+送料

*修理費用は同じ症例でも楽器の種類や形状・仕様によって異なる場合があります。

ご不明な点はお近くの島村楽器にぜひともご相談ください。


お近くの島村楽器はこちらから、

リペアブース併設店と専門店はこちらをご参照ください。

記事中に表示価格・販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その価格・在庫状況は記事更新時点のものとなります。
店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。

この記事を書いたスタッフ

ギターリペア工房宮川

中国で2年間ギターの品質検査に従事、手にした数は数万本。脅威の検品男が満を持して工房に再降臨!日本での活躍にご期待ください!多谢!

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