シールディング加工~金属箔Ver.~
シールディング加工
待機ノイズの軽減を目的としたシールディング加工を行います。
アース線を増やしたり導電塗料の塗布、金属箔でキャビティ内を覆ったりと選択肢が多くあるシールディング加工ですが、今回は金属箔を使用した場合を紹介します。
パーツを外しただけの状態がこちら
コントロールやピックアップ、ジャックのキャビティには一切のシールディング処理が行われていません。
今回使用するのはアルミ素材。キャビティの形状に合わせてカッティングし、壁面に貼り付けていきます。
仕上がった状態がこちら
ピックアップやコントロールパーツの端子が接触する可能性のある部位にはショート対策として絶縁テープを貼り付けています。
もちろん、ピックガードの裏面も金属箔を貼り付けています。これにより、ホットに侵入しようとする電磁波を四方からガードし、待機ノイズを軽減させています。
金属箔によるシールディングであれば、金属箔を剥がす事で簡単に元の状態へと戻す事が出来ます。
シールディングを行う事で音質が大きく変わってしまう事もあるので「ノイズ対策はしてみたいけど、いざと言う時には元に戻したい」という不安を抱えられている方にもおすすめです。
今回の修理内容
- シールディング加工
合計金額 | ¥9,790(税込)+送料 |
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※修理費用は同じ症例でも楽器の種類や形状・仕様によって異なる場合があります。
ご不明な点はお近くの島村楽器にぜひともご相談ください。
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「この楽器の状態って弾きやすいの…?」そんな不安な点を取り除きながらプレイスタイル・楽器に合ったベストコンディションを一緒に探していきましょう!