Gibson Les Paul Traditional カスタマイズ 其の参

皆さんこんにちは!


ギターリペア工房、中澤でございます!

遂に Gibson Les Paul TRADITIONAL のカスタマイズも最終章となりました!

今回はバックパネルの製作をご紹介致します。

元の物が割れてしまっていたので、せっかくなら金属で作りたいというオーナー様のご希望で、今回はブラス材を選択しました。

厚みは2ミリで、色合いとしては淡いゴールドなのでオシャレに言うとシャンパンゴールド、といったイメージですね。

今回はこちらでバックパネル2枚製作していきます!

表面に傷を入れない様、マスキングテープで保護をしながら作業になります。

まずは、おおよその形状に切り出すところから。

材質や厚みを加味し、機械より手作業の方が効率的かつ安全だったためそちらを選択しましたが、いかんせん手動ですのでここに至るまで約3時間・・・

翌日は右腕の筋肉がプルプルしてました・・・


ボディにピッタリはまる様に鉄やすりで微調整をしていきます。

ここも結局手作業が早い事に気付きました・・・

そして約1時間の削り出し微調整を経てボディにピッタリはまりました!

後はここにビス穴を開けて完成です!


いかがでしょうか?

見た目にも美しい上、激しいステージングでベルトに強打しても金属なので割れる心配は皆無!

(ただ、300グラムほど重くなります・・・)



ここまでで電装パーツの全交換とナット交換とバックパネルの製作と、

3回に渡りカスタマイズ内容を紹介させて頂きましたので、最後に金額を載せておきます。

以下の中から「バックパネルだけお願い!」といったご依頼も可能ですし、レスポール以外の楽器をお使いの方でも是非ご検討下さい!



・電装パーツ全交換工賃:¥7,938/ 各電装パーツ代合計:¥8,856

・ナット交換工賃:¥9,072 / オイル漬け牛骨ナット材:¥1,080

・ブラス製バックパネル製作工賃:¥13,608 / ブラス製板材:¥2,160

・弦代(エリクサーOPTIWEB #10-46):¥1,792

合計金額 ¥44,506(税込)+送料

*修理費用は同じ症例でも楽器の種類や形状・仕様によって異なる場合があります。

ご不明な点はお近くの島村楽器にぜひともご相談ください。


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この記事を書いたスタッフ

立川店中澤

バンド経験を活かして、お客様がより楽しく楽器を弾くためのお手伝いをさせて頂きます!特に配線の修理やカスタマイズ、多弦楽器のセッティングはお任せ下さい!

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